朝7時半頃に宿を出て、タクシーで会場に移動。土曜日のスタッフ集合は朝8時。

 土曜日のサイドイヴェントは、たくさんのプレリリースと、アマチュアチャレンジスタンダード、レガシー、PTQなど。名古屋在住ながら、いちどだけ関東のプレリリースに参加したことがある(その時は現地徴用されてスタッフに変身させられましたが)のですが、毎回大変な規模で行われることが解っています。加えて、PTに初日落ちした外国人プレイヤーが多数参加することも予想され、最大の激戦日であることは確定です。

 スタッフの絶対数が足りないと誰もが叫ぶ中、私はアマチュアチャレンジスタンダードのヘッドジャッジの任務を与えられる。
…他のスタッフ?なにそれ?
そんな恐ろしい状況下で、それでもプレリ担当ではなかったので10時頃までは比較的のんびり過ごすことができる。宛ら嵐の前の静けさ。

 スタンダードの受付を開始すると、途切れることなく列が続く。サイドイヴェント本部が参加申し込みの用紙を見に来て、「それ、2枚目?」と訊ねられた時は既に5枚目(1枚に20人書ける)だったと云う素晴らしいネタをかましつつ、最終的には118人参加、スイスラウンド7回戦+トップ8プレイオフが確定する。
そうそう、自分も初めて知ったのだが、今回のPT横浜が初参加で、初日落ちしていた場合、プロフラグが立つのがPT終了時なので、このアマチュアチャレンジには参加できると云う。へぇー。

 賞金が$2000も賭けられているため、RELはGP初日と同じ競技レベル、つまりデッキチェック必須。
デッキリストのチェックは、たまたま短期で空いていたらしいスタッフふたりに任せてトーナメント開始。2〜3ラウンドぐらいからめんたい氏が手伝ってくれる。
アマチュアスタンダードの会場が、初日PT本戦をやっていた所謂PTエリアで、サイドイヴェント本部から遠いこと。ラウンドが終わる毎に総ての結果登録用紙を握り締めて本部に戻り、次のラウンドに必要な総ての紙を持って戻ることを繰り返す。
各ラウンドのデッキチェックは当然独りでこなし、その間のフロアはめんたい氏に任せ、各ラウンドの真ん中に適宜休憩を入れながら、実質ふたりで競技レベル、旧REL2の120人クラスのトーナメントを回しました。
 途中で他のスタッフから「鬼神の働き」と評価して頂いたのですが、確かにこの日は能力をフルに使って働いた気がします。
めんたい氏も、今回がジャッジ試験だったそうですが、あの働きで落ちる訳がないという確信がありました。彼のおかげでだいぶ助けられましたから。というか、彼が居なければ私は昼食も採れなかったし、休憩もとれなかったでしょう。

 そんなこんなで、プレイヤーも頑張った、私も頑張った。流石に、プレリリース同日開催と云うことで、トップ8の目がなくなったプレイヤーのドロップは多く、ラウンドが進む毎に少しづつ楽になって行きましたが、スイスラウンド7回戦が終わった時には夜も10時前になっていました。
 そんなタイミングで私に手渡される、$2000相当の現金。吃驚。アマチュアチャレンジの賞金って、スポンサーであるバイヤーから生でその場で支払われるのね。
 とりあえずトップ8デッキチェックを行って、1枚公式プロキシーなんて発行して、準々決勝を行ったところで本日はタイムアップ。トップ4のプレイヤーには日曜日朝9時半にサイドイヴェント本部前に集合するように伝えて、本日のお仕事は終了…トップ4の賞金を預かったままw

 夜11時頃に会場を出る。若い子達は宿に直行して休むと言っていたが、私は、旨い物と適度なアルコールを体が必要としていたので、まっとうなオフィスワーカーであり多少自由になる金がある中年ふたりで、タクシーで中華街に乗り付ける。
アラジン氏お気に入りというお店で、本気で旨い中華のコース料理と、ビールで英気を養う。
タクシーで宿に戻り、休息。
 日中はハードにお仕事。週明け早々に危なそうな案件が1件あったが、何とかなるだろうと想い、その他の事案は総て片付ける。

 ほぼ定時で仕事を上がり、大荷物を抱えてタクシーで名古屋駅へ移動。
贅沢とか言うな。今の職場は確かにタクシーで1000円程度の距離なのだが、本数の少ない市営バスと、同じく本数の少ない私鉄しか移動手段が無いヴォイド地帯なので、少しでも急ぎたい時には、タクシーは唯一の選択肢になる。

