抜け殻

2004年11月10日 日常
 Silver様、リンクありがとうございます。

 なんか、イーグルスのライブのレポを書いた後、すっかり気が抜けてしまい、完全に抜け殻状態です。
 特におもしろそうなネタにありつくこともなく、日記に書くようなことがありません。

 少し前まで、一歩歩けばネタにぶつかるような人生だったのですけれどねぇ…

 全然密かにでもなんでもなく、カネが無いと云うのも悲しい現実。そりゃそうよねぇ。チケット代が万に届きそうなライブを2回観て、1回は東京まで出かけ、更にMTG関係のお買い物も、神河2ボックスにMox RubyにMoatにMana Drain…って、莫迦そのもので浪費していればねぇ。
この浪費が最大のネタだったか…

 今後の予定を見てみると、土・日毎に予定が入っているようでなかなかに忙しいらしいです。
11月13日(土)PTQ名古屋(たぶんジャッジ)
   14日(日)友人宅で宴会
   20日(土)GP横浜でジャッジ
   21日(日)同上
   27日(土)お仕事
   28日(日)予定なし
12月 4日(土)Final中部予選
    5日(日)お酒買出し兼お墓参り
   11日(土)岡山で忘年会
   12日(日)その帰り
と、まぁ、むこう1ヶ月の間ぎっしり詰まっているといった感じです。

 まぁ、あんまりストレスと縁がない性格ですし、詰まっているスケジュール実は総てシュミ関係だったりもしますので、そんなに深刻でもないのですけれどね。
でも、もうちょっとのんびり朝寝できる休日が欲しいと想うのは、贅沢でしょうか。

見納め

2004年11月7日 音楽
 恐らく最後になるであろう、イーグルスのライブに行ってきました。日本公演の最終ステージは、名古屋ドームです。

 先週、東京で見ている所為か、かなり気持ちに余裕を持って観る、愉しむことができました。やはり、途中で何回か感極まって涙腺が緩んだのですけれどね。

 今回の名古屋ドームは、東京の時よりも席が後ろでして、確かに一応はアリーナだったのですが、それが災いしてステージは前の人の頭が邪魔で全くといっていいほど見えませんでした。まぁ、東京ではステージを見た分、今回はスクリーンを見る番だと割り切って。

 もう、日本での公演は終了したということで、公開してしまってもいいよね。

全曲目
1.The Long Run(Don Henley)
2.New Kid In Town(Glenn Frey)
3.Wasted Time(Don Henley)
4.Peaceful Easy Feeling(Don Henley)
5.I Can’t Tell You Why(Timothy B.Schmit)
6. One Of These Nights(Don Henley)
7. Lyin’ Eyes(Glenn Frey)
8. Boys Of Summer(Don Henley)
9. In The City(Joe Walsh)
10. Already Gone(Glenn Frey)
〜休憩〜20分
11. Tequila Sunrise(Glenn Frey)
12. Love Will Keep Us Alive(Timothy B.Schmit)
13. Hole In The World(Don Henley)
14. Take It To The Limit(Glenn Frey)
15. You Belong To The City(Glenn Frey)
16. Walk Away(Joe Walsh)
17. Sunset Grill(Don Henley)
18. Life’s Been Good(Joe Walsh)
19. Dirty Laundry(Don Henley)
20. Funk 49
21. Heartache Tonight(Glenn Frey)
22. Life In The Fast Lane(Don Henley)
〜アンコール1〜
23. Hotel California(Don Henley)
〜アンコール2〜
24. Rocky Mountain Way(Joe Walsh)
25. All She Want To Do Is Dance(Don Henley)
〜アンコール3〜
26. Take It Easy(Glenn Frey)
27. Desperado(Don Henley)

 27曲中9曲はそれぞれのソロ活動でのナンバーでしたが、しっかりとツボを抑えた選曲で、大興奮大満足なライブでした。
個人的な好みをいえば、「Sad Cafe」と「The Last Resort」を聴きたかったところですが、前回9年前も今回も、ついに生で聞くことはできませんでした。

 ジョーがヘンな日本語を覚えて楽しそうに口走っていました。東京では、「ワ・ザ〜!」(技と想われる)を嬉しそうに連発していましたが、1週間の間に新しい言葉を覚えたようで、名古屋では「キチガイ」と2回ほど言っていました。今回のジョーはコメディ担当のようで、「Life’s Been Good」ではヘルメットカメラで客席やステージ上などいろいろ映して遊んだり、「Rocky Mountain Way」ではヘリウムのチューブを銜えてギターの音のまねを声でしていたり。愉しそうでしたよ。

 それと、日本人の英語ヒアリング能力を絶望的に想ったことがひとつ。東京でも名古屋でも、2曲目を始める前に、グレンが「ホテル・カリフォルニアから2曲」と言ったのですよ。そうしたら、その「Hotel California」と云う単語にだけ反応してしまって会場内がどよめくこと、そして「New Kid In Town」が始まった時のあからさまな落胆の空気…そんなに難しい英語ぢゃないのになぁ…

 でも、改めて。そのコーラスワークといい、伝説級の名曲の数々といい、ステージでのパフォーマンスといい。もう、最高に格好良いですよ。これを格好良いと呼ばなければ、この世に格好良いものは存在しません。
このライブの映像が、DVDで発売されるのを心から待っています。そんな予定、聞いていませんけれどね。

 1曲1曲、細かく書いていくときりがないのでこれ以上詳細は記しません。でもね、観に行った人には、一生の思い出になる素敵なライブだったと想います。

 これでもう2度と見ることはできないかもしれないと想うと、やっぱり淋しいですが、それでも、1995、2004と観ることができたのはとても幸せなことだと想う。本来なら、もう過去の伝説のグループだった筈で、いちども観ることが叶わなかったかもしれなかったのだから。
 夜なかなか寝付けない私にとって、お休みの日の午前中と云うのは普段の睡眠不足を補う貴重な時間です。それでも、なにかしら用事がある時は早く起きる訳でして。
尤も、早く起きるといっても朝の7時半なのですけれどね。

 今日は、友人たちといっしょに、お酒を買いに行こうと約束がしてありました。
酒を買うぐらいで、なんでわざわざと想われるかもしれませんね。他の誰かがこんな文章を書いたら、私も何故と不思議に想います。
洋酒は主に馴染みのバーで買ってそこで呑み、ワインは何か探したければ過日書いたように大曽根のふじみ屋に行けば用事が足りるのですが、日本酒は、実はわざわざ岐阜までお買い物に出かけているのです。

 柳津町にある、酒のひろせと云うお店に、もう10年以上お世話になっています。
正直、若い頃の私は日本酒が苦手で、と云うのも飲むと必ず悪酔いすると想っていたからなのですが、このお店発友人経由でおいしい日本酒を教えてもらい、実は純米酒を呑んでいる限り悪酔いはしないと云うことに気付いてからは、日本酒大好き人間になっております。いや間違えた、日本酒大好きオートマータになっております。(私は、アルコール仕掛けの自動人形よ♪)

 それでも、名古屋に住んでいる私が何故わざわざお酒を買いに出かけるかと云う疑問の答えにはなっていませんね。回答はこれから。
ここが取り扱っている、玉泉堂さんと云う蔵元のお酒、醴泉シリーズが大のお気に入りで、さらにその最高峰、「蘭奢待」と「醴泉正宗」に目がないのです。しかも、ここでしか入手できないとくれば、わざわざ出かける理由も解かろうと云うものです。
いや、他にも取り扱っている酒屋さんはあります。ある筈なんですが、圧倒的に取扱量が多く、馴染みでもあるために多少の融通も利き、要するに私や友人が確実に入手できるお店はここしかないのですよ。
 その他にも「勝駒」や「三千櫻」など、岐阜の酒蔵に強いのがこのお店の特徴で、特に女将さんは酒匠アドバイザーでもあるので、毎回、あれこれ試飲させてもらい、お酒について好みを熱く語っているのですよ。
そしてまとめてお買い物をしてきます。流石に、毎月のように出かける、と云うわけにはいきませんから。

