けむり

2012年4月13日 グルメ
 FNMから帰った後、土曜日の花見のために、延々と肉塊を燻製する作業。

 雨が降ったら降ったで、友人の新居披露宴会になるだけだし。
今週始めからずっと、牛・豚・鶏と塊を買ってきては下味付けと熟成と云う下ごしらえをしてきて。

 昨日とか一昨日とか、冷蔵庫の中にアルコールと肉塊しか入っていない当に異次元状態でしたw
燻製用だけぢゃなくて、作りかけのパンチェッタと生ハムも詰まってたっけ。

 ビーフはミディアムレアぐらいで、チキンは完全に熱を通して、ポークはベーコンに。3時間ぐらいぶっ続けで燻製作業をしていたので、部屋の中の匂いが大変なことになっています。

 取り敢えず、今夜は換気扇を回したままで就寝予定。

 でもやっぱり、持ち寄り宴会用のつまみを作るのって愉しい。お酒を選ぶのも愉しいけれど、手作りの、こんな料理とも呼べないような一品を作って仲間内に喜んでもらうのって、また格別です。
 突然ですが、わたしはカルボナーラが大好きです。

 今迄でいちばんおいしかったカルボナーラは、昔、馴染みのバー、ドン・ジュアンで出していたカルボナーラでした。今は調理場の方が変わってしまい、味わえませんが…
いろんなお店、イタリアンのお店とかパスタ専門店とか行っても、かつてのドン・ジュアンのもの以上にわたしがおいしいと感じるカルボナーラには出会えません。

…それどころか、お店によってぜんぜん違うのがこのカルボナーラと云うパスタ。イタリアンに行けばよほど外れることは無いのですが、下手なパスタ専門店とかに行くと、思わず何ぢゃこりゃと呟いてしまう事もしばしばです。

 で、無駄なことに夢中になることが大好きなわたしは考えました。
…お店のカルボナーラに満足できないなら、自分で作ればいいぢゃない?

 それ以来(いつ以来?)、カルボナーラを作ることはわたしの趣味のひとつです。

 さて、ここまで前フリ。

 過日、ちょっと暇つぶしに覘いたお店で、2年熟成のおいしそうなパルミジャーノ・レッジャーノを見つけてしまいました。
いいパルミジャーノがあれば、当然最高の食べ方はカルボナーラ!と云う訳で、そこからおいしいカルボナーラを食べよう作戦が始まりまったのでしたw

もともと、燻製作りも趣味の範疇でした。なので、まず、豚バラ肉を買ってきてまる1日塩漬けにして、その後塩抜きと燻製をしてベーコンを作りました。ベーコンを作る時の燻製は、ふだん酒のつまみ用に作る鶏や牛の燻製とはまた違い、低温でじっくりと燻すのですが、それに、下拵えと合わせて先週末丸々使ってしまっています。

 で、今日のカルボナーラは、生クリームを使わない全卵タイプに挑戦。シンプルな分、素材と腕勝負なので、愉しくもあり、難しくもあり、所詮カルボナーラなので簡単でもあり。

 できあがったカルボナーラは、ソースの加減は自分好み、手作りのベーコンはちょっと固め、75点かな?
次の機会には、自家製生ハムで作ってみようかな?

 週末の娯楽としては上々な1日の過ごし方でした。

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