 新幹線のチケットは前日の内に入手しておいたので、そのまま6時過ぎの新幹線に乗車、新横浜で降りる。
今更ながら新横浜もまた不便な所で、素直に会場であるパシフィコ横浜に行けないのね。乗換えがめんどくさくなり、途中でレールウェイを降りてタクシーに乗り換える。すみません、今度は贅沢です。

 会場に入って最初の行動は挨拶回り。いつものことです。今回は私自身がスタッフ予定なので、スタッフへの差し入れ手土産はなし。先月GP京都があったので、久し振りだったりまた会ったねだったり。プレイヤーさん達とも挨拶。今回はスタッフだよって。

 挨拶回りが終わって、セリさんといつものようにヴィンテージを始める。これもいつものように、最初のうち全然勝てない。そろそろSTAXに限界を感じ始めているので、本気でそろそろ違うデックを組もうと想っている。

 10時過ぎぐらいかな、土曜日の集合時間などを確認した後、セリさんと食事のために桜木町へ移動。適当にふらっと入った中華料理屋でコースを注文、紹興酒でいただく。コースの順番、組み合わせによる味の濃淡で些か減点はあるも、総じておいしい料理がいただけて幸せに浸る。

 11時半前に店を出て、地下鉄で関内に移動、解散。そのまま宿に戻り、翌日のために休息。
 なんとか週末は、横浜に行ける様子です。
後はがんばって、月曜日まで休暇を確保するだけです。
今から少しづつ、英語耳にシフトしていかないと…

 それはそうと、私が今一番恐れていることは、サイドイヴェントのプレリリースの混み具合とか、日本語解らないくせに日本語版のパックでプレリに参加した挙句質問しまくる外国人プレイヤーなど…

ではなくて、

 初日落ちした外国人プレイヤーがどれだけGPコロンバスに向けてガチなデックを携えてレガシートーナメントに参加し、あまつさえ異次元な質問をしやがるのではないか、しかもレガシーのHJに御指名いただいてしまうのではないか、ということです。

 レガシーなんて、プレイヤー1回、ジャッジ1回しか経験ないのに、解りません。

 勿論、日曜日のヴィンテージのHJなら望むところだ、いくらでもかかって来い!な感じです。

 まぁ、ともあれ、サイドイヴェントでジャッジをしている予定ですので、皆様、この機会に顔とハンドルを一致させたいので、どんどん絡んできてくださいませ。
 5月のコロンバスは、諦めざるを得なくなりました。

 だからよ、交代とはいえ土・日に勤務のある職場は「絶対にNO!」と言っていたのに…

 別に、そのスケジュールで勤務が入った訳ではありません。しかし、そこでスタッフが誰か勤務をする→月曜日にその人が代休を取る→他のスタッフは月曜日の休暇は取れない、と、そう云う流れができあがるのですよね。

 月曜日に休暇が欲しかったら、その前の土曜日に勤務してくれればいい、とか言われました。
…それ、休暇ぢゃないから…
…それどころか、それ、意味ないから…

 私に必要なのは、真に必要なタイミングで、金・土・日・月と4連休が取れる環境なのであって、それだけが唯一の条件と言ってもよい。遠くて通勤が苦痛だとか、それはそれで事実であっても、愚痴でしかない。だが、必要なタイミングで必要な休暇が取れなければ、仕事を続けていくことはできない。
 たとえばどれだけ残業があっても、どれだけ激務であっても、それがデスクワークである限り、何とかでできる。
でもね、人員確保の為の交代出勤だけは、如何ともし難い。

 とりあえず、国内のイベントには参加はできると思う。参加できなければ辞める。辞めてやる。
ただ、今までのように、月曜日まで休暇をとって、日曜日の最後までお付き合いは、できなくなるかもしれません。

コスプれ!?

2007年4月2日 お仕事
 今日から、新しい職場に出勤しました。
新しい職場は、病院です。とはいえ、私はお医者さんごっこはできても医者ではないので、所詮事務屋なのですが。
給食関係、食材の在庫管理や契約、発注、支払いなどが主な業務です。

 到着早々、挨拶とか社交辞令やらが始まるまもなく、実務に追われました。

 しばらくしてから移動の挨拶などをしたのですが、その後事務室に戻ったら、おもむろに白衣を渡されました。
…今迄白衣とかナース服とか、18禁の世界でしか縁がなかったので、貰った瞬間は不覚にも淫靡な感じがしてしまったのですが、実際に着てみたら新鮮でした。
 その後、新人紹介の時に白衣を着て行ったら、新人ナースの視線がちょっと気持ちよかったです。