 上記の酒について、どのように旨いのか、などと云う趣旨の冗長な文章は書くつもりはありません。言葉で伝えられる事象と、伝えられない事象があります。興味があるのでしたら、実際にいちど呑んでみて、ご自身の主観で判断をお願いします。入手が困難だが興味が尽きない、と云うのでしたら、その入手にご協力はできますが。

 ただ、今回は、ちょっと目的が変化球でした。ワインが主目的になったのです。ワイン好き、或いはワイン通の方、近頃「KUSUDA」と云うニュージーランドのワインのことを聞きませんか?
今、日本のワイン界で話題の中心とも言えるような「KUSUDA」が、その本人がこのひろせの大将と古くからの友人だと云うことで、ある程度入荷するというので、お出かけしたのでした。

 詳しいことは、本人のHPに任せるとしまして。
http://www.kusudawines.com/japanese/index.htm

 来年には取引価格は間違いなく倍になるだろうと言われている、ピノ・ノワールの逸品。新鋭ながら、かなりの高い評価を受けているようで、呑むのが実に愉しみです。
また、入手が困難になることが予想されているので、そういった意味でも、また、私がわざわざ酒を買いに岐阜までお出かけする機会が増えそうな予感がしています。

 とりあえず、今日はその「KUSUDA」と、前出「蘭奢待」等を購入しました。
「KUSUDA」は近々バー「ドン・ジュアン」で友人やお店のスタッフといっしょに呑むつもり、「蘭奢待」は14日に友人の家で遊ぶ予定なのでそのときに空けるつもりです。

 そして、実は来月5日にも、再びひろせまでお酒を買いに出かけるつもりだったりします♪

11月最初のFNM

2004年11月5日 ゲーム
 とりあえず、社会人である私にとって、人とMTGをする機会はこのFNMぐらいしかありません。以前は構築戦のプレミアイベント(GPTやPTQ)にも参加できていたのですが、この夏からスタッフとしての参加するようになってしまいましたので。
そして、自分の自由時間では、お店に出向ける時間が限られていると云う問題が在り、デックの調整すら儘ならない状態です。

 そんなこんなで、先週から全く進化していない薬壜親和でFNM参加しました。
参加者は12人で4回戦。ややこじんまりとした大会になりました。

 1回戦:トロン(フェイク君)○××
 初戦は親和としては普通の周りをして勝ったものの、2戦目、3戦目共に速攻でトロンを揃えられて《トリスケリオン/Triskelion(MRD)》&《メフィドロスの吸血鬼/Mephidross Vampire(5DN)》でゲームセット。引きの強いトロンは相手にしていて精神衛生に良くないですね。

 2回戦:トロン(N君)×○×
 1戦目、相手の《精神隷属器/Mindslaver(MRD)》起動、こちらの手札に何故か《大焼炉/Great Furnace(MRD)》と《エイトグ/Atog(MRD)》が存在しておりゲームセット。2戦目デックが良く回る。3戦目、《機械の行進/March of the Machines(MRD)》を貼られるもそれまでに《モリオックの装具工/Moriok Rigger(5DN)》を2体コントロールしており、暫く頑張るも、その稼がれた時間で《歯と爪/Tooth and Nail(MRD)》から対親和グッズセット降臨。

 3回戦:トロン(G−REN君)○○
 何故か3戦連続トロンですよ?勘弁してください。でも、2戦とも相手の引きが芳しくなく、代わりにこちらが鬼神の如きオープニングハンドと引きを見せて数ターンで決着が着く。いや、第1ターンにしっかりと《酸化/Oxidize(DST)》を打たれているのに余裕勝ちできる引きって、鬼周りとしか言わないよね。

 4回戦:白単装備ウィニー ○○
 1戦目はわりと余裕で取る。2戦目は、相手の装備が殆ど出てこないものの、ウィニーらしく細かいクリーチャーがたくさん出てきて攻めあぐねる。そうこうしているうちに《秘宝の障壁/Relic Barrier(5DN)》を2枚貼られてピンチに。1枚は何とか《酸化/Oxidize(DST)》するものの《忌みの像/Imi Statue(CHK)》とお替りの《秘宝の障壁/Relic Barrier(5DN)》まで出されて激しくピンチに陥る。手札と相談して起こすアーティファクトを慎重に決め、解決策を待つ。最終的には2体の《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》それぞれカウンター3個と、《エイトグ/Atog(MRD)》様でアタックに持っていき相手の投了を誘う。《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》2枚と《空僻地/Glimmervoid(MRD)》があったことが救いでした。

 場に出てしまった《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》は、カウンターデック相手にも非常に強力でした。しかし、それ以上に、ドローの強い人が使うトロンは強力でしたと云うことで。

 などといいながら、今回も優勝はA君の薬壜親和。2位はHAYAさんのバーンながら、3位もM君の親和。どうやら、やっぱり私のプレイングが相当温いらしいです。G−REN君とやる時は自分でも感心するぐらい冴えているのになぁ…

 とりあえず、先週と今週のFNM、SS杯と使ってきた親和のレシピでも公開してみます。

メインボード
 4:《教議会の座席/Seat of the Synod(MRD)》
 4:《囁きの大霊堂/Vault of Whispers(MRD)》
 4:《伝承の樹/Tree of Tales(MRD)》
 3:《大焼炉/Great Furnace(MRD)》
 3:《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》
 2:《空僻地/Glimmervoid(MRD)》
 4:《羽ばたき飛行機械/Ornithopter(MRD)》
 4:《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》
 4:《電結の働き手/Arcbound Worker(DST)》
 4:《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》
 2:《エイトグ/Atog(MRD)》
 4:《金属ガエル/Frogmite(MRD)》
 4:《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》
 4:《彩色の宝球/Chromatic Sphere(MRD)》
 4:《頭蓋囲い/Cranial Plating(5DN)》
 2:《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》
 4:《物読み/Thoughtcast(MRD)》
サイドボード
 4:《酸化/Oxidize(DST)》
 3:《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt(MRD)》
 1:《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》
 3:《モリオックの装具工/Moriok Rigger(5DN)》
 3:《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(MRD)》
 1:《光と影の剣/Sword of Light and Shadow(DST)》

 まぁ、公開したと云うことは最低でもこのままでは来週のFNMでは使わないと云うこと。幾らか進化させるか。それとも違うアーキタイプで臨むか現在思案中。どこをどう弄るかは幾らかの案は持っているのですが、正直なところ対トロンをどう考えるのか纏まっていません。
テストプレイの時間と相手が欲しいと切実に想っています。

失望

2004年11月4日 エッセイ
よし君様、K沢様、リンクありがとうございます。

 かつて、これほど世界中から注目を集めた選挙はなかったと想う。勿論、USAの大統領選挙のことだ。

 アメリカがこれから先も、世界の中心で自分の権利だけを叫ぶのか、多少は反省をして見せるのか、個人的にも大きな関心を持って見ていたのですが。
 どうやらアメリカ人っていうのは、莫迦のほうが多かったようで。

 だいたい、何が性質が悪いって、アメリカ人どもは自分たちの大統領を選んでいるつもりで、しかもその認識は正しいのだが、選ばれる方は時として世界の支配権を握ったつもりになってしまうことでして。今回のヤツなんて、その典型ですよね。ヤツの幼稚な、現代社会を西部劇の舞台と勘違いしているかのような言動が、それを如実に物語っている。

