主催者ではあるけれど、この発表はオフィシャルではない扱いですので、どうぞよしなに。

 ふとしたことから、5〜8枚目のMana Drainが手元に来そうなのです。現在の相場からは結構格安で。
と云うことで、計算をしてみた結果。

 8月5日の東海道ヴィンテージについて。
 参加者が30人を超えましたら、優勝賞品にMana Drain1枚あげちゃおうかなと、企んでおります。まぁ、ぎりぎり採算が合うかな、合わないかな、と云うラインですので、英語版ではありませんが。

…あとは口コミに期待…
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&;d=20060721&a=20060721-00000025-kyodo-spo

 しつこいマーク、ぎりぎりのフィジカルな攻防はいい。
 暴言や侮辱。いつからこんな、明確な非紳士的行為が、正当なプレイの、正当なテクニックのひとつになったのか、私は知らない。
私が理解しているルールによれば、「暴力行為」と並んでこういった「非紳士的行為」はレッドカードの対象だった筈だ。

 かのペレが「世界で最も美しいスポーツ」と評した、そして世界中で愛されているサッカーにおいて、「暴言や侮辱」を当然の行為だと評価する人たちこそ、ジズーの行為よりも深刻な問題だと、私は信じて疑わない。

慌てて告知

2006年7月17日
 各所からの訴えにより、今まで告知をしていなかったことに気付くていたらく。急激な環境の変化は、随所に悪影響をもたらします。どこかで思いっきりリフレッシュしたいわね。

 とにかく、8月5日に大会やりますので、よろしくお願いします。

Tokaido Vintage 2nd Stage in Nagoya
 DCI公認M:TG ヴィンテージ
 日時 8月5日(土)
    受付9:30〜10:30
 会場 名古屋市港区 港湾会館 3階第10会議室
 参加費 1000円

 沼津、東京、名古屋と3都市で組んで、昨年から始まった、ヴィンテージトーナメントシリーズ。
2年目の今シーズンの、2戦目です。
優勝商品には、今年は去年ほどインパクトのあるものは用意できていないのですが、まぁ、私の主催大会では普通にDCIフォイルを。その他にも、CDSのパックを合計1箱分の予定。

 関東、静岡からも遠征が期待されるこのトーナメント、私自身は勿論主催者役なので参加不可能。と云うことは、私の所持しているカードは全てレンタルOK。P9も、総て2枚づつそろえて、多数のレンタル申し込みに備えております。
多数の参加を、お待ちしております。

 質問疑問などは、
 waterforest_mtg@hotmail.co.jp
までお寄せいただければ幸いです。
ISBN:4576060988 文庫 村井 理子 二見書房 2006/06 ¥630

 世界は、そして人類はかつてない脅威に晒されている。間違いない。

 とりあえず昼休みに本を買い、どうしようもなく暇な勤務時間中にこっそり読もうとしたら、どうしても零れてしまう笑いを抑えられなかった。
 非常に危険な状態に陥った…

東海予選二次

2006年7月1日
 土曜日に本当に何も予定がないことが確定したのが金曜日。
 金曜日に慌てて、いくつかのデックリストをピックアップして、カードを整理してみる。不足していたカードを集めに、BMとかに寄ってみたのが仕事帰り。

 金曜日の夜に、完コピでデックを組み上げたのが午後11時40分でした。
予定調和的に、デックを回してみることもなく、サッカーを見てそのまま眠ってしまう。

 所謂ぶっつけ本番で、予選に望んだのでした。

 実に久しぶりの公式戦です。しかも、予選とかトライアルに出るのって、何時以来か自分でも判らないぐらいです。

 組んだデックは、「トロン」と「太陽拳」のふたつ。デッキ登録用紙を目の前にしてまで暫く悩んでいましたが、トロンはなぜかいつも裏切られるのと、2枚ほどカードが足りなくてほかのカードで代用してあったので、「太陽拳」を使うことに。東海1次でぐっちさんが使ったデックの75枚コピーです。

 本戦の土曜日はどうしても仕事で抜けられないため、そしてFNM含め公式戦は4月以降初なので、49人6回戦の3人抜けの大会で、自分の最低目標は2勝、希望的目標は勝ち越しだったのは、今となっては秘密です。

