祈り

2011年3月19日 音楽
http://www.youtube.com/watch?v=g0EAmjFC-Fo

 大好きな歌い手さんであるところの、新居昭乃さんが、今回の震災被災者のことを想って作られた音楽。

 歌ではなくて曲ですけど、信じる心があれば、確かに救われるものがそこにはある。

 わたし自身の信仰心と云うのはとてもとても矛盾している純粋な心で、ジェットの十字架を宝物にしているのに、先々週は靖国様へお参りに行ったり、陛下を心よりお慕いしていたりする。
「神」そのものとその教えよりも、「人々が神と信仰して大切にする」存在を、心のよすがとして信仰しているのだと想う。

P.S.とりあえずわたしは大丈夫ですけれど、親父は少し心配。

 日曜日の夜で、クレイジーな週が終了しました。

 3日、5日、6日と、都合4日間で3回、イーグルスの公演を観続けましたw

 我ながら、基地外だよね。

 でもやっぱり、60歳をゆうに超える伝説上の人物たちのライブですが、歳を感じさせない圧倒的なパフォーマンスで、最後まで幸せに浸りながら過ごす事ができました。ティモシーは美人だし、ジョーは超絶かっこいいし、相変わらずドンとグレンはイーグルスの中核、スピリットそのものだし。
・・・ただ、長髪美人のティモシーのてっぺんが薄くなっててw確かに歳を感じたし、名古屋でのグレンは、最初の方は声の出は良くなくてちょっと心配だったけど。

 5、6日は、それぞれアンコールも含めて28曲。
セットリストも作ろうと思ったのですが、アンコールの2曲目が思い出せなく手作業は中断中。だけど。

 7年前の時に最後だというアナウンスを聞いたけど今回があったように、また、きっといつか、次の来日公演があると信じて。
幸せな思い出を抱いて生きていける。

 95年の公演は1回、04年の公演は2回、そして今回は3回行ったので、我ながらやり過ぎだと思うけれど、密かに次の機会は4回参加を目指してw

追記:セットリスト完成したよ。
   (名古屋は、アンコールがRocky Mountain Way抜きの27曲でした)
1:Seven Bridges Road
2:How Long
3:I Don’t Hear Any More
4:Hotel California
5:Peaceful Easy Feeling
6:I Can’t Tell You Why
7:Witchy Woman
8:Lying Eyes
9:Boys of Summer
10:In the City
11:Long Run

休憩

12:No More Walks In The Wood
13:Waitig in the Weeds
14:No More Cloudy Days
15:Girl From Yesterday
16:Best of My Love
17:Take It To the Limit
18:Long Road Out of Eden
19:Walk Away
20:One of These Night
21:Life’s Been Good
22:Dary Laundry
23:Funk 49
24:Heartache Tonight
25:Life in the Fast Lane

アンコール

26:Take It Easy
27:Rocky Mountain Way
28:Desperado

ブッパふつかめ

2011年3月5日 音楽
 今日はイーグルスライヴの東京ドーム。

 おととい観てる分だけ、落ち着いて観られました。そんなに簡単に、泣いたりなんかしないんだからねっ!

 ライヴ後、池袋の馴染みのバー、オアシスでのんびり呑む。

 オーナーは明日観に行くらしい。ドームでばったり会ったらよろしく、とか不可思議なあいさつをしたり。

 隣に座ったお客さんが、50半ばぐらいの方だったのですが、やはりライヴ帰りと云うことでいろいろとお喋り。デビュー当時からのファンだと云うことで、解散前の武道館にも行ったとか。ウラヤマシス。

 そんな彼が帰った後に隣に座ったやはり50半ばぐらいのご夫婦も、ライヴ帰りとかで、おしゃべりが盛り上がった。

 世代を超えて、と云うよりも世代を継いで愛されるグループと、そんなグループを愛したわたしは、とても幸せだと想う。

 そんな他愛もない、だけど素敵ないち日。

 ナゴヤドームでイーグルスを観てきた。

 念の為に明記するけど、間違っても楽天の方ではないので。

 まだツアーは続くし、これを見る方でこれから観に行く方もあるでしょうから詳細は書きませんが、名曲「Hotel California」でマジ泣きして、ジョー・ウォルシュのお茶目さに大笑いして、伝説のコーラスワークに感激して、かっこよさに酔いしれて。

 クラップし過ぎて手が痛いですけどw

 今週末は、東京ドームだ!