 まぁ、非常に家から遠くて不便なところにあるとか、早出遅帰りが当たり前っぽくてなのに超過勤務手当ては一切払わないと断言されたりとか、早くも後悔する点は多いのですが、とりあえず数年は、自分の過ごす環境は自分で作ると云う主義の下、がんばってみようかなと想います。

 帰宅途上に名古屋駅、栄と通過するので、酒代は増えそうですが。
 今現在、平成19年3月31日午前11時25分なのです。

 私は今、職場に居る訳です。今日限りで、ウチの事務所が完全に民間に引き渡されるため、凄惨たる状況になっているのですが…。

 なんとか、目処がつきました。こうやって、息抜きをする暇が与えられた訳ですね。

 それはもう、1年分の勤勉さを使い果たしたような状況でしたよ。
スタッフ全員が入れ替わってしまうため、100%の引継ぎが求められる訳ですが、お互いに忙しい為其のための時間すら取れない訳ですよ。
いきおい、4月前半の事務処理は全て終わらせました。
新しい方には、適切な時期に書類を提出したり、銀行に行ったり、此方が残した指示書どおりに動けば、早くても4月15日までは仕事をしなくても勉強に専念できる筈。

 で、今日の午後は友人とお花見の予定があったので、昨日の夜はFNMで遅く帰った後、つまみ作りに勤しんでおりましたし。

 4月からは、FNMへの参加はほぼ不可能になるので、不足するMTGのプレイヤー分は、疲労が蓄積していなければ、土・日に求めることになりそうです。

キター!!

2007年3月27日 ゲーム
 巷で噂の、MTGプレイヤー褒章プログラムですが、他の方々が「届いた」と次々に書かれている中、私の所には一向に届かずに不安になったりもしましたが。

 26日、やっと届きました。

 で、酷く内容が偏っております。
いや、この場合、「酷く」と云う言葉は適切ではない。
著しく、素晴らしい方向に偏っておりました。

 内容物は…
・Foil《神の怒り/Wrath of God》1枚
・《解呪/Disenchant》テキストレス4枚
・《心霊破/Psionic Blast》テキストレス4枚
以上

 実際のところ、《解呪》はアンリミ版のテキストが好きなのでそれを使いたいし、《心霊破》は使うデックが限られるし、これらのカードがどれだけ有効かは疑問なのですが、なんとなく嬉しい瞬間でした。
 朝10時頃までゆっくり眠る。
 起きてそのまま、chickenatog氏と観光に出かける。やっぱり真剣勝負8ラウンドは疲れるよ。

 最初の目的地は清水寺。定番中の定番なのですけれど、茶碗坂の途中にある造り菓子屋の生八橋が大のお気に入りで、是非買いに寄りたいと想っていたので。
宿から歩いてお寺さんへ向かう。茶碗坂を登って境内へ。
 お寺さんに入る直前の茶店で、朝食代わりにお団子を戴く。私がみたらし、鶏氏が茶団子を注文したので、1本トレードして味わったのだが、旨かった。
京都って、食べ物の名物は豆腐と湯葉ぐらいしか思い浮かばないのですが、名物に限らず何を食べても出汁がしっかりしていておいしい。
 境内に入って観光。雪がちらちらしてとても綺麗。
カード型の御守りなんて云う物を買って、雪が舞う境内を眺めながら湯豆腐と熱燗と云う最強コンボを決め、幸せに浸る。

 帰りに忘れずに八橋を買い、飾り扇子でいい物を見つけてしまったのでそれも求め、清水さんを降りる。

 次に向かうは八坂神社。バスで移動。広い公園の一角が神社さんなのね。鳥居を潜って、一寸歩いたらすぐに神社さんから出てしまって公園に入ってしまう。公園続きで高台寺とか知恩院とかにも行けた様だが、普通に八坂神社でおまいりして、ちょっと歩いて観光終了。
嘘。観光の目玉はこの後。
屋台が並んでいて、たこ焼きとかはまぁ普通だと想うの。八坂神社の屋台で、「筍」を見つけてしまいました。タレをつけた朝掘りの筍をこんにゃくといっしょに串に刺して焼いてあるのですが、これがまぁおいしかった。
和牛串焼きもあって、隠してあった霜降りのいいところを出して見せられて、秒で購入。焼き立てを食べて満足。