 初戦の開始時の心地よい緊張感に聊か感動しつつ、ゲームスタート。
 1戦目、ビートっぽいデック相手に1-0-1で勝ち、2戦目は猫愛での三流魔導師さんのアゾリウスビート1-1-0で引き分け。早くもスタッフのTesting氏に全勝縛りだねと言われてしまうものの、もとより抜けることが目的ではなかったため、気楽に構えていました。むしろ、自分としては上場の立ち上がりに満足していたり。
3戦目はWAO氏で、GGデックだったのかな。1本目にかなり時間がかかり、1-0-1で勝ったと思う。
4戦目はトロン。1本目は相手壮絶な事故、2本目は普通に勝ち。早くも目標の勝ち越しが決まる。
5戦目はケロヨン君、太陽拳ミラー。とりあえず1本目をやってみて、すっぱり負け、やはり自分が下手だということを確認。彼もここまで3-0-1で、次に勝てば確定、しかも決勝相手はシミックトロンということが判っており、トスすることに。
最終戦は、対戦相手さんも勝っても抜けられないポイントだったので、やることに。知らない方だったのですが、トスすることで抜けが確定する相手だったら、トスする気満々だったのですけど。で最終戦はこちらもシミックトロン。序盤は相手の場、中盤以降はこちらが押す場面だったのですが、なんというのか、序盤から押されていても脅威を感じない。《シミックの空呑み/Simic Sky Swallower(DIS)》がでてきても何の苦もなく《神の怒り/Wrath of God(4E)》で流せるし、対して相手はこちらのファッティを苦労して《撤廃/Repeal(GPT)》で時間稼ぎ。それでもかなり時間がかかって、1本目を取った時には残り3分以下でした。

 そんなこんなで、自分でも信じられないような4-1-1で6位という成績、しかも1敗はトスのみというできすぎと云う結果に。
残念なことに、トスしたケロヨン君は最終戦を引き分けてしまい権利を脱がしてしまったのですが、これで彼が抜けていたら、満願もいいとこでしたね。
結果的には、49人中3人抜けというかなり割のいい大会でも、5-1-0のオポ差で一人が落ちると云う、結構シビアなものでした。月さんは、残念でしたね。

 細かいミスはたくさんしたし、何よりも練習も何もなしでいきなり勝てたのは、やはりデックが強いから。3戦目ぐらいからようやくデックの本来の使い方が判ってきたような感じでしたからね。デックデザイナーがぐっちさんなら、今度何かおごらなきゃ、とか勝手に考えています。

 帰りに、チカミヤさん、じた君、フェイク君、ケロヨン君とマクドに寄って長いことお喋り、最後まで愉しんで、非常に満足した1日でした。

 次は、来週日曜日のコールドスナップのプレリリースにスタッフで参加する予定です。

法の精神

2006年6月20日 エッセイ
 法治国家において、刑法とは、被害者(家族、遺族も含める)の復讐心を満足させるためにあるのではない。

 この基本的な法の精神を忘れて、被害者感情に迎合するような刑罰を是とするような風潮は、非常に危険な傾向だと、私は想う。

水森杯6回目

2006年6月18日 ゲーム
 べっ、べつに、あんた(達)の為に大会開いてるんぢゃないんだからねっ!(挨拶)

 基本的に隔月開催の大会なのですが、この間、私自身が殆どスタッフ活動をしていないということもあって、かなり久しぶりな感覚でした。

 とりあえず、集まってくださった8名の戦士たちには、心より感謝の気持ちを。

 採算性なんてもとより度外視なのでいいのですが、公認には執着心があるので。

 こじんまりとした会になりましたが、しばし参加者様が楽しい時を過ごしていただけたなら、嬉しいです。
もちろん私は、楽しみましたよ。

 と云う訳で、ちょと狙ってみた冒頭の言葉は、結構本音だったりします。

 次回は、8月5日(土)です。
今度は、Tokaido Vintage 2nd Nagoya Stageですよ。
 みなさま、大変お久しゅうございます。
 特にリアル世界では。