 それでも多くのアメリカ人が、実は自分たちが世界中から憎まれていることに気付きつつあって、その表れとして今回の選挙が、前回に匹敵するような大接戦になったことには多少の意味を求めたい。
これも、問題は、ブッシュジュニアが国民の半数近くが自分を拒否したことを真剣に受け止めるかどうかにかかっているのですが。

 都市部ではケリー氏が圧勝、田舎でブッシュが票を稼いだと云う図式が成り立っており、そりゃ当然殆どの西欧諸国と上手くいかない訳だよなぁ、とか想ってみたり。

 とりあえず、ブッシュジュニアを、どうしようもなく嫌いな私としては、この文章はただの恨み節だったりします。
 新宿で目を覚まして、今日はもう帰る以外何も予定がなかったので、erom様のお誘いに乗ることにして調布へと足を延ばしました。

 erom様、お誘い&遊んでいただきましてありがとうございました。
 
 当日その場に行くまで、私、SS杯ってノーマルのスタンダードだと思っていたのね。で、金曜日に使った薬壜親和しか持って行かなくて。
実はSS杯独自フォーマットだったと知り、かなりあせりました。なにせ、エクステンデッドよりもカードプールが広いのよ。
でも、8人で4回戦やって、何故か3−1の2位。やっぱり親和強いねってことで。

 本番はその後、午後3時頃からでした。
 erom様から、かなり多方面に電話で連絡していただきまして。
最初、8人で非公認でタイプ1を始めたのですが、嬉しいことに人数が揃いまして、11人で公認タイプ1がスタート。
私個人としては、7月のASN以来、3回目の公式戦です。使用デックは勿論ゴブリン。デッキレシピは以前に晒したままです。

 1回戦 ティンカーコロサス ×○○
 1戦目、相手2ターン目ぐらい《修繕/Tinker(UL)》から《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus(DST)》を場に出される。どうしようもないデス。2戦目、こちら先手から有無を言わせずブンブン回る。3戦目、流石に《修繕/Tinker(UL)》は制限なのでなかなか出てこない。《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus(DST)》を場に出すべく撃たれた《実物提示教育/Show and Tell(UZ)》をカウンターして勝ち。

 2回戦 ドラゴン ×○×
 1戦目、1ターンの差でコンボを決められて負け。2戦目、こちら先手初手から《Black Lotus(UN)》経由で《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey(UZ)》×2+《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver(ONS)》と展開。人はこれをブン回りと呼ぶ。3戦目、お互いにゆっくりした展開から場を整える。こちらが《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter(ONS)》をコントロールしている状態で相手がコンボ起動。ジャッジを呼んで相手のループ回数を確認、40回と言われ、「それでは名手の能力を40回起動します。対象は対戦相手」と宣言したところで相手がポカーンとした表情。名古屋では、と云うか私の身内では当然のこのギミックも、実はあまり知られていなかった様子。erom様もお昼の買出しのときに話をして初めて知ったと言っていらしたものね。相手が慌てて1回づつ解決していきましょうかと言い、それに付き合うことに。ループを途中で止められて、手札から《独房監禁/Solitary Confinement(JUD)》と云うサプライズカードが出てきてゲームセット。実は密かにこのゲーム、40回スタックに乗せたことを巻き戻さなければ勝っていました。なにせ、そうしていれば《独房監禁/Solitary Confinement(JUD)》は在り得なかった訳で。途中で《中断/Abeyance(WL)》撃たれましたが、既にスタックに乗せられた効果は止められませんので。

 3回戦 赤単バーン ××
 丹念にクリーチャーを除去するデックにはすこぶる相性が悪いです。それでも、普段なら《繁殖力/Fecundity(UZ)》を貼ってカバーできるのですが、相手のデックには《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DST)》なんて入っていました。勝てるわけありません。
このデックには素直に感心させられたり。クリーチャーを絞めてドローを強化し、同時に墓地を肥やすことで《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(TOR)》の能力を安定して起動していました。

 4回戦 オース ○××
 今が旬、噂のオースです。1戦目は自分が、2戦目は相手がブン回りで迎えた3戦目、マリガンの後のいまいちハンドをキープせざるを得ず。爆発力に欠けて1ターン差で負け。
このゲームでは、密かに2戦目後攻のゲームはカウンターヘビーに、3戦目先行ではメインの形に戻して瞬発力重視にとサイドを変えて臨んでみました。

 と、結果は11人中10位と云う散々なもの。
やはり、オースがメタに戻り、しかも現在の形に進化している所為で、ゴブリンはややパワー不足な感じがします。
1ターン差と云うゲームも多かったのですが、この1ターン差はヴィンテージでは絶対の差です。デザインを見直すか、違うアーキタイプを模索するか、思案時ですね。
取り合えず、現在の赤緑の形を崩して、赤黒として組んでみようかと思っています。

 でも、やはり私は旅先では幸運に恵まれるらしいです。こうやって、公認のヴィンテージに参加でき、たくさんの知己にも恵まれ情報交換もできて、とても素敵な週末の旅行になりました。

 夕方6時前に調布を出て、10時頃に無事に自宅にたどり着きました。

9年、待ちました

2004年10月30日 音楽
 お昼過ぎに家を出て、東京へ。
そう、以前ちらと書きましたが、今日はイーグルスの東京ドーム公演なのでした。
ぢつは、東京ドームへ行くのは初めてでした。別に、「ぢつは」とか云うまでもないことですね。首脳陣が嫌いなので巨人を好ましく思っていない私としては、今まで行く必要がなかったので。
今日は違います。何を引き換えにしてもと云う想いで、出かけましたよ。

 まずは4時頃に、いつも利用している新宿のホテルに入り、それから少しの休憩を挟んで水道橋へ。
電車の中で、どうした巡り合わせか、ふと気が付いてしまって、近くにいらっしゃった初老のご婦人と中年のご婦人のふたり組に席を譲ったのですよ。そうしたら、その方たちもイーグルスを観に行くとのことで。
また、電車が水道橋に近付くにつれ、中年と呼んでも失礼には当たらないだろう団体客がしきりにイーグルスの話しをしていまして。どの曲が好きとか、メンバーの名前とか、目をきらきらさせて語り合っているのよ。少しづつ、いよいよ夢が叶う瞬間が近付いているのだなぁと実感。

 ドームに着いて。やはりと云うべきでしょう、私よりも若く見える方はとても少なくて。
私は、「Hotel California」のヒットの時、未だ7歳でした。34歳の私がリアルタイム世代ではないのですから、リアルタイムで聴いていたファンと云うのは40代以上なのでしょうね。だから、当然といえば当然。
でもね、一応、私もリアルタイムなのよ。私が子どもの頃、父は休日の朝はラジオを聴いて過ごしていまして。その時に、あの「Hotel California」のギターのメロディラインが耳に焼き付いたのでした。それから、曲とタイトルが自分の中で一致したのが高校生になってから。それからずっと、イーグルスは、伝説の、憧れのグループだったのです。

 で、あまり大声では言えないことながら、ぢつは私、チケットを一枚余らせて居りまして。無駄にするのもどうかと思い、トレードとか、おとなの交渉事が行われました。
その結果、アリーナB9と云うもう最高の席を手に入れまして。スクリーンぢゃなくて、肉眼でアーティストの表情が見える席ですよ。