 ここで鶏氏が帰る時間と云うことで、私もいったん宿に戻り、カードを持ってGP会場に向かうことにする。

 会場に入ったのが、2時頃かな。この日はのんびりするつもりで居たので、最後イベントにも参加せず、いろんな方とおしゃべりして過ごす。
いつものようにセリ氏とヴィンテージのフリープレイを始めたら、神島さんが見物に来て、「いつのもやつ」とか云いながら楽しそうに見ておられました。
今度、デックをふたつ用意するので、神島さんもやってみませんか?
遊んでいる内にギャラリーも増え、あの内の幾人かがヴィンテージのプレイを始めてくれれば嬉しいなと想う。プロキシーでいいので、やってみると、本当におもしろいのよ、ヴィンテージ。
水森杯の日程が決まっていれば、お誘いをかけるのにね。

 その後、アーティストのサインを貰う。
前日に、鶏氏に頼んで2種類アーティストプルーフは頼んであったのですが、ちょっとイタズラを思いついたのでサイン会の列に並ぶ。並んでいたところ、私の直ぐ後ろに、相互リンクさせていただいているあんちゃんが並ばれたので、声をかけてみる。彼はG−RENくんといっしょに遊んでいるところを度々見かけており、一応お互いに顔は知っているのだが、リアルで絡んだのはこれが初めて。たどたどしく初々しくも少しおしゃべり。これからも宜しくお願いしますということで。
マーク・プール氏に貰ったサインは、GPで配られたメモパッドの裏に。「今まで描いたマジックのカードイラストの中で、いちばんお気に入りのものを描いてください」と頼んだら、《ウルザの塔》を描いてくれました。過去に様々なパワーカードを描いてこられた氏ですので、聊か驚きもしたけれど、きっと何らかの思い入れがあるのでしょうね。

 GP2日目は想ったよりも早く終わり、ジャッジの方々にくっついて行って夕食会。インド料理屋で夕食、20人越えの大人数で、鴨川の川原でハーゲンダッツを賭けた壮絶なじゃんけん、そしてラーメン。

 その後、陽群氏といっしょに追加の呑みへ。ちょっと今回、アルコール分が足りてなかったんぢゃ無いの?と云う感じで。
しかし、この時点で私の財布の中身が相当貧弱なことになっており、コンビニのATMに頼るもカードが2枚も弾かれて大層大変なことに。
 暫くうろついた後に適当なスナックに入り、いつもの習性でヒム氏が手品などを披露しつつ、1時間ほど遊ぶ。
そのままうろうろと歩きながらジャッジ宿付近まで戻り、今回「借り」たので早ければ横浜で返す約束などしつつお別れ。

 タクシーで自分の宿に戻り就寝。

 夜が明けたら、そのまま名古屋に帰るだけです。
 会場に入り、真っ先に立ち寄るのはバイヤーブース。用意した現金を投げ、昨日取り置きを頼んでいた《Ancestral Recall(β)》を受け取る。
デック選択をグルールビートに定めた後も、細かい構成で悩んではいたのだが、結局デック用の追加カードは買わず、持ち込んだままの形で戦うことにする。

 そうそう、本戦で使ったデックは、暫く前に、リンク先である神楽氏がブログに挙げていた形そのまんま。だって、調整の時間なんてなかったもんよ…
今になって思えば、サイドに4枚入っていた《ワイルドファイアの密使》が、4枚の《血染めの月》だったら、もう1〜2マッチは取れたでしょうけれど、それはそれ。自分でデック構築どころか調整すらしていないのが悪い。

 シートオールで座った席で、周りの方々と緊張感も無く緩やかにおしゃべり。ゲーム開始を待つ。BYEなんて立派なものは持っていません。1回戦目からガチ勝負開始ですわよ。

 結果は、3−5ドロップ。

 1回戦目を快勝して、幸先いいと思ったのですけれどね。2回戦目に、2日目に残った方のトリコロではない3色コントロールを踏んで負け、3回戦目にトリコロを踏んで負け、その後は勝ち、負け、勝ち、負け、負けと続いて、疲れ果ててドロップですよ。

 まぁ、カジュアル気分で愉しくマジックができたので、そういった意味ではとても気分の良い1日でした。
なんというか、対戦相手さんは、此方の顔を知っている確率が高いのね。で、わたしはガチガチに緊張しながら、牽制し合いながらゲームをするのって嫌なので、ついつい気安く話しかけてしまう。勝負事とはいえ、折角のゲーム・遊びなのですから、嫌な気分で対戦したくはないぢゃないですか。勿論、その勝敗に大金がかかっていれば別でしょうが。
そんな感じで、かなりいい雰囲気で遊べたと思います。