 仮想世界ですらまともに姿を現していないのに、現実世界ではもっと長いこと姿を消しているような気がします。

 先週も、その前もイヴェントがあったのに参加していません。明日も、東海地区予選だというのに、参加できません。
…去年は、「東海地区予選に出て、本戦に行くんだ!(ジャッジとして)」とか意気込んでいたのに…

 そもそも、私は好きで、趣味でマジックのジャッジ・スタッフをしているのに、先週も、その前も、明日も、ずーっとお仕事で参加できないのは、大変ストレスが溜まります。
啼くぞ、ほんとに。にゃぁ…

 とにかく。マジックがしたいです。マジックにかかわりたいです。
…誰か私に時間をください。

 ただの愚痴です。
 皆様、お元気ですか。最近ちょっと疲れ気味のWaterForestです。
またぞろ日程が近くなってきましたので、ご案内などを。

・WaterForest Cup Vintage#6
・DCI公認MTG レギュレーションVintage
・2006年6月18日(日)
 午前10時受付開始、10時半受付終了
・会場は、名古屋市港区 港湾会館
・参加費 1000円
・定員 一応50名
・スイスラウンド3〜6回戦
・賞品 特製アーティストプルーフ、DCIフォイルなど

 一応、公認大会ですので、プロキシは使用不可、全て本物を使用してください。また、版によって裏面の印刷の濃淡がありますので、裏が透明ではないスリーブを使用してください。

 前回同様、MTGEvent.jpさんの方に、告知をしております。
また、今回も、
waterforest_mtg@hotmail.co.jp
にて、予約を受け付けます。ご予約の際には、DCIナンバーとお名前を明記してくださるよう、お願いします。
なお、予約参加者の中から抽選で1名の方に、参加費のキャッシュバックをしようと思っております。

 ディセンションは、ヴィンテージシーンに何らかの影響を与えるのでしょうか。
皆様のご参加を、楽しみにお待ちしております。

 また、毎度おなじみ、カードのレンタル相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

飛天奔流

2006年6月1日 お仕事
 流転といいますか、急転直下といいますか、状況が予測を超えて変化しました。

 今迄、普通に土・日がほぼお休みという状況下で仕事をしていました。年度末の時点で、5月1日付で土日関係のない職場への転勤を示唆されていた私は、GP浜松の時点で顔馴染みのジャッジ仲間には挨拶をしておいたものです。
曰く、「これが最後のイベント参加になるかもしれません」と。

 ところが、5月が近づいてみると、どうも人事異動の調整が難航した様子で、5月1日付での転勤の話は跳んだと言われてしまいました。
非常に酷い話でした。示唆されていた転勤先は、5月5・6・7日は勤務になる予定だったため、ゴールデンウィークなるものの予定なんてとても立てられませんでした。5月6日には、東海道ヴィンテージの東京ステージがあったのに、泣く泣く諦めたものです。
ところが、転勤話が跳んだと聞いたのが、4月末もいいとこ。急に降って湧いたGWで、やっぱり、新幹線の指定も宿も取れずに、東海道ヴィンテージの東京ステージは啼いて諦めることになったわけです。悔しさは約2、5倍(当社比)ですよ。

 そして、雨の合間の5月末、突然又転勤話が湧いてきたのです。まぁ、現在の職場で私ひとり分過剰配置になっている訳で、いづれ動くことになることは判っていたのですが。
6月1日から、自宅からとてもとても遠いところへ、転勤することになりました。どれくらい遠いかというと、まぁ、今までの感覚で言えば、毎日が早番みたいな感じかしら。早く帰れるわけでもないのにね。

 悪くはないけれど、良くもない点がひとつ。一応、毎週日曜日はお休みなので、地元のPTQやGPTなどは、日程が合えば参加することは出来そうです。ただし、土曜日は半分は出勤。半分はお休み。なので、土曜日のイベントに参加できる確立は半々ですね。
しかも、私はGPへは必ず月曜日に休暇をとって参加していたのですが、月曜日は勤務表の関係で大抵スタッフの誰かの休みが入っているので、これから休暇を取れるかが怪しいところ。しかも、土曜日も、たまたま勤務表が合えばいいけれど、合わなければ、交代で休みになっているので休暇はとても取り辛そう。つまり、今後はやはり、GPクラスのイベントへの参加は微妙な状況な訳です。