 で、ずっと待ち焦がれていたライブが始まりました。
 ここから多少ネタバレが含まれますので、これから観に行く方で、当日サプライズを大切にしたい方は、後ほど読んでくださいね。
1曲目、「ロング・ラン」。もうね、一瞬のうちに極度の興奮状態に至りまして、ナミダが出てきましたよ。
曲にと云うよりも、本当にイーグルスのライブを観ているんだと云う認識からくる興奮でしょうね。想い返すと、電車の中での出来事などがあっても、それでも未だ幾らか冷静な状態で居たんですよ。それが、確か9年前の横浜アリーナの時は、開演時間になってもなかなか始まらなくって客席から手拍子でコールしたのに、今回は時間になったらさっと始まって。自分が身構える間もなく演奏が始まったために、その気持ちの変化があまりにも急だった所為で涙を流すなんてコトになったのでしょう。例えば、全然官能に火が点いていなかった身体をいきなり絶頂に持って行かれたような、そんな感覚。下世話な喩えですみませんが、多分これがいちばん的確。

 休憩を挟んで、3回のアンコールを含めて約3時間。ちょうどティモシーと、ブラスチームのビル・アームストロングの誕生日だったとか。ラストの名曲「ならず者」まで、夢心地の3時間はあっという間に過ぎていきました。

 これで最後のツアーと云うことで、とても残念なのですが、それでも伝説級のグループのライブを、1995、2004と2回も見ることができたことは幸せですよね。
とか言って。私、7日の地元名古屋のコンサートにも行きますけどね。えへ。

 ただ、東京ドームと云う会場は、なんというか、いただけないですね。ライブが終わってからドームを出るまでに40分以上掛かりました。いつもこんななのでしょうか。だとしたら、よくもこんな会場を使えるものだ。敷地を、ぢゃないんですよ。ドームと云う建築物から出るのに以上に時間が掛かって。
しかも、ドーム外敷地内でアーティストグッズを売っていると云うアナウンスがあって、愉しみにしていたのですが、やっとの想いでドームを出て売り場に行けば、「もう販売は終了しました」のアナウンス。客をナメ過ぎでしょう。

 ただ、私は大抵いつも、旅先では幸運に恵まれることが多くて。
最高の夜に水を差されたような気分で、宿に戻る前にどこかで食事をしようと思って、新宿西口でハーミットと云うバーに寄ったのです。何故食事目的でバーに、とか言わないでくださいね。私の行動パターンなんて、そんなものです。
その、ふらっと寄ってみたバー「ハーミット」ですが、大当たりでした。本来の目的である食事は、残念ながらできなかったのですが、お酒がね。モルトも「オフィシャルは全部あります」と豪語されたのですが、本当にそんな勢いで品揃えがあって。滅多に呑めない、「クライヌリッシュ12」と「アードベグ30」を呑んで、満足の内に宿に戻ったのでした。

FNM

2004年10月29日 ゲーム
 djcanon様、リンクありがとうございます。

 さて、今日は恒例、金曜日の夜のお楽しみ、FNMでした。
ここのところ、常連さんだけではなくて毎回多彩なゲストをお迎えできている我等がメルヘンですが、今日は美嶋屋さんの常連さんたちが遠征してきてくれました。
よくよく考えたら、顔見知りになってそれなりに長い気がするのに、こうやって直接同じイベントで遊ぶのは珍しく感じてしまったり。まぁ、プレミアイベントでは私、ジャッジしていることの方が多いですからね。

 17人参加の4回戦、かなり新鮮なゲームが楽しめそうな感じがしていました。今回の私の使用デックは薬壜親和です。さすがに先週の物体は、どう弄っても物体のままでしたので。

 1回戦:? ○○
 対戦相手は、最近マジックを始めたばかりだと云う小学生の子。1戦目、こちらの動きが鈍いが、相手はそれ以上に事故に陥っている。余裕で勝ち。2戦目も、《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》に《ショック/Shock(8ED)》が跳んできて吃驚するが、やはり大した抵抗もなく勝ち。正直、相手のデックもよく判らなくて、アドバイスもあげられなかったです。

 2回戦:青緑コントロール(傍観者様)○×○
 1戦目、メインでは相性がよさそうで、普通にデックが回って勝ち。2戦目は、《モリオックの装具工/Moriok Rigger(5DN)》が出る前に《機械の行進/March of the Machines(MRD)》を貼られて負け。3戦目、序盤で3枚も《物読み/Thoughtcast(MRD)》撃ちました。これで負ける訳もなく。なんか、腕ぢゃなくて引きで勝ったゲームでした。

 3回戦:親和(M君) ×○−
 1戦目、一進一退の攻防が続き、お互いに決定打に欠け、25分ほど粘るが、負ける。序盤に《物読み/Thoughtcast(MRD)》連打した時に、土地ばかり引いたことがやや痛かった。2戦目、サイドから《酸化/Oxidize(DST)》や《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(MRD)》等が入る親和ヘイト型に。薬壜が渋い味を出して相手を攻め、こちらも一進一退の攻防が暫く続き、最後は何とか勝つ。なお、このゲームの時にはギャラリーにG−REN君と、M君の友人A君がついており、決着がついた後、プレイヤー2人とも激しく駄目出しをされる。お互いに、数ターン前にゲームを決めるタイミングがあったと云うことで…まだまだ修行が足りません。3戦目、やや押され気味のゲームを、時間切れで逃げ切る。

 4回戦:トロン(もしかしてK沢様ですか?) ○○
 2戦ともこちらがブンブンに回り、相手が形を作る前に決着がついてしまう。1戦目なんて、トロン揃っていなかったですし、2戦目もトロンを揃えられて《忘却石/Oblivion Stone(MRD)》を置かれた返しのターンに《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》引いてゲームが決まってしまいました。

 終わってみれば、3勝1分け、負け無しでフィニッシュ。3回戦で引き分けたM君がやはり最終戦を勝ち、オポの差で彼が優勝、私は2位と云う結果でした。
3位にはA君が入り、なんとまぁ1〜3位を親和が独占した形です。

 しかし、多少メタられても、プレイングが未熟でも、親和は強いですね。殆ど使っていなくて不慣れな自分が、しかも薬壜タイプは触って2日程度なのに、強運の引きとデックパワーに助けられてこの成績ですからね。
強い人、巧い人が使う親和は手が付けられないと云うのは、改めて実感しました。

 総てのマッチが終わると、閉店時間間近の9時ちょっと前でして。せっかく遠征していただいたのに、もうちょっとゆっくり遊ぶ時間があってもよかったかな、なんて想いますが。
楽しい時間が過ごせて、とても嬉しかったです。また時々、来て欲しいですね。と云うか、自分も時間を見つけて美嶋屋へ出かけたいですね。

 それから、日曜日の「ねこを愛でる会」に参加される方、頑張ってくださいね。私は行けませんが、応援しています。
 erom様、リンクありがとうございます。
 過日の公認タイプ1以来、それ関係のリンクが増えてきてとても嬉しいです。私は大した情報発信はできませんが、大会を開いたりして可能な限りヴィンテージを盛り上げていきたいと想っていますので、よろしくお願いしますね。

 さて。今日書きたいことは、そんなほのぼのしたことぢゃなくて。
大変なことになっていますね。新潟方面とか、イラクとか。

 地震のことについて、あえて今まで触れなかったことには訳があります。やはり、思いつきで迂闊なことを書いて人を傷付けるような結果は招きたくないと云うことがひとつ。今回の場合は特に、洒落にもなりませんから。そして今ひとつ。より多方面から検証された正確な情報が欲しかったからです。
私が尊敬してやまないひとつの言葉があります。曰く、
「事実を知らずに判断を下すほど傲慢な行為はない」