 でもやはり、練習不足と、それ以前にゲーム不足によるイージーミスの多さに自分でも吃驚しました。始めたばかりの素人のようなレベルの、マナの支払い方のミスや、戦術的にどうしてもありえない行動選択など、事前の目標が勝ち越しと言っていたのは、どうにも自分を理解できていなかった恥ずかしい状況でしたね。3−5は実に妥当な成績だと思います。

 そうそう、5回戦目だと思うのだけれど、同系グルール同士の対戦で負けたのですけれど、後から場と墓地を見ると同じような引きをしているのに、どうしても常に相手にテンポを握られ続けたまま負けたゲームがありました。あれなんか、如実に実力差を示していると感じたのね。その分岐点が解らない分、まだまだ自分は下手だと思いましたが、せめて、どこでテンポ争いに負けたのか理解できるぐらいには上達したいです。
1回戦目の同系対決はね、デック構成の差で圧勝できたのよ。腕ぢゃなくてね…

 それからやっぱり、自分の歳の所為もあるのでしょうけれど、ビートを使ってでさえ8回戦の真剣勝負で大層疲れました。コントロールで9回戦戦い抜いた方は、もっと疲れたのでしょうね。
常々ジャッジをしながら、「お疲れ様」と感謝の言葉を戴く度に、絶対にプレイヤーのほうが疲れているよと想っていたのですが、当にその通りだと確信しましたよ。

 その後、閉場を待たずにNG氏やみの氏たちといっしょに夕食に出かけ。適当に入った割にはおいしい洋食屋で、みんな満足していろいろとおしゃべり。
いつもはジャッジ勢といっしょに行動しているので、今回、名古屋勢と飯をいっしょすると云うのは、自分の中ではかなり重要なテーマでした。
今度は、G-RENくんや、ケロくん、ゆーさんたち、旧メルヘン組で遠征先でいっしょに夕食会をしたいです。

 で、宿に戻って葉巻に火を着けたら、火災報知機がなったと云うスラップスティックなギャグをかまし。
たまたまツインの部屋を貰っていたので、泊まるつもりは無かったけどついつい京都に長居してしまったchickenatog氏を部屋に迎えて。
2時過ぎまで、おしゃべりしたり、エクテンのデックを回して遊んだりして過ごし。

 日曜日午前中は観光に充てることを決めて、就寝。
 仕事を1時間早く上がらせてもらい、京都へ出発。
ここ数回、旅行にPCを持ち歩くようになったせいで荷物が重い。直前まで車で行くか新幹線で行くか悩んでいたが、結局、少しでもデックを触る時間を長く取りたかったこと、更に月曜日の3時までに名古屋に戻っていなければいけなかったことで、新幹線で移動することにする。

 名古屋〜京都は近い。新幹線に乗って、ひかりでも眠る間もなく40分程度で行ける。

 宿に荷物を置き、そのまま会場へ向かう。

 みやこめっせは、私が初めてGPに参加した場所。あれは未だ20世紀、デュアルランドが使えた頃のエクステンデッドだった…メタと云う言葉すら知らなかった私は、あろうことかネクロが氾濫していたGP会場へ、ハンデスを持ち込むと云う駄目っぷりで、レーティングを1500近くまで下げた…
しばし懐かしさと云う名の感傷に浸る。

 会場内に入り、スタッフの方々にご挨拶。本当に、この1年間全くスタッフとして活動していないような感覚だ。

 暫く会場をうろついて挨拶に時間を費やし、その後暫くゆっくりとカードブースを眺める。とてつもなく魅惑的な商品がケースに入れられており、カードを裏表しっかり見させてもらった後、買おうかスルーしようか激しく悩む。結局、Testing師に背中を突き落とされて(?)購入することを決意、翌日現金を用意することを約束して取り置いてもらう。
そう、その場の手持ちでは手が出なかったその商品とは、《Ancestral Recall(β)》しかもほぼミント。しかも、白枠が$800とかで置いてある横で、7万円と云う超お買得プライス。まぁ、用意できる資金があれば、ですが。
なので、同様にお買い得感満載の、綺麗な《Time Walk(β)》の方は流石に見送りでした。

 さて、その後はデックのテストテストテスト。
 結局、用意したデックは、グルールビート、トリコロール、青黒トロン、ドラゴンストームの4つ。
 で、暫くいろいろと触ってみたのですが、まず青黒トロンが悲しいほどビートダウンに弱くて選択肢から外れる。
で、グルールとトリコロは両方とも感触は良かったのですが、どちらも決め手に欠ける。