やってもぉたw

2010年11月25日 音楽
 昨夜、実に久しぶりにブルーノートへお出かけしました。

 いち時期は、年に3~4回とか通っていたのですが、流石に最近はまったくといっていいほど行ってなかったネ。
いい音楽を、生で、至近距離で聴ける最高の箱なんですけど、お値段も最高ナノヨネ・・・

 昨夜のライヴは、遊佐未森さん。
 もうね。デビューした頃から大好き。
今年40歳になったわたしが10代だった頃からのファンですw

 で、いつものように夜8時過ぎからのセカンドステージを予約して、6時半ごろから並ぼうと思ってお店に行ったのですが。
ちょっと早く着いてしまって。

 「6時半開演のファーストステージ、まだ間に合いますよ?」
なんて呼び込みについうっかり釣られてしまいふらふらと中に入ってしまいました。

 いや、流石にファーストとセカンドは演目も一部ですが変わっていて、良かったよ。良かったけれど。

 高価いって理由で、同じ方のライヴの連荘は今迄自重していたのに、ついうっかりであっさりと解禁してしまったのが聊かショック。
ライヴ2公演と、わたしにしては普通の飲食で掛かった経費が20K弱と云うのは、今のわたしの財布には少し厳しいダメージですw

 近頃、といっても3月末からずっと、1枚のCDばかりエンドレスリピートで聞いています。

 WHITE-LIPSの「Class words」と云う作品なんですが。

 普通のCDショップでは売っていないので、ちょっと特殊な、ヲタクショップ系に行かないと入手できないのは問題なのですが、今いちばん、好きな音楽と歌声です。

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm2831698

 2年ぐらい前にここにも書いた、「群青の空を越えて」と云うゲームの歌も入っています。ゲームをやってからこの歌を聴くと、歌詞の意味がとても重くてそれも好き。

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm190274

 気に入った良い物って、人に奨めたくなるぢゃないですか。それだけですよ?
 10月頭に、名古屋ブルーノートに行くことにしました。
つい先程、電話で予約を済ませたばかりです。

 特に声を大にして「音楽がシュミです」と云う人ではなくても、大好きな歌や、贔屓の歌手などはあると想います。

 幸か不幸か、私は大好きな歌い手さんたちが、全くメジャーな存在にならないため、ライブの為だけに上京とか、年に1〜2回はしています。

 そうした、大好きな歌い手さんの一人に、遊佐未森さんがいます。私は彼女の、初期の頃からのファンです。

 で、この間なんとなく、普段はしないネットサーフィンなどをしておりましたら、彼女が「ゲスト出演する」ライブを見つけてしまったのです。

 それが、これ。
 瀬木貴将コラボレーション
 featuring 榊原 大(p) &越田太郎丸(g) with guest 遊佐未森(vo)

 2007年10月1日(月)
 1st 開場17:30 開演18:30
 2nd 開場20:30 開演21:15

 ミュージックチャージ:¥6,300
 予約受付:8/11(土)
 会場:名古屋ブルーノート

 お問い合わせ:名古屋ブルーノート  ?052-961-6311

 ブルーノートといえば、度々ここにも書いてきたように、ステージと客席の近さが最大の魅力です。
手が届きそうな距離で、10年以上も追い続けていた歌手のステージが見られるこの機会を、逃せる筈がありません!

 今からわりと、夢見心地です。
 過日、予てから欲しかったCDをようやく入手しました。
最近、それしか聴いていません。

 そのCDは
 WHITE-LIPS VOCAL COLLECTION

 ちょうど1年ほど前にハマった、「群青の空を越えて」のOP、EDを歌っていた人です。

 まぁ、予想していたことですが、収録されている曲はその殆んどがエロゲーで使われていた曲なんですけれど、それはそれとして、やはり、この人の歌声は、私、好きだわ。

 上手いとか下手とか、そういった意味ではなくて、今いちばん好きな歌声です。なんかこう、かわいくてきれいで、歌い始める瞬間の息を吸い込む音がちょっと色っぽい。

 大好きな曲や歌声を聞いていることは、酒やシガーを味わっているときと同様、とても幸せな時間なのですが、積みゲーが解消されなくてちと困りもの。
魔法のように彩られた、御伽噺を語ってよ。
誰も死なず、誰もが幸せになれるような。
日が沈み、子ども達は家路に就き、
帰り着けば、どんな悲しみも消えてゆく。