 趣味のために生きていて、生活費を稼ぐためだけに働いている私にとっては、非常にビミョーなことになってしまいました。

酒呑み西へ

2006年5月21日 旅行
 5月の20、21日と、岡山へ出かけてきました。

 ただ、お酒を呑むためだけに。

 岡山駅の近くに、浜木綿という、その筋には大変有名な居酒屋さんがあります。1階が鮮魚店、2階が居酒屋なのですが、特筆すべきは、日本酒の呑み放題コースがあること。もう酒好きには堪りません。しかもこの呑み放題、銘酒の4合壜を幾本かテーブルにドンと持ってきて、さぁ好きなだけ呑め、というスタイル。しかも、その幾本かの4合壜は、時間でローテーションされて、最終的には10種類以上の銘酒を楽しめるのですよ。

 20日、昼頃の新幹線で、高校の時の同級生、所謂腐れ縁の呑み仲間と一緒に岡山へ移動。やはり高校の時の同級生で、現在岡山在住の友人と落ち合う。最近父親になったばかりのヤツは、しばらく見ないうちにすっかり壊れていて、まずはメイド喫茶に案内されてしまう。
 メイド喫茶の特別企画、妹デイにドン引きしながらとりあえず近況などを語り合っているうちに、チビ介と奥様の顔を見に彼の家に行くことに。
 程なく、やはり高校の頃の同級生で、現在東京在住なのに何故か日本酒のためだけに飛行機に飛び乗ってきたもうひとりのお馬鹿と合流。
 チビちゃんのお相手をしながら、暫く会っていない旧友たちの近況などを語り合って過ごす。

 夕刻になり、お店の予約の時間が近づいたため、岡山駅まで戻り、それぞれの宿にチェックインしてから徒歩で浜木綿に向かう。そうそう、日本酒呑み放題コースが非常に人気な為、このお店は予約なしで入ることはほぼ不可能です。

 お店に入って暫く、別行動だったさらにもうひとりの、高校の頃の同級生である酒飲みお馬鹿が合流。5人での宴会がスタートしました。4000円の料理と、3000円の呑み放題コースで、豪勢な船盛り始めとてもおいしいお魚料理を肴に、銘酒の呑み放題。
この日並んだ酒瓶は、YK35や越乃白雪、真澄、一耕など。更に、萬寿、紅寿、翠寿、碧寿などの久保田スペシャルシリーズなど。
全部一通り呑んでみましたとも。

 更にその後、謎なコスプレバーと、正統派のシガーバーを梯子して、20日の夜は終わりました。

 21日、連れは用事で早朝に帰ったので、ひとりでのんびりと起きる。後楽園の傍に竹久夢二の美術館があるというので、見に行く。夢二の絵は大好きで、狭い美術館の中をゆっくりと見て歩く。
まぁ、竹久夢二といえば、日本発の萌え絵画家なワケデスヨ。
 ついでに後楽園もゆっくり散歩がてら歩いて、昼過ぎの新幹線で家路に着きました。

 まぁ、又そのうち、酒を呑むためだけに岡山へ行きたいと思っている訳なのですよ。件の日本酒呑み放題コース、更に珍しい酒が並ぶ4000円コースもあるらしいですからね。そのうち、そのうち…
 この日記は、
http://diarynote.jp/d/65128/20060509.html
を元ネタとして書かれています。

 って、迂闊なことを書くと、きっとあちこちで叩かれるのでしょうね。
まぁ、本人に直接言ってこないような批判や誹謗などは、気にするにも値しないのですけれどね。

 要するに、ヴィンテージでは非常に高価なカードを多数使用するので、デッキチェックといえども自分に見えない所へカードを持って行かれるのは不安でしようがない、ということですよね。

 正直なところ、コレクターとプレイヤーではこんなにも意識が違うのか、という驚きがひとつ。そして、ずいぶん酷いことを言われているなぁ、と悲しくなるのがひとつ。

・目の前(あるいは、自分が対戦テーブルを離れて監視に行くでも可)でデッキチェックを行って貰う事は出来るのでしょうか?
・上記が不可能な場合、デッキのカードを本人が記録・確認などをしてから渡すなどは可能なのでしょうか?