 最終的には、知人からのアドヴァイスと、トリコロはメタられて数を減らすのでは、と云う希望的観測の元、グルールを選択する。

 夜は、ジャッジ・スタッフといっしょにシチュー屋さんで夕食。私は趣味で自分で作るぐらいのビーフシチュー好きなのだが、確かにおいしいお店でした。

 その後は珍しく素直に宿に戻り、アルコール分が足りないまま、翌日に備えて休息。

前日

2007年3月16日 ゲーム
 明日からいよいよGP京都ですが。

 今日の夜、新幹線で移動します。
 今月頭に新車が来たばかりなので、車で行こうか、つい先ほどまで悩んでいたのですが、月曜日の3時までに此方に戻らなければいけない用事が発生したので、公共交通機関を利用することに落ち着きました。

 デックは、とりあえず昨夜4つばかり用意したのですが、今日とりあえず触ってみて感触を確かめてから、どれを使うか決定するつもりです。

 とりあえず京都でお会いできる方は、よろしくお願いします。

次元が混乱

2007年3月14日 ゲーム
 とりあえず、「次元の混乱」を最低でも1ディスプレイは剥かないと、必要最低限のコモンすらない状態では如何ともし難いと想い、仕事が引けてからBMに向かったのですよ。

 「次元の混乱」英語版売り切れって、何が起こったの?

 とりあえずその場は、目星をつけておいたレアをシングル買いして、周辺にMTGを扱っているお店を探しにうろついたのね。
 どこにも売ってネーヨ。

 気を取り直して、ミシマまで足を伸ばしました。
 NGさんや、ケロくんやぼっちゃん達と久し振りに会う。
で、NGさんといろいろとおしゃべりをしながら、必要そうなコモンまでシングル買いして、さてお店に尋ねたら。
やっぱりディスプレイは売り切れでした。
横には、「さっき俺が買ったから」と笑うNGさんが…

 いやいや、人生は新鮮なネタで溢れているものですね。
 GP京都の本戦に参加するつもりなのですが、宿も休暇も押さえてあるのですが。

 デックがありません。

 いやはや、次元の混乱もまともに剥いていないので、そもそもカードも足りないのですが、それはシングル買いで大人買いをかませばなんとかなる。

 過日書いたように、環境が理解できていないので、デックがデザインできないのですよ。

 初日勝ち越し程度が目標なのですが、デックをシェアしてくださる方を大募集中です。
 金曜日の夜、馴染みの岐阜の酒屋で宴会。
帰りに運転手も完備されている状態だったので、いい感じで旨い日本酒をたくさん呑む。帰宅して眠ったのは、土曜日の午前3時。

 土曜日は、午前中お仕事。眠気の強い、アルコール漬けの脳を何とか働かせてなんとか乗り切る。
 帰りに、車のディーラーに寄る。3日日曜日に納車だったのだが、現金の用意が遅れてしまい、土曜日が支払いだったのね。
約200万の現金を机に積み上げて支払いをすると云う行為に、そこはかとなく快感を覚える。癖になりそうなヤバさなのだが、幸か不幸か、癖になる程支払える金はない。

 いったん帰宅して昼食。
 立ち寄ったばかりのディーラーから、一ヶ所印鑑を取り忘れたので来てくれと電話がある。
それと前後して、岡山の友人が名古屋に来ているので、今夜宴会をすると云う連絡を高校時代からの友人から受ける。

 日曜日のGPT京都に行くつもりで、昼食後はデックを組もうと想っていたのだが、いきなり全ての行動予定が崩れることになる。
これが殊の外痛いんだな。長いことトーナメントレベルのスタンダードから離れているので、現在の環境がさっぱりわからないのですよ。
なので、それなりのビートダウンを持ち込んで、練習しつつ環境を掴むつもりだったのだが、GP京都本戦は、ぶっつけ本番で挑むことになりそうです。

 夕方栄で待ち合わせ、久々に会う遠方の友人の、あまりの激しさに圧倒されつつ、かなり遅い時間まで呑み歩く。コーディネート役をしてくれた友人が、いつの間にか梯子酒上等になっていたようで、約7時間で3軒に顔を出す。
 帰宅して眠ったのがやはり日曜日の午前3時。