なんて素晴らしい!
そこには、何の苦しみも涙もない。
そんな世界であったならば。

私はずっと、誰かが幸せを運んできてくれるのを待っている。
一日中ずっと、待ち続けている。
貴方の手をとり、その躯の温もりを感じるだろう。
一日中ずっと、待ち続けている。

ランプの影が揺らめき、御伽噺の時間が来る。
私はいつものように、ここで眠りに落ちる。

なんて優しい世界!
まるで融けていくような感覚。
そして、貴方のキスと抱擁で起こして。

狼は少女を、その大きな口で食べてしまうが、
森の人が彼を殺して、少女を助ける。
私はずっと、誰かが幸せを運んできてくれるのを待っている。
一日中ずっと、待ち続けている。
貴方の手をとり、その躯の温もりを感じるだろう。
一日中ずっと、待ち続けている。

お気にな歌

2005年11月21日 音楽
 このところ、毎日PCで過日書いた「群青の空を越えて」を起動しているような気がする。

 それで居てプレイが殆ど進んでいないというのも、それはそれで問題があるのだろうけれど。

 ナンと云うか、近頃のPCゲームって、OPとEDで歌が入るぢゃ無いですか。
このゲームでのOPとEDが大変心地よくって、そればかり聴いています。今日も、葉巻1本吸い切る間ずっとぼんやりと聴いていたですよ。
冬の某所の某イヴェントで、CDとか出ないかな。

 そうそう、突然話題は変わるのですが、今週末は、関東方面に出没する様子ですよ、私。
遊佐未森さまのライヴが金曜日の夜に東京であるので、それにお出かけして、ついでだから土・日とそちらで過ごすつもりです。
今年のライヴ、名古屋公演って11月4日だったのね。その時私、小倉に居たので行けなかったのですよね。

 と云うことで、突然土曜日に悪魔杯に顔を出したりとか、日曜日にCDCに顔を出したりしても、驚かないで生暖かい眼差しで迎えてくださいませ。
 erom様から突然電波(?)が跳んで来たので、謹んで回答させていただきます。

1)Total volume of music files on my computer

 約5GBぐらいだと想う。トータルって事は、ご本尊も、ノートも全て合計でって、ことですよね。

2)Song playing right now

 right now 即ち今この瞬間と云うことであれば、song 即ち歌ぢゃ無いんだな。今回っているCDは、スネークマン・ショウだったりします。何人が解るんだ、これ。
 最後に聴いていた曲であれば、新居昭乃さんの「さかさまの虹」です。今日の帰りの、車の中ね。

3)The last CD I bought

 先月20日のライヴ会場で買った、新居昭乃さんの「VH」です。

4)Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me

 ・The Last Resort(The Eagles)
 ・Adesso e fortuna〜炎と永遠〜(新居昭乃)
 ・Gloria(The Eccectric Opera)
 ・Memory(Elaine Paige)
 ・MEMORIAL SAVER(Little Seraph as 丹下桜)

5)Five people to whom I’m passing the baton

 無限ループに陥りそうなので、いったん断ち切ります。

 こんな感じかな。
 音楽に関しては、結構雑食性でいろいろ聴いています。ただ、へヴィメタ系とかラップ系はダメ。喧しいだけで音楽とは認識できないです。
 イーグルスや、新居昭乃さんや、遊佐未森さんとか。本当に好きな歌をライヴで聴けるのなら、平気で遠征します。
大好きな音楽も、アルコールと同様、私が私として存在するために必要不可欠な要素のひとつです。

ぶるーのーと

2005年6月8日 音楽
 「Blue Note」と云うライブハウスが大のお気に入りです。お気に入りですなんて、声を大にして言えるほど通っていないのですけれど。いや、通えないのですけれど。そんなにお金、ないですもん。

 今日は、ギルバート・オサリバン氏のライブに行って来ました。あまり知られていない人ですけれど、「アローン・アゲイン」や「トゥモロウ・トゥデイ」なんかは、ドラマなどでも使われていたので、馴染みがある方もいらっしゃるかも。