 この2点については、件の日記を書いた友人である筈の私よりも先に、すずけん様が実に的確に、それらができない旨説明してくださっているので、そちらを見ていただきたい。
http://diarynote.jp/d/37082/20060510.html

 ヴィンテージに限って、不安を解消するためにプレイヤーの目の前でデッキチェックをするということは、私個人としては不可能ではないと思います。
しかし、その為には、プレイゾーンの他にテーブルがふたつ、そしてそれに専念するための2人の余分なスタッフが必要になります。解りますよね?
そのための余分に広い会場と、余分なスタッフの人件費、それらを負担するだけの参加費を払って、公認のヴィンテージ大会に参加したいというプレイヤーは、どれだけいるのでしょう?

 それから、ずいぶん酷いことを書かれているなぁと思った所以。MM氏にその意図があったかどうかは別として、この文章では、「高価なカードを使用する場合、ジャッジといえども信用できないのでデッキなんて渡せない」と言われているのと同じだからです。
デッキチェックが必須な、K値24以上の大会を主催できるのは認定ジャッジだけです。それでもなおジャッジを信用できないと言われるのでしたら、それは最早公認大会そのものに対する不信でもあります。

 プレミアイベントなどで当たり前のようにデッキチェックをする方の身としては、そう言われてしまえば、「デッキチェックがあるような大会には参加できませんよね」としか言いようがない。少なくとも、私には。

 決して、責めるつもりは欠片ほどもない。でも、理解して欲しいこともある。そんな気持ちで、この文章を書いています。
 GP浜松のサイドイベントレガシーでは、どのプレイヤーよりも楽しそうだと評されたHJ、WaterForestです。
事実、総てのプレイヤーよりも愉しんだ自信があるのですが、ちょとミスジャッジとツッコミを受けた事柄がありますので、言い訳などしてみようかなと。

 詳しくはリンク先を見ていただくとして、
http://diarynote.jp/d/43458/20060414.html
問題のカード《Krovikan Horror(ALI)》の最新オラクルは、確かに下記のようになっています。

Krovikan Horror
3B
Creature - Horror
2/2
At end of turn, if Krovikan Horror is in your graveyard with a creature card directly above it, you may return Krovikan Horror to your hand.
1, Sacrifice a creature: Krovikan Horror deals 1 damage to target creature or player.

 では何故、当日の私はこの誘発能力を「アップキープの開始時に誘発します」と言い切ったのでしょうか。
 MTGのカードは、膨大な種類が印刷されています。そして、今回のレガシーと云うレギュレーションは、その殆どが使用可能になっています。ところで、如何に公認ジャッジとはいえ、その総てのカードの最新オラクルを暗記しているなんて変人は居ないと思います。これが言い訳たる所以なのですが、少なくとも、私には暗記できません。
そして、件のカードは、私も殆ど使ったことがありませんでしたし、主催するヴィンテージでも殆ど使われていません。
 そこで、「最新カード辞典」なる書籍に頼った訳です。で、その書籍には確かに「アップキープの開始時に」と記載されていたのです。カードには「ターン終了時に」と明記されていたので、私も?とは想ったのですが、2回ほどその書籍の記載を確認して、その記述を信用して判定をしました。

 これが、所謂ミスジャッジ疑惑の真相です。

 結果、確かにオラクルとは異なるカード解釈をしていた訳で、それによってデックがデザイン時の意図とは異なる動きを強要されてしまったという不利益をプレイヤーには与えてしまいました。その件については、この場で謝罪させていただこうと想います。

 予めレガシーを任されることが判っていれば、ワールドの時のプレミアム・アンティーク・ドラフトの時のように使われそうなカードのオラクルをプリントアウトして持参すると云うことができたでしょうし、おそらく私ならそうしていたでしょう。ただ、今回はそんな配置をされるとは考えていなかったので、全く準備していなかったのですよ。