 さて、新潟の地震ですが、改めて大変なことになっていますね。初日に、40分ほどの間に震度6以上が3回。震度5以上の余震も多数。しかも数日後に再び震度6以上の余震。予てからの台風のこともあり、各地で酷い被害が出ています。
確か阪神の大地震の直後、イギリスの専門家はこう言いました。「日本は、どこに住んでいても、あの朝の阪神と同程度に危険だ。日本は人間が安全に住める土地ではない」と。まさにそれが証明された訳で。
こればかりは、いくら建物の耐震基準を強化しようがどうにかなる問題でもありません。もともと、今回の被災地区は豪雪地帯で、積雪に耐えるために家などかなり強固な造りになっていた訳でして。それでもこれだけの被害が出るということは、建物の強化と云う範囲では対策が追いつかないことの証明です。ついでに言うなら、人間が決めた基準を地震が守ってくれるなんて莫迦な話はないのです。

 それ以上に私が想っていることは、やっぱり自衛隊は使えない、無能な集団だなぁと云うこと。自衛隊員を責めている訳ではないですよ、念の為。
地震から、5日経ちました。未だに水が足りない、食料が足りない、エコノミー症候群で死亡する人がいる、日が重なれば凍死者が発生しそうだ…事後の対応が悪すぎるのです。
異常事態で非常事態、仕方がないと想われるかもしれません。でも、私は私の視点からあえて問います。
自衛隊って、もともと、国内で戦争するためにある軍隊です。いろんな奇麗事は結構。本来の存在意義である自衛行動って、突き詰めれば、日本の国土内で戦闘行為に陥ることでしょう。そもそも、そうでなければ兵装は必要ありませんよね。で、国内で戦闘行為に陥る以上、戦場と化した地域は、すぐに今回の地震の被災地区のようにライフラインが壊滅するわけですよね。そこまで、戦略構想の前提の段階で明白なのに、その後の国民の生命を守る生活支援、或いは生存支援が手順としてしっかり確認されていない。だから、未だにみんな酷く不自由な状態に置かれているのです。
それに、以前から大騒ぎして、今年の夏頃に成立した筈の「国民保護法案」。有事の際に国民の安全を守る為の法案だった筈なのですが、今回まったく話題にすらなっていません。何の役にも立っていません。やっぱり、ただの「戦争したい法案」だったのね。

 次にイラクの人質さん。
 誤解を恐れずにひと言で斬るなら、莫迦だね、これに尽きます。どうも、今のところ寄せられている総ての証言が、ただの物見遊山で多数の方の静止を聞かずにイラクに入ったとしている訳で。
まぁ、酷い言い方をするなら、自業自得以前に、覚悟の上だったのでしょ、のひと言です。

 ただ、もっとお寒いのは、お莫迦の総大将、小泉氏。さっさと、相手の要求を呑む気は一切なしと明言しましたね。非常にデリケートな交渉が必要なこういった緊迫した問題で、どうしてこういった考え無しの、莫迦なひと言を口にできるのか不思議で仕様がありません。このひと言は、あらゆる交渉の拒絶と同意味です。
一応、可能な限りの手を尽くして人質救出に全力を挙げるとは言っていますが、ある程度事情を知っている人間なら、それもまたただの莫迦話であることは明白です。そもそも、交渉窓口がないのですから。それに、首相の発言内容は、「交渉の余地無し」と云う意味の言葉でしたから、この時点で矛盾が生じています。
そして、以前の日本人の人質解放に、日本政府は全く無力でした。無事に開放されたのは、本当に、偶然と幸運に恵まれたに過ぎません。今回も、外交ルートを通じて、交渉ルートを確保しようとしている、そんな程度の段階。酷評するなら、転んで怪我をした子どもを抱えて、「誰かお医者様はいませんか」と周りに問うているような状態。
 そして、確かに今回の人質は莫迦の見本のようなものですが。
これは、WaterForestの本心では在りませんが、こういった見方もできると云う一例。別に、誰がどこへ旅行に出かけようと自由です。そう、それこそ日本人がイラクに出かけることも自由で、だからこそ彼は彼の地にいます。だから、そこで戦闘やテロに巻き込まれて死亡することは本当に自業自得です。ただ、日本人であると云う理由で人質にされるのは、日本政府の外交、国際政治戦略の誤りが原因だと云う考え方です。日本がUSAに追従して、自衛隊を彼の地に駐留させていなければ、彼は安全に、満足にその物見遊山を終えて帰国できていたかも知れないのです。
 国会議員始め一部の莫迦な奴等が自己責任論などを今回も吐くでしょうが、彼が人質になったこと、そのことについては日本政府は無責任ではないのです。

 そして、いち早く自衛隊の撤退はないと明言した首相。彼の発言の一言一句を聞いて正確に分析すると、イラクの復興活動と云う名目でのUSA追従が、本来の義務である国民を守ると云うことよりも重要だと考えていることが明らかですね。
これで6人目の日本人人質。明らかに、日本の国益になっていないのにね。

 地震で犠牲になった方の冥福を祈り、身近な方を失った人々の心の平安を、心より願います。
そして、人質となった方も無事解放されるよう願います。

…私、不信心者ですけれどね。それでも、こころから願います。
まず最初に、Arvel様、県選手権ベスト4おめでとうございます。
こうして身近(?)な方が活躍されると、とてもモチベーションが上がって、嬉しいです。

 自分も、早いとこ安定した成績を残せるようになりたいのですけれどね。夏からこちら、ジャッジに力を入れていましたが、これから少しずつ、プレイヤーレベルも上げていきたいと本気で想っているこの頃です。勿論、過日宣言したように、自分で大会も主催するべく活動もしますけれどね。
とりあえず、著しくデック構築能力が衰えているような気がしているので、シールドで暫くは修行でもしようかななんて考えています。

 しかし、タイプ1でもおもしろいことになりましたね。オースデック復権ですか。未だエクテンでデュアルランドが使えた頃、いちばん好みだったデックがオースなので、なんというか嬉しいです。パーツも全部ありそうだし、今度いちど試してみようかな。とりあえず今は、自分の好みであるゴブリンに《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker(CHK)》を入れようと目論んでいたりするのです。

 しかしながら、秋は個人的に忙しいです。何と云うか、今年はMTGへの取り組み方を変えた所為もあり、夏からずっと忙しかったのですが、どうやら1月いっぱいまでは総ての週末に予定が詰まっていそうな勢いです。
合間合間を見ては個人的な予定も入っているのですけれどね。

 今週末は、東京方面へ出かけます。土曜日の夜は、東京ドームでイーグルスのライブを観るのさ。94年のライブも横浜で見て、また10年待ったのよ。もう、心から待っていたのよ。
それはそうとして、土曜日の昼間とか日曜日の昼間とか、もしかしたら東京でどこかのお店に、MTGやりにふらっと寄るかもしれません。
本当は前日、金曜日の夜から上京してむこうの友人たちと呑みたいのですが、さすがに今月は神河物語2ボックスにMoxRubyまで買ってしまってお金ないので、金曜日はおとなしくメルヘンでFNMです。

 えっと、私の文章がとりとめもなくていまひとつ纏まりに欠けるなと云う時は、大抵、呑みながら書いている訳でして。エキセントリック・オペラの歌をBGMにしながら、ボウモア12を呑んで駄文を書いているのでした。
 MTGプレイヤーの皆様、如何お過ごしでしょうか。
今日、県選手権に参加された方々、満足できる結果は出せましたでしょうか。

 私は、今日は仕事で参加できませんでしたけれどね。しかも、それなら日曜日に隣の県に遊びに行こうとか想っていたのに、明日昼間から宴会の予定が飛び込んできて、それさえも不可能になってしまったのですけれどね…