 日曜日は、目を覚ましたらお昼近くと云う状態で、体躯と肝臓を休める為に、ほぼ1日寝て過ごす。

 GP京都に向けてやりたかったことは、何ひとつできずに過ぎた最後の週末でした。
 忙しいままです。

 日曜日には、納車と、警察への出頭と云う両極端なイヴェントが予約されてしまったため、東京から余韻も何も無く帰ってくることになりました。

 愉しみにしていたTestting師主催のレガシーも、行けなくなってしまいました…
このまんま、コロンバスにも行けなくなったら、どーしよー。

多忙につき

2007年2月23日 日常
 公私共に多忙。
 所謂役人の年度末時期に差し掛かり、小さいとはいえひとつの機関であるウチの職場でも、来年度の事業計画や、それに伴う各種募集事務やほかの各機関や要人との折衝調整など、2月から3月半ばまでは、役人といえども忙しいわけです。
…しかも、ウチの職場は来年度から完全に民間委託が完了し、いろいろとやっている私自身は4月には居ないという仕事のツマラナサ。

 更に、私事では、先日書いたように車検時期が近づいたことにより車の買い替え、よりにもよって新車を発注した翌日には交通事故に遭遇して現在まで使用していた車の廃車など、まさに火の車状態。
先週、ひと山越えたように感じたのはただの錯覚でした。

 おかげで現在プレイしているPCゲームが進まないこと。
それに比例するかのように、葉巻の消費量の増えること。

 お酒呑みに行きたいなぁ…

 それでも、3月2日には半日休暇をとって上京して、大好きな新居昭乃さんのライヴに行きますけれどね。

 GP京都を楽しみに、もう少しばかり頑張るよ。

お買い物

2007年2月18日 日常
 前々から欲しいと想っていた物をようやく買いました。

 正確には注文しただけで、まだ物は届いていないのですが。

 それは…カーナビ!

 車を運転しながら、道に迷うことって、結構あるのですよね。目的地を目前にしながら、後僅かなところでタッチダウンできない、みたいな。
で、ずっと欲しいと想っていたのですよ。

 まぁ、今の車も11年乗っていて、10万キロ走っているので、ついでに車も買ったのですけれどね。

…しかしありふれているだろうと想っていたカローラのセダンで、1月半待ちって、どういうことなの?
 スーパーボウル、終わりましたね。

 いきなり、ベアーズの脅威の新人へスターによるリターンタッチダウンと云う派手な大技で幕を開けた今回のSB。第1クォーターこそベアーズが押す勢いだったのですが、第2クォーターでのターンオーバー合戦の後、序々にゲーム支配権を確立していったコルツが押していき、最終的には第4クォーターでインターセプトからのタッチダウンと云うこれも劇的な形で点差を決定的なものにしての、コルツ勝利。

 これまで数々の栄誉を手にしながら、SBでの勝利どころか出場さえ不運に逃し続けていたQBマニングは、念願の初出場で、チャンピオンリングとMVPを手に入れ、そのキャリアで、QBとしては望める全ての栄冠を獲得した形になりました。

 とか書きながら、今日の私はどうしてもお仕事を休めず、出勤しています。この10年程で初めて、生中継を見逃しました。
事務所に人手が少なくて休めないというだけで、どうしても今日片付けなければならないと云う仕事があった訳ではなかったので、ずっと職場のPCでSuperBowl.comのライブ更新を見続けていましたけれどね。

 勤務時間が空けたら、急いで帰って、録画を見ます。
 今日は、不細工なデザインの話。
 とは云え、Cardではなく、Car。所謂、自動車のお話です。

 車、好きですか。趣味と云う方もいらっしゃれば、ただの道具でしかないという方もいる。車に対する姿勢は千差万別、でも、それなりの愛着或いは執着を持たせる、不思議な移動ツールですね。
私は、移動手段でしかないけれど、運転することは嫌いではない、寧ろ好き、と云う程度の車好きです。

 車種も年式も特に気にしません。値段と、操作性と、燃費。その程度が、車を選ぶときの基準になります。
そうそう、そろそろ、買い替えなんですよ。

 ただ、私はセダンタイプ以外にはこだわりがあります。セダンタイプしか買う気がありません。
(余談ですが、これが正しい日本語ですよ。こだわりがあるとは、その物を特に気にして避けると云うのが、正しい意味です。最近使われる、特に気に入って特別な扱いをすると云う意味での用法は、誤った、美しくない日本語ですよ。)
必要性も無いのに、ワゴン、RV、ミニバン等を選ぶ気は全くありません。

 まぁ、ここまででしたら、ただの私の個人的嗜好の話なんですが、ここからが、表題の不細工なデザインに繋がります。

 自動車を運転する方に質問があるのですが、夜間走行中に、前後の車のライトが眩しいと感じることはありませんか? 雨天時などに、それが原因で危ないと感じたことは?