 勝手ながら、プレイヤーの皆様にはひとつお願いがあります。構築戦で、特にエクステンデッドやエターナルにおいては、自分が使おうとしているカードの最新オラクルを調べておいて欲しいのです。対戦相手がそのカードを知っているとは限らない状況において、そのカードの効果を相手に説明するという場面は珍しくはないと想います。そういった時の為に、使用者も正しい知識を身に付けておいて欲しいです。勿論、ジャッジはその上で正しくオラクルを確認し、判断を下す義務を負っています。私も今まで以上に精進します。ただ、今回のようにジャッジが間違えた時、間違えそうな時に、「俺はつい先日オラクルを確認したばかりだ。その判定はおかしいと想う」と言って頂ければ、今回のような不幸な事柄は防げると想うのです。

 今回の経験を、次回以降に確実にフィードバックできるように。
たくさんの愉しみと、経験値と、ちょとした自信と。いろいろと成長できたレガシー大会でした。
 えっとね、金曜日、早番に時間休暇を連繋して3時ごろに職場を抜け出したのですよ。
 そのまま車で名古屋駅へ向かい、新幹線で東京へ直行。
 金曜日の夜に、ちょっとした御用事があったのです。

 簡単な用事を済ませた後、夏に偶然立ち寄って気に入った池袋のパブ、「エールハウス」にてスタウトやエールを呑みながら食事。お店の方が、夏に一度訪ねたきりの私を覚えていてくれたおかげで、かなり愉しく過ごせました。

 土曜日は、ちょいと移動をしまして、行ってきました悪魔杯。GPでよくご一緒させてもらう、ジャッジ仲間POXさん主催の非公認スタンダード。
でもさ、ここに予告状出しておいたのに、私が現れたら驚かれてしまうのは、ちょっとだけ悲しいかも。愉しくもあるのだけれどさ。
同じく悪魔杯でスタッフをされていたJDさんに、いきなり挨拶代わりに「『群青の空を越えて』始めましたよ。」と言われて、私も驚かされる。

 大会は、38人と賑やかな感じ。少なくとも、私はそんな規模の大会にプレイヤー参加したのは、約1年ぶりです。
成績の方は、3−3と聊か残念。とはいえ、現在の私のレベルを良く知る方から見れば、健闘した方かもね。
使用デックはけちコン。
1回戦は「より良い品物デック」によく解らないうちに切られて死亡。
2回戦は「白エピック」相手に、初戦こそけちをミスして負けたものの、その後は間違えずにエンジンを確立して快勝。
3戦目「セレズニアビート?」相手にミスを繰り返すも何とか勝ち。
4戦目「けちコン変形型」相手に、苦しみながらも勝ち。この対けちコンは、G−REN君相手に練習したり、教えてもらったりしていたことがとても役に立ちました。押され気味な局面でも、かなり冷静に耐えて対応できたと想います。
5戦目は、「白緑対立」なデック相手に、ほぼ無抵抗で切られる。初戦を十手ビートで切られて、対ビートのサイドをしたら2本目は対立を出されるという、最悪なシナリオ。
最終戦は、「赤白コントロール」相手。天使とフェニックスが墓地と場を行ったり来たりして、こちらも序盤が今ひとつで、早めに出された赤本殿が非常に痛かった。何とか耐えて耐えて、ようやくコントロールを掌握しきったかなと云う頃になって、相手1本挿しの「猛火」でやられました。2本目は時間切れで引き分け。プレイとしては、かなりタイトな状況を冴えて耐えていたと想うのだけれどなぁ。

 土曜日の夜は、ふらりと入り口はいい感じがした居酒屋に入ってみたのだけれど、酷い外れクジだった。
お酒も食べ物も、かなりいいと想う。入った理由が大体、エーデルピルスがあったからだもの。でもね、2階に通されたのですが、2階って云うより屋根裏、高さが1メートル程しかない酷い圧迫感のある空間で、その上店員が全くといっていいほど様子伺いにも来ない。2度と行かない店決定。