 まぁ、私の身近なところでは、ジュニアながら先日のタイプ1にも参加してくれた子が、5−3の勝ち越しと云う成績を収めてきたようですけれどね。まぁ、デックデザインはG−REN君なので、当然と言えば当然かもしれないけれど、大きな大会でそれなりの成績を残してくれるのは嬉しいことです。しかも、多分彼は、GP名古屋の時のジュニア大会ぐらいしか、大きな大会って経験がないと想うので、そういった意味では寧ろ大した結果だと想います。

 彼を始め、メルヘンでの常連組みのジュニアの子達は、一応私のいるコミュニティの中では期待の星でもあります。G−REN君などレベルの高いプレイヤーと遊ぶ機会があり、過日のタイプ1など積極的にゲームに取り組んでくれています。また、己惚れていいなら、一応、私と云うジャッジも身近に居ることで、まずまず良いといえる環境の中でプレイできているのでしょう。
やはり、MTGと云うゲームは環境が重要だと想います。
最初は自分の為でしたが、やはりいい環境でMTGができると云うコミュニティーを、作っていきたいと想っています。

 話は変わりますが。
 やはり、定期的にタイプ1などの公認大会もやりたいと想いまして。いろいろと考えております。
とりあえず、年明けて2月頃、名古屋市の天白区か緑区辺りでやることになると想いますので、興味のある方は楽しみにしていてください。詳細が決まればここでも発表します。どうぞ、よろしくお願いします。

新環境FNM

2004年10月22日 ゲーム
 ゼル様、リンクありがとうございます。

 ごめんなさいもうにどとしません。

 えっと、オンスロートブロックが抜け、神河が入って初の公認大会、FNMでした。
正直、私はここのところタイプ1にかまけていて、しかも仕事もプライヴェートも忙しくて新スタンダードなんてまったく検討すらしていなかった訳ですよ。そういう訳で、前夜に5〜6分ででっち上げた物体(デックですらない)で参加したわけですが…
なお、13人参加の4回戦でした。

 1回戦:トロン ××
 1戦目、メインでは親和のみをメタった構成なため、ほぼ何もできないうちに負ける。2戦目、サイドボードでランデスヘビーな形に変形するも、事故って、やはり何もできないうちに負ける。

 2回戦:親和 ××
 1戦目、火力で丁寧に相手クリーチャーを除去し、《酸化/Oxidize(DST)》と《永遠の証人/Eternal Witness(5DN)》も適度に撃て、主導権を握ったと想ったら…《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》×2で沈みました。2戦目、手札に緑のカードが溢れているのに、1枚も《森/Forest》を引きませんよ?

 3回戦:トロン ○××
 1戦目、相手快調にトロンが揃う。メインではトロンは如何ともし難いのだが…相手が有効牌を引けないうちに、何故か《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》が《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》に着いたりして、殴り倒してしまいました。このゲーム、戴きとか想ったのですが。2戦目、相手3ターン目に《聖なる場/Sacred Ground(ST)》が出る。手札で《石の雨/Stone Rain(CHK)》《溶鉄の雨/Molten Rain(MRD)》《抹消/Obliterate(IN)》が腐る。3戦目、相手の2ターン目に《聖なる場/Sacred Ground(ST)》が出る。以下同文。

 4回戦:BYE
 最下位らしいですよ?

 はい、何と云うか、いや何も言うな。
独自の戦略論に基づいて、この時期ならば親和とトロンだけをメタっていれば勝てると想ったのですが。流石に練り込みが足りなかったようです。テストすらしていないものねぇ。
物体リストは割愛させてくださいませ。さすがにそこまで、恥は晒せないデス。とりあえず、赤くて緑で、除去いっぱいフィニッシャーはない物体でした。

 アイデアは悪くないと思うのだけどなぁ。ちょっと調整してみて、モノにならなければ捨てます。

台風一過

2004年10月21日 日常
なかなかに凄い台風でしたね。
 私の職場、名古屋市のちょっと鄙びた所なのですが、敷地内の、直径50センチ以上もある杉の大木が、見事に倒れていました。それがまた、全然手入れも何もされていない、林のような状態になっているところでのことで…隣の白樺に寄りかかって、なんとか斜めに止まっているのですが、その白樺がなければ、私の作業場を直撃コースと云う、なかなかに面白いことになっていたところです。
築30年以上、もう既に公的な記録上は存在しないことになっているこの作業場ですから、大木が直撃した場合には完全に倒壊することが予想されるわけでして。経済的に余裕がない今、この緊急に撤去する必要がある大木をどう処分するのか、上層部の判断をいっそ他人事に見つめています。…なにせ、最初は自分たちで切って燃やせないか、と云う、無茶極まりないコトが半ば本気で検討されていたような…

 しかし、手入れも何もされていない雑木林状の敷地ですが、それはそれで、この季節には愉しみもあります。過日はここで栗拾いなどできまして、それは見事な栗がたくさん採れたのですよ。市販の甘栗よりひと回り以上大きな粒が、キロ単位で採れてしまい、ウチの職場で焼いて、入所者といっしょにちょっとしたお楽しみタイムでした。

 とまれ、明日には業者が入ってその大木は撤去される予定です。事故がなければいいなと、想っています。

 しかしまぁ、名古屋市内なのに栗は拾えるし、カブトムシは自生しているし、狸まで出没する職場ってなによ…私の自宅も名古屋市内の癖に雉の縄張りの真ん中らしいけれどね…

夢の源流

2004年10月19日 エッセイ
終生様、リンクありがとうございます。

 先週でしたか、文筆業に就きたいと云う夢半ば、と云うことを書きましたが、ふと振り返って、何故自分がこうやって文章を創ることが好きなのかを見つめてみたりしました。

 まずは、今まで読んできた本を振り返ってみます。子どもの頃から、活字中毒と云う言葉そのもののように、本を読むことが好きでした。ただ、その読書遍歴はちょっとばかり、普通とは言い難いものだったかもしれません。
小学生の頃は、冒険活劇系が好みで、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズとか、ルブランのルパンシリーズなどを読んでいました。
それが、中学生の頃はどうした訳か文学系に目覚め、堀辰雄なんて好んで読んでいたのです。
そして、高校時代。D&Dと云うRPGに嵌ったこの頃読み始めたのが、SFやファンタジー、ライトノベル系です。
ついには20歳を過ぎた頃、ひょんなことからおかしな世界にまた嵌り始めます。伝記系から博物学系などを読み漁り、その結果澁澤龍彦経由でサドの小説まで到ってしまったのでした。
今でも、歴史上のちょっと(?)おかしな人物の伝記などは大好きで、ジャンヌ・ダルク関係の本や、サド、ジル・ド・レ、ニジンスキー等の関係の書籍が本棚の1段を占めています。

 そして、自分が文章を創り始めた頃を考え直すと、中学生の頃まで遡ることになります。
その頃、歌を作って歌いたいと友人たち幾人かで思いついてしまい、歌詞のつもりの、詩とも呼べない言葉の羅列をノートに書き溜めていたことを想いまします。
その後、RPGで遊んでライトノベル等を読んで、この程度なら自分でも書けるのではないか、RPGのシナリオに肉付けと脚色をすれば、三流文章屋が発表しているファンタジー程度、或いはそれよりもいいものが書けるのではないかと想ってしまったのが、高校生の頃です。
で、この高校生だった頃、以前日記にも書きましたよね、定期的に手書きで手紙など書くようになって、文章と云うものを強く意識するようになったのでした。