 私は彼の曲を高校生の頃に初めて聴いて、それ以来20年近くお気に入りで聴き続けています。

 ブルーノートの魅力は、ステージとシートの距離の近さです。なので、8時半会場のセカンドステージの為に、6時少し過ぎには会場に行って並びましたよ。絶対に最前列で見るんだ、って想ってね。
だって、去年4月のダイアナ・キングの時には、あまりに席が近くて、ライブ終了時には彼女本人とハイタッチができちゃったんだから。今回も、あわよくば少しぐらいお喋りができるかな、なんて期待して。

 で、会場入りしたら、先に階段に座っている外国人の方がひとり、しきりに何か手紙のようなものを書いていました。それをちらと見たら英語だったので、とりあえず話しかけてみました。
「セカンドステージの為に並んでいるのですか?」と。そうしたら、「もちろんそうだ、キミもか?」なんて聞き返されたので、「そうです、20年ぐらいファンやってますから」って答えたのですよ。そうしたら、いきなり言われてしまいました。「20年、短いね。オレは35年だ」ってね。「35年前は、私は0歳だよ」って答えたら、笑っていましたが。
 まぁ、何と云うか、MTGのおかげで英語での会話にある程度慣れてきたことで、ライブ前にこんなちょっとした愉しみもありましたということで。

 さて、ライブそのものは、狙い通り最前列で、その息遣いさえも感じられるところで観てきました。本当に、歌うことを心から愉しんでいるような感じで、独特の、目を閉じたままキーボードを叩くように弾いて歌う様子は、とても気持ちのいいものでした。最後の「ゲット・ダウン」と云う曲では、もうお調子にノッてキーボードの上に登って歌うまで。

 とても素敵な時間が過ごせました。

 7月頭には、大御所、ロバータ・フラック女史も来るのですよね。どうしても行きたいけれど、お財布事情がなぁ。

同窓会ちっく

2004年11月26日 音楽
 今日は金曜日定例の…と云う訳ではないのですよ。

 メルヘンの身内みんなには申し訳ないと想いつつ、大好きな遊佐未森さまのライヴのために、新栄のクラブダイアモンドホールへ。例年、秋にはツアーがあるのです。
 本当はね、東京の公演にも行きたかったのですが、と云うのも、あちらにはあちらで、このライブで必ず逢える古い友人と云うのが居るので。ただ、今年の東京の日程は、先週の日曜日でして。はい、横浜でGPスタッフだったですよ。

 今年は、新しいアルバムが発表されていないので、オールドファンには嬉しい古い曲も多数取り上げられた構成で。
何と言っても、第1曲目がファーストアルバムから「カナリア」と、オープニングから吃驚嬉しかったのでした。

 詳細は記しませんが、楽しい時はあっという間に過ぎて、アンコールでは新曲の披露とオーラスでこれも大好きな「Diary」で、FNMをサボっていった価値は充分にあったよと想いました。

 また、ライヴ後には、もう10年ほどの付き合いになるファン仲間達と軽くお酒と食事でおしゃべりをして。もう、私は深い交流は無くて、本当に1年にいちどこのライヴの時にだけ逢うような感じなのですけれど、それでも違和感無く、仲良く楽しい時を過ごせるのはとても嬉しいことです。
この仲間達、まだインターネットなんて全然普及していなかった頃の所謂草の根BBS時代のネット仲間でして、当時はキャンプに行ったり、アウトドアでお茶会やチーズフォンデュなどの謎な企画を立てたりと、若かった頃の素敵な想い出の宝庫なのです。

 また1年後、なんてお別れの挨拶をして、素敵な夜は更けていくのでした。

見納め

2004年11月7日 音楽
 恐らく最後になるであろう、イーグルスのライブに行ってきました。日本公演の最終ステージは、名古屋ドームです。

 先週、東京で見ている所為か、かなり気持ちに余裕を持って観る、愉しむことができました。やはり、途中で何回か感極まって涙腺が緩んだのですけれどね。

 今回の名古屋ドームは、東京の時よりも席が後ろでして、確かに一応はアリーナだったのですが、それが災いしてステージは前の人の頭が邪魔で全くといっていいほど見えませんでした。まぁ、東京ではステージを見た分、今回はスクリーンを見る番だと割り切って。