 日曜日は、9時過ぎまでゆっくり眠って、そこから移動。CDCのヴィンテージへ。主催者の、やはりGPなどでのジャッジ仲間であるアラジンさんは、驚かずに迎えてくれました。来週の世界選手権のお仕事話などでしばし盛り上がる。
ヴィンテージの大会は、参加25人の賑やかな大会になりました。
使用デックは、いつもの「STAX」です。成績は、1−2−1と納得いかない様子。まぁでも、対戦内容は仕方ないよね。
1回戦目は「赤単ビート」あまり相性がいいとは云えないのですが、まぁ相手がクリーチャー除去を引けないうちに場を制圧して勝ち。
2回戦目は「食物連鎖ゴブリン」相性最悪です。初戦、相手先攻ながらこちらが先に「三なる宝球」と「世界のるつぼ」を揃える。しかし「露天鉱床」が引けない。相手にコンボを決められて負け。2本目はこちら先攻で、「るつぼ」「修繕」から「三球」へと繋げ、「直感」から「露天鉱床」を提示して勝ち。3本目、相手初手が「ラッキー」。当然負け。
3回戦目は「カウンターコロサス」かな。壮絶な事故死。
4回戦目は最早顔なじみ、関東勢の河合さん。「ドラゴン」。初戦は先攻2ターン目にあっさりコンボを決められて負け。2本目は「トーモッドの墓所」や「映し見人形」などを駆使して隙を見せないプレイ。一進一退が続き、かなり時間が掛かるが何とか勝利。相手の「Old Man from the Sea」が結構厳しかった。こちらの「ゴブリンの溶接工」を持っていかれたりして。自らの「映し見人形」で処理しなくてはならなかったり。3本目は殆ど時間が無くて、こちらは負けないようにするのが精一杯。相手は勝てる時は一瞬で勝てるので、とにかく隙を見せないように。マナは厳しかったが引きに助けられ、ファーストターンから「溶接工」と「墓所」をセットできたり、手札に「もみ消し」を抱えた状態から4マナある時に「直感」で「映し見人形」×2と「もみ消し」を提示できたりと、そりゃ負けないよねと云う動きができて引き分け。
 ここで、私は帰る時間が来てドロップ。

 そんな感じで、土・日ととても久し振りにプレイヤーとしてマジック漬けの時間を過ごすことができました。

 2日間とも、とても愉しませてもらって、これで世界選手権のスタッフも頑張ることができます。
…本当は、プレミアム・アンティーク・ドラフトにプレイヤーとして参加したいのですけれどね。

お気にな歌

2005年11月21日 音楽
 このところ、毎日PCで過日書いた「群青の空を越えて」を起動しているような気がする。

 それで居てプレイが殆ど進んでいないというのも、それはそれで問題があるのだろうけれど。

 ナンと云うか、近頃のPCゲームって、OPとEDで歌が入るぢゃ無いですか。
このゲームでのOPとEDが大変心地よくって、そればかり聴いています。今日も、葉巻1本吸い切る間ずっとぼんやりと聴いていたですよ。
冬の某所の某イヴェントで、CDとか出ないかな。

 そうそう、突然話題は変わるのですが、今週末は、関東方面に出没する様子ですよ、私。
遊佐未森さまのライヴが金曜日の夜に東京であるので、それにお出かけして、ついでだから土・日とそちらで過ごすつもりです。
今年のライヴ、名古屋公演って11月4日だったのね。その時私、小倉に居たので行けなかったのですよね。

 と云うことで、突然土曜日に悪魔杯に顔を出したりとか、日曜日にCDCに顔を出したりしても、驚かないで生暖かい眼差しで迎えてくださいませ。

ゲーム三昧

2005年11月15日 ゲーム
 GP北九州から帰ってきて、その旅行記も書かずに私はPCでゲームをしていたワケですよ。
積みゲーが溜まってきちゃったので、多少でも解消しようと想ってね。
…一応、言い訳をしておくと、全ての持ち時間をそれに費やしたわけではありませんよ?ちゃんと、MTGのスタンダードとエクステンデッドのデッキ作成と練習もしております、念のため。

 そんな訳で、積みゲーのうちひとつが、ようやく1週終わったばかりなのですが。

 lightと云うレーベルの、「群青の空を越えて」と云うゲーム、所謂18禁ゲームなのですが、若菜ルートをプレイしたのですが。

 とってもかっこよかった。日本が、関東、関西、蝦夷、琉球にそれぞれ分かれて、関東と関西が戦争をしているというかなり荒唐無稽な設定ながら、よく考え込まれたシナリオで、ナンと云うか、とにかくかっこよかった。
物語の締め括り方と、エンディングの音楽も素敵でとってもクール。今まで結構な数のゲームをプレイしてきたと想うのだけれど、終わった直後の感覚としては、ベストに近いいい感じでした。