 その後、キーボードに慣れるにつれ、私は何か考えを纏めるときにはキーボードを叩いて自分の考えを整理すると云う手法を常套とし、自然に自分の考え、意見などを文章の形で記すようになりました。
その一方で、歌や、本などから、自分に合う感性の文章を収集し、そのテクニックなどを模倣を始めとして自分のものへと吸収するようにしてきました。
こうやって、今の私の文章は造られています。

 そう、私の文章は、自分の考えをよりはっきりとしたものに纏める作業の中で生まれてくるものなのですね。自分を確立しながら書かれる文章、だから書くことが好きなのだと想います。
そして多分、そんな文章の創り方だから、エッセイ形式の文章が今はいちばん書き易いのでしょう。

 なんだか、こうやって自分を解析してみる文章をウェブ上に晒すのは、聊か恥づかしい気がしますね。
でも、まぁ、文章について多少偉そうなことを書いてしまったものですから、その根底にあるものに、ちょっと触れてみたくなったのでした。

 追記
 今私が好きな文章書きは、澁澤龍彦氏、長野まゆみ氏、堀辰雄氏、三島由紀夫氏ですかね。ここまで晒すと、私のシュミや人格までモロバレそうで、やっぱり恥づかしいですね。
Arvel様、バド・ホワイト様、リンクありがとうございます。

 昨日、1日で500以上カウンターが回ったことに驚いていたら、今日は1000以上も回ってしまって。いっそ不思議です。
やだなぁ、みなさまそんなにヴィンテージ好きor興味ありなら、大会の機会ももっとあってもいいのに。私も頑張って、これからやるよ。でも、私がプレイヤー参加できる公認大会も、開いてくださいな。

 ヴィンテージついでに。今日は、私の愛用のゴブリンを晒そうと想います。そんなに強いデックではないけれど、巧く使えば勝ち越しぐらいは狙えると想っています。

メインボード
 4:《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey(UZ)》
 4:《スカークの探鉱者/Skirk Prospector(ONS)》
 4:《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver(ONS)》
 4:《ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter(6E)》
 4:《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief(SCG)》
 4:《ゴブリンの女看守/Goblin Matron(UZ)》
 3:《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter(ONS)》
 3:《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader(AP)》
 3:《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(SCG)》
 4:《繁殖力/Fecundity(UZ)》
 1:《Black Lotus(UN)》
 1:《Mox Ruby(UN)》
 1:《Mox Emerald(UN)》
 1:《水蓮の花びら/Lotus Petal(TE)》
 1:《露天鉱床/Strip Mine(4E)》
 4:《不毛の大地/Wasteland(TE)》
 4:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》
 4:《Taiga(RV)》
 6:《山/Mountain》
サイドボード
 4:《赤霊破/Red Elemental Blast(4E)》
 4:《紅蓮破/Pyroblast(5E)》
 3:《Anarchy(IA)》
 2:《粉砕/Shatter(MRD)》
 1:《荒残/Rack and Ruin(UL)》
 1:《蛮行ゴブリン/Goblin Vandal(WL)》

 見てのとおり、ゴブヴァンテージです。メインのゴブリンなんて、今までスタンダードでゴブリンを使っていた方なら、残りを集めるのにもそんなに苦労はしないで済むのではないでしょうか。酷く古くて入手し難いものは無いと想います。モックスや黒蓮、デュアルランドは仕方ないですけど。それでも、これに近いものは比較的組み易いと想います。
で、あまりにぶっちゃけ過ぎる話しをするとなんなのですが、パワー9系のマナ加速は在ればそれに越したことは無いですが、無くても何とかなります。譬え実際に持っていてデックに入れていても、ゲーム開始から2〜3ターン目までにドローできなければ、ゲームとしては持っていないのと何も変わりませんからね。
先行1ターン目に《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey(UZ)》が場に出れば、かなりの確率でそのゲームは取れます。
つい先頃まで旬だった、今でも強力なデックタイプであるドラゴンデック相手には、コンボ発動より先に動ける状態の《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter(ONS)》が居れば負けません。
そして、《スパイクの織り手/Spike Weaver(EX)》や《Moat(LE)》など、何らかの理由で戦闘ダメージを与えられない時には。《スカークの探鉱者/Skirk Prospector(ONS)》と《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter(ONS)》と《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief(SCG)》、そして《繁殖力/Fecundity(UZ)》が場に出ている状態で《ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter(6E)》を撃てば。あら不思議。攻撃しなくても相手のライフなんて削り切れちゃいます。

 と、まぁ、スタンダード落ちしてしまうゴブリンを愛用してくださっていて、しかも愛着がある方なら、どうですか。この機会に、ちょっとだけカードを探してみて、お手軽なタイプ1。
多分、入り口なんてこの程度でもいいのですよ。それでも、何とかゲームにはなるのです。ほんの5枚程度プロキシーをさせば、できますよ。

 私は正直アクセスカウンターがどれだけ回ったかなんて気にしては居ません。でも、ヴィンテージ関係の日記を、2日で延べ2000人を超える方が見に来てくださった事実がとても嬉しいです。日本ではあまり馴染みが無い、或いはそう想われているヴィンテージですが、これからどんどん盛り上げていけるといいですね。

吃驚

2004年10月17日 ゲーム
 たった1日で、アクセスカウンターが3000台から4500越えまで回っていることに酷く吃驚させられました。何がそんな悪戯をしてるのかなと想ってみると…どうした訳か「放課後まじっく倶楽部」さんにリンクされているではないですか。あんな、デックリストもなければ詳細なレポートも無い日記に、しかもヴィンテージレギュレーションに、こんなに反応があるなんて、本当に驚きと云うより他ありません。

 そこで、このままではあまりにも申し訳ないと想い、優勝者に許可を得ましたので、そのデックでも晒してみようかと。

 プレイヤー:T・F デック名:U CAN’T SEE ME
メインボード
 4:《Underground Sea(RV)》
 3:《Volcanic Island(RV)》
 2:《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》
 2:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》
 1:《露天鉱床/Strip Mine(4E)》
 3:《不毛の大地/Wasteland(TE)》
 1:《Library of Alexandria(AN)》
 1:《Black Lotus(UN)》
 1:《Mox Pearl(UN)》
 1:《Mox Sapphire(UN)》
 1:《Mox Jet(UN)》
 1:《Mox Ruby(UN)》
 1:《Mox Emerald(UN)》
 1:《Sol Ring(UN)》
 4:《Illusionary Mask(UN)》
 4:《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought(MI)》
 1:《Gorilla Shaman(AL)》
 1:《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》
 2:《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(5DN)》
 3:《渦まく知識/Brainstorm(MM)》
 1:《Ancestral Recall(UN)》
 3:《火+氷/Fire+Ice(AP)》
 1:《Time Walk(UN)》
 3:《狡猾な願い/Cunning Wish(JUD)》
 4:《Mana Drain(LE)》
 4:《Force of Will(AL)》
 1:《嘘か真か/Fact or Fiction(IN)》
 2:《強迫/Duress(UZ)》
 1:《精神錯乱/Mind Twist(4E)》
 1:《Demonic Tutor(3E)》
 1:《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will(UZ)》
サイドボード
 3:《次元の狭間/Planar Void(UZ)》
 1:《誤った指図/Misdirection(MM)》
 1:《吸血の教示者/Vampiric Tutor(6E)》
 1:《投げ飛ばし/Fling(ST)》
 1:《殺し/Snuff Out(MM)》
 2:《赤霊波/Red Elemental Blast(4E)》
 2:《青霊波/Blue Elemental Blast(4E)》
 2:《もみ消し/Stifle(SCG)》
 2:《荒残/Rack and Ruin(UL)》