 もう、日本での公演は終了したということで、公開してしまってもいいよね。

全曲目
1.The Long Run(Don Henley)
2.New Kid In Town(Glenn Frey)
3.Wasted Time(Don Henley)
4.Peaceful Easy Feeling(Don Henley)
5.I Can’t Tell You Why(Timothy B.Schmit)
6. One Of These Nights(Don Henley)
7. Lyin’ Eyes(Glenn Frey)
8. Boys Of Summer(Don Henley)
9. In The City(Joe Walsh)
10. Already Gone(Glenn Frey)
〜休憩〜20分
11. Tequila Sunrise(Glenn Frey)
12. Love Will Keep Us Alive(Timothy B.Schmit)
13. Hole In The World(Don Henley)
14. Take It To The Limit(Glenn Frey)
15. You Belong To The City(Glenn Frey)
16. Walk Away(Joe Walsh)
17. Sunset Grill(Don Henley)
18. Life’s Been Good(Joe Walsh)
19. Dirty Laundry(Don Henley)
20. Funk 49
21. Heartache Tonight(Glenn Frey)
22. Life In The Fast Lane(Don Henley)
〜アンコール1〜
23. Hotel California(Don Henley)
〜アンコール2〜
24. Rocky Mountain Way(Joe Walsh)
25. All She Want To Do Is Dance(Don Henley)
〜アンコール3〜
26. Take It Easy(Glenn Frey)
27. Desperado(Don Henley)

 27曲中9曲はそれぞれのソロ活動でのナンバーでしたが、しっかりとツボを抑えた選曲で、大興奮大満足なライブでした。
個人的な好みをいえば、「Sad Cafe」と「The Last Resort」を聴きたかったところですが、前回9年前も今回も、ついに生で聞くことはできませんでした。

 ジョーがヘンな日本語を覚えて楽しそうに口走っていました。東京では、「ワ・ザ〜!」(技と想われる)を嬉しそうに連発していましたが、1週間の間に新しい言葉を覚えたようで、名古屋では「キチガイ」と2回ほど言っていました。今回のジョーはコメディ担当のようで、「Life’s Been Good」ではヘルメットカメラで客席やステージ上などいろいろ映して遊んだり、「Rocky Mountain Way」ではヘリウムのチューブを銜えてギターの音のまねを声でしていたり。愉しそうでしたよ。

 それと、日本人の英語ヒアリング能力を絶望的に想ったことがひとつ。東京でも名古屋でも、2曲目を始める前に、グレンが「ホテル・カリフォルニアから2曲」と言ったのですよ。そうしたら、その「Hotel California」と云う単語にだけ反応してしまって会場内がどよめくこと、そして「New Kid In Town」が始まった時のあからさまな落胆の空気…そんなに難しい英語ぢゃないのになぁ…

 でも、改めて。そのコーラスワークといい、伝説級の名曲の数々といい、ステージでのパフォーマンスといい。もう、最高に格好良いですよ。これを格好良いと呼ばなければ、この世に格好良いものは存在しません。
このライブの映像が、DVDで発売されるのを心から待っています。そんな予定、聞いていませんけれどね。

 1曲1曲、細かく書いていくときりがないのでこれ以上詳細は記しません。でもね、観に行った人には、一生の思い出になる素敵なライブだったと想います。

 これでもう2度と見ることはできないかもしれないと想うと、やっぱり淋しいですが、それでも、1995、2004と観ることができたのはとても幸せなことだと想う。本来なら、もう過去の伝説のグループだった筈で、いちども観ることが叶わなかったかもしれなかったのだから。

9年、待ちました

2004年10月30日 音楽
 お昼過ぎに家を出て、東京へ。
そう、以前ちらと書きましたが、今日はイーグルスの東京ドーム公演なのでした。
ぢつは、東京ドームへ行くのは初めてでした。別に、「ぢつは」とか云うまでもないことですね。首脳陣が嫌いなので巨人を好ましく思っていない私としては、今まで行く必要がなかったので。
今日は違います。何を引き換えにしてもと云う想いで、出かけましたよ。