 近頃、と云ってももう数年になるのですが、軽薄な流行(←偏見)として自家用車にワゴン、RV、ミニバンなどを選ぶ方が増えています。
特にこの10年程で、急増しているように感じます。そして、この間の、人気に対応する形でのこれらの車種のデザインで、ライトの位置が高くなっている、と云う現象があります。
 その昔、とは云っても10年程度しか昔ではないのですが、車のヘッドライト、テールランプの高さと云うものはほぼ一定でした。これは、セダンでも、例えバスやトラックなどでもいっしょの高さでした。
理由は簡単、大型車だからといって、高い位置にライトがあれば、前後の車、対向車のドライバーの目を直接そのライトで灼くことになるからです。それは危険極まりないことです。
 更に、その時代からの大型車のドライバーは、マナーとして、夜間走行時、信号待ちなどで停車した時には、ヘッドライトをスモールライトに落としていました。前に停車する車、対向車線の車に対する配慮です。
ところが、昨今の自動車デザインでは、そのデザインの段階から、他者に対する気配りが一切なされなくなり、軽薄に外見的なデザインと、その車のドライバーのみの利便性を追求した結果、視界が良くなるように運転席は高くなり、それに伴いつつこれも自らのみの視界の良好さを求めてヘッドライトの位置が高くなってきています。
そして、最近そういった車に乗るドライバーは、そんなマナーを知りもしません。路上で、自らの視点が高いということは、自分はそういった不都合には遭わないということであり、他の車のそういったライトのオン・オフにも気付けないということでもあるからです。

 自動車デザイナーと云うのは、数ある工業デザイナーの中でも最高峰の存在だと、聞いたことがあります。伝聞ですので、真実かどうかは知りませんが。
その最高峰と称される工業デザイナーが、ユーザーのことは考えられても、その製品が周囲に及ぼす影響について考慮できないと云うのは、かなり憂慮される状況なのではないでしょうか。今回私が問題にしたのは、かなり単純な部類の、周囲に対する影響です。

 とりあえず明言する。夜間、公道を走っているだけで周囲のドライバーに迷惑をかけるような車両のデザインは、どれだけそのシルエットとしてのスタイルが見目良くても、不細工なデザインだと。

 *追伸:これらの車のオーナー諸氏を批判する気は毛頭ない。ただ、記中に例示したような時に、一寸、ライトのオン・オフに気を使っていただければ、とても嬉しく想う。
 突然ですが、弱い者苛めって、卑劣で卑怯な行為だと想いませんか?

 テレビ番組、「あるある大事典」ですか、データ捏造事件に関して、テレビ局に抗議が殺到しているそうですね。
昨年末の紅白歌合戦でも、珍事が起こり抗議が殺到したそうですね。

 抗議が殺到する、その心理は解る。でも、私はそれを、余りにも醜悪過ぎて正視できない。

 所謂「事件或いは事故」が起こった時点で、TV局に対して「こんなことが起こっている」と通報することは、正当な行為だと想う。また、その瞬間に感情的なモノに寄って抗議することも、私に納得できる範疇だ。

 奇しくも年明けて今月中に、延々ダラダラと、両テレビ局に連日抗議の電話が殺到しているのは、ひと言で斬ってしまえば、「反論できない立場の相手を言葉で苛めて自己のストレスの捌け口にする」行為以外の何ものでもないでしょう?
これは邪推でしかないが、未だにダラダラと抗議電話を掛けてくる奴等なんて、絶対に無関係の痴者どもだと思うよ。
 一般視聴者と云う奴等が、今回取り上げた両事件に関して、どんな「実害」を受けていると云うのか。私には、解らない。
一部、納豆生産業者や小売業者などで実害を受けたという立場もあるだろうが、それとて一時のまさにバブル的な売り上げ増でペイされるようなものではないのか。それでもなお、実損があるというなら、彼等は訴訟を起こせばいい。
何時までもグダグダと抗議の電話をかける奴等は、性質の悪いクレーマーでしか在り得ないのだ。

 人間は、自らの行為の美醜について、鈍感であってはならない。

*「あるある」の件については、軽々しくテレビの情報で踊らされた人間こそ、私は憐れに想うけれど。

< 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索