 さて、一区切りついたことだし、暫くはMTGエクステンデッドに集中するとしようかしらね。
 いろいろと世間様を騒がせています、Finals予選なのですが、今年も東海地区予選、ありますのでご安心を。

 詳細は追って公式HPなどにも記されることと想いますが、とりあえず、
 12月 4日(土) 港湾会館
 12月10日(日) 港湾会館
以上2回の予定を、聞いております。

 今年は複数回の予選参加が認められているということで、いっそう厳しい権利争いが予想されますよね。東海地区の方々も、長野遠征とか、大阪遠征とか、考慮された方が多数みえると想いますが。

 とりあえず、これをご覧になった方々は、予選参加を考えている、関係のありそうな友人・知人には教えてあげてくださいませ。知らずに遠征準備をしてしまったとか、知らずにワールドに遊びに行ってしまったとか、そういった事態は避けたいですね。

久し振りの大会

2005年11月13日 ゲーム
 だった筈なんですけれどね。

 えっと、第4回目のWaterForest Cup Vintageが開催されました。

 が。

 参加者たったの7名。
名古屋はヴィンテージが盛んだとか、一般的に言われてはいるようなのですが、如何に我々がマイノリティーなのか思い知らされました。
非公認&非常にあっさりとした会になってしまい、参加いただいた皆様には申し訳が無いですよ。
と同時に、如何に自分のこの水森杯と云うものが身内頼りのものであるかを、今更のように付き付けられました。解ってはいたつもりだったのですが、甘かったようです。

 大会の採算などは、元々度外視していたので個人的には問題ないのですが、公認ヴィンテージが売りだったのに、それを失ってしまったことと参加者に一定以上の満足感を与えられなかったことが悔しいですね。

 と云う訳ですが、次回以降も、このWaterForest Cup Vintageは続けていくつもりです。公認の大会が身近に無い状態は、やはりひとりのヴィンテージファンとしては作りたくありません。

 ですので、常連の皆様方には、どうか見捨てないで、温かい目で見守ってくださいませ。そして、カード資産などの関係で尻込みされている、でも興味はある方々、是非いちど、お声を掛けてみてください。貸せるカードはレンタルしますし、一度見学されるだけでもこのレギュレーションのおもしろさは体験できると想いますので。

 今後とも、よろしくお願いします。

旅行

2005年11月2日 旅行
 明日、昼からお出かけします。行き先は北九州です。

 これで、去年の名古屋から国内GPのサーキットは続けていることに。全てジャッジ参戦。

 3日は勢い余って博多まで行き、ひと晩博多で観光などしようと想っています。おいしい食べ物とおいしいお酒があれば人生は上々です。

 4日はGPTのジャッジを。そして5・6日はGP本戦ですね。

 また恐らくジェットのブレスレッドを着けているつもりですので、会場でエンカウントしましたらお気軽にお声を掛けてくださいませ。

呆れた

2005年10月31日 エッセイ
 今日はお休みで、1日家に居たのですが。呆れんばかりのニュースが垂れ流されているのね。

 内閣改造。

 何のために、今の時期?
 つい先程の、選挙後の首相指名の時に同時にやっておけばよかったのに。と云うか、何の意味があって、あのときにやらないで今の時期にやっているのか全く理解できない。
 これこそ、税金の無駄遣いそのものぢゃないの?
 霞ヶ関で、大臣=省庁のトップが替われば、当然それに伴う税金の支出は避けられません。短期間に、1回で済む筈のものを、何のために2回もしなければならなかったのか、誰か解かり易く説明してください。私にはどうしても理解できませんので。

 それから、内容を見て2度吃驚。
 額賀が防衛庁長官って、なんなの?
 過去に奴が、所謂「不適切な発言」に拠ってごく短期間で全く同じ「防衛庁長官」を辞めることになった経緯を、どう考えているのかしら。

 全く不可解です。

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