 まずは4時頃に、いつも利用している新宿のホテルに入り、それから少しの休憩を挟んで水道橋へ。
電車の中で、どうした巡り合わせか、ふと気が付いてしまって、近くにいらっしゃった初老のご婦人と中年のご婦人のふたり組に席を譲ったのですよ。そうしたら、その方たちもイーグルスを観に行くとのことで。
また、電車が水道橋に近付くにつれ、中年と呼んでも失礼には当たらないだろう団体客がしきりにイーグルスの話しをしていまして。どの曲が好きとか、メンバーの名前とか、目をきらきらさせて語り合っているのよ。少しづつ、いよいよ夢が叶う瞬間が近付いているのだなぁと実感。

 ドームに着いて。やはりと云うべきでしょう、私よりも若く見える方はとても少なくて。
私は、「Hotel California」のヒットの時、未だ7歳でした。34歳の私がリアルタイム世代ではないのですから、リアルタイムで聴いていたファンと云うのは40代以上なのでしょうね。だから、当然といえば当然。
でもね、一応、私もリアルタイムなのよ。私が子どもの頃、父は休日の朝はラジオを聴いて過ごしていまして。その時に、あの「Hotel California」のギターのメロディラインが耳に焼き付いたのでした。それから、曲とタイトルが自分の中で一致したのが高校生になってから。それからずっと、イーグルスは、伝説の、憧れのグループだったのです。

 で、あまり大声では言えないことながら、ぢつは私、チケットを一枚余らせて居りまして。無駄にするのもどうかと思い、トレードとか、おとなの交渉事が行われました。
その結果、アリーナB9と云うもう最高の席を手に入れまして。スクリーンぢゃなくて、肉眼でアーティストの表情が見える席ですよ。

 で、ずっと待ち焦がれていたライブが始まりました。
 ここから多少ネタバレが含まれますので、これから観に行く方で、当日サプライズを大切にしたい方は、後ほど読んでくださいね。
1曲目、「ロング・ラン」。もうね、一瞬のうちに極度の興奮状態に至りまして、ナミダが出てきましたよ。
曲にと云うよりも、本当にイーグルスのライブを観ているんだと云う認識からくる興奮でしょうね。想い返すと、電車の中での出来事などがあっても、それでも未だ幾らか冷静な状態で居たんですよ。それが、確か9年前の横浜アリーナの時は、開演時間になってもなかなか始まらなくって客席から手拍子でコールしたのに、今回は時間になったらさっと始まって。自分が身構える間もなく演奏が始まったために、その気持ちの変化があまりにも急だった所為で涙を流すなんてコトになったのでしょう。例えば、全然官能に火が点いていなかった身体をいきなり絶頂に持って行かれたような、そんな感覚。下世話な喩えですみませんが、多分これがいちばん的確。

 休憩を挟んで、3回のアンコールを含めて約3時間。ちょうどティモシーと、ブラスチームのビル・アームストロングの誕生日だったとか。ラストの名曲「ならず者」まで、夢心地の3時間はあっという間に過ぎていきました。

 これで最後のツアーと云うことで、とても残念なのですが、それでも伝説級のグループのライブを、1995、2004と2回も見ることができたことは幸せですよね。
とか言って。私、7日の地元名古屋のコンサートにも行きますけどね。えへ。

 ただ、東京ドームと云う会場は、なんというか、いただけないですね。ライブが終わってからドームを出るまでに40分以上掛かりました。いつもこんななのでしょうか。だとしたら、よくもこんな会場を使えるものだ。敷地を、ぢゃないんですよ。ドームと云う建築物から出るのに以上に時間が掛かって。
しかも、ドーム外敷地内でアーティストグッズを売っていると云うアナウンスがあって、愉しみにしていたのですが、やっとの想いでドームを出て売り場に行けば、「もう販売は終了しました」のアナウンス。客をナメ過ぎでしょう。

 ただ、私は大抵いつも、旅先では幸運に恵まれることが多くて。
最高の夜に水を差されたような気分で、宿に戻る前にどこかで食事をしようと思って、新宿西口でハーミットと云うバーに寄ったのです。何故食事目的でバーに、とか言わないでくださいね。私の行動パターンなんて、そんなものです。
その、ふらっと寄ってみたバー「ハーミット」ですが、大当たりでした。本来の目的である食事は、残念ながらできなかったのですが、お酒がね。モルトも「オフィシャルは全部あります」と豪語されたのですが、本当にそんな勢いで品揃えがあって。滅多に呑めない、「クライヌリッシュ12」と「アードベグ30」を呑んで、満足の内に宿に戻ったのでした。

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