 トーナメント直後の優勝者のコメント。
「初戦で、いつもの調整相手のドラゴンデックとIDしたのがよかった」と云う、何と言うか、いかにも大博打に勝ちましたと云う感じのコメントでしたね。勿論、半分ぐらい(?)は冗談でしょうけど。
とにかく、昨日ちらとだけ書きましたが、基本はコントロールデックです。ただ、《Illusionary Mask(UN)》の能力で通常は場に出すことも大変な《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought(MI)》をデメリット無しに場に出すことができると云う、超強力なコンボを決め技に持っています。通常のコントロールでは間に合わないビートダウンデック相手にも、これが高速で刺されば勝ててしまいます。
今、《Illusionary Mask(UN)》が酷く高価なので簡単には組めないのですけれどね。
と云うよりも、レジェンド以前のタイプ1カードが、非常に高いのですが。

 ともあれ、昨日の大会終了時には、参加者から「来月も是非やりたい」と云う声を戴いておりますし、今回のようにいくら大手にリンクを貼られたからとはいえ、ヴィンテージの日記を1日に500人以上もの方が見に来てくださるのですから、またそのうち、本気で第2回のWaterForest杯公認ヴィンテージをやろうかと考えております。次回は、もっと新鮮な顔ぶれも集まってくれると、大変嬉しいですね。見に来てくださった方々、実際にプレイされている方も、潜在的なタイプ1に興味はあるけどと云う方も、ちょっと勇気を出して、大会に参加してみて欲しいと想います。
 そして、それこそそのうち、全国レベルで大会ができるといいな、なんて想っています。

公認Vintage大会

2004年10月16日 ゲーム
 今日は、以前から楽しみにしていた、DCI公認タイプ1大会の日でした。
私、WaterForestのレベル1認定記念で、お店に頼んで開いてもらった大会です。
直前まで、本当に8人集まるのか、ちゃんと公認でできるのかと心配で仕様がなかったのですが、ふたを開けてみれば、参加者10人と、なんとか形にはなった様子。
まぁ、参加者全員顔見知りと云うのはご愛嬌と云うことで。
また、私のパワー9は総てレンタルで貸し出され、その内のひとりはデック丸ごとレンタルと云う状態ではあったのですが。

 ともあれ、流石タイプ1。十人十色と言いますが、本当に様々なデックタイプがありました。
デック分布はと言いますと…
 ・ドラゴン×2
 ・イリュージョナリードレッドノート
 ・サイカトグ
 ・ゴブリン
 ・親和
 ・グロウ
 ・ハンデスポックス
 ・キーパー
 ・マルカデス
と、こんな具合に被ったのは2人だけと云う、実に面白いことに。

 ゲーム内容の方も、親和プレイヤーが第1ターンに場に10個ほどのアーティファクトと《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy(UZ)》を展開して相手が渋い顔をしたり、ドラゴンデックのコンボ起動にスタックされた《悪魔の布告/Diabolic Edict(TE)》が見事に刺さりパーマネントを総て失ったり、キーパーのはずのデックがランデスで勝っていたりと、かなり愉快なゲームが繰り広げられました。

 4ラウンドの大会を終え、優勝したのは、イリュージョナリードレッドノートのFさんでした。基本はコントロールデックながら、《Illusionary Mask(UL)》と《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnogut(AP)》の高速コンボもありと云うデック。やはり、1マナ12/12トランプルは間違ったクリーチャーです。また、Fさんは私が知り合った頃からずっとこのデック一筋に使っていらした方で、やはり手に馴染んだ、理解し尽くしたデックは強いと想いました。

 その他にも今日は、パワー9などひとつも使用していない、エクステンデッド仕様のマルカデスで参加してくれた人や、ジュニアながら私の「《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DST)》入りの親和なら半分は勝てるよ」と云う甘言に騙されて(?)、借りた寄せ集めのパワーカードをちょっと足した親和で頑張ってくれた子など、決して、世間のイメージのようにタイプ1は敷居が高いと云う訳ではないことを見せてもらえたような気がしています。特に、この親和を使ったジュニアの子などは、後半は失速したものの2連勝でトーナメントをスタートさせ、10人中5位、ゲーム自体は6割の勝率でしたし。

 まぁ、自分の愛用のゴブリンデックを貸した人が、やはりと云うのか、タイプ1のゴブリンに慣れて居なくて、ジャッジしながら幾度プレイ中に駄目出しをしようと想ったことか。実際にゲームの間などに駄目出しをしましたが。私が使っていたら勝てていたゲームが幾つかあり、やはりMTGは環境への理解と慣れなのだなと改めて想ったりもしました。

 しかし、ジャッジしながら改めて想ったこと。なんで、私ってば自分が好きなゲームをプレイできないで、仕切りながら側で見ているだけなのにこんなに楽しんで居るのだろうってこと。
ちょっとだけいい人ぶってみれば、きっと、人が楽しそうに遊んでいる様子が、その状態に自分が役立っていると思えることが、幸せなのだろうと想うのです。

 でも、私もタイプ1大好き人間なので、次は是非、他者の主催大会にプレイヤーとして参加したいと想っているのです。

FNM

2004年10月15日 ゲーム
 夢野華様、リンクありがとうございます。

今日は金曜日、いつものようにFNMがありました。
 高校の試験が明けたということで、おおよそFNMとは思えないぐらい人が集まりまして。参加者は21人でした。先週の日記に記したとおり、あまりに参加者が多いので私はジャッジに専念、お店の閉店時間もありましたので、4回戦と云うことでイベントを仕切りました。

 今日、初参加されたのは5〜6人かな、何時にも増して新鮮な感じの大会に、これが休日昼間の大会だったら、自分も参加したいのに、とか想っていました。
ともあれ、大したトラブルもなく、それぞれのラウンドも制限時間よりかなり余裕を持って終わり、5時にスタートした大会が8時ちょっと過ぎには無事に終了できました。

 なんというか、自分がプレイヤー参加していないイベントは、こうやって日記にしても今ひとつ盛り上がりませんね。日記的には、多少トラブルがあったほうがネタと云う意味で楽しいかもしれません。
ともあれ、どうしたことか私のトロンをレンタルしたジュニアの子が、厳しい4ラウンドを全勝で勝ち切り、優勝していましたよ。自分が自前でそのトロンを使うと、いつもデックに裏切られるのですけれどね…

 やはり、イベントが多数の参加者で賑わうのは楽しいです。それは、ジャッジをしていてもそう感じます。
これを楽しいと感じる限り、自分はイベントスタッフから離れられないんだろうなぁ、なんて想ったりもする訳ですが。

 そして。明日は、いよいよタイプ1です。どんなデックが出てくるのか、どんなサプライズがあるのか、今から楽しみです。

教官

2004年10月13日 日常
 CHA様、まるこ様、リンクありがとうございます。よろしくお願いしますね。

 私の職場が福祉系の現場だと云うことは、過去の日記にも度々書いたことと想います。所謂「施設」と云うヤツですね。
この季節、こういった施設には、様々な実習生が訪れることになります。実は、先週の月曜日から、ウチの職場でも保育士を目指す大学生4人を実習生として受け入れていました。
で、今日は、ついにその実習生達が私のいる部署にも来た訳なのですが、その教官役を私がすることになったのでした。

 本来ならば来週からの実習生の教官役をする筈だったのですが、上の人間のスケジュール管理ミスのため、昨日突然これを言い渡されました。しかも、私、その実習生たちのパーソナルデータ、受け取ってないんですけど…
 まぁ、なんというか、幸か不幸かアドリブには割りと強い方でして、何とかひと通りの仕事をこなしたのでしたが。仕事を説明して、いろいろ体験してもらって、疑問質問を聞いたり。

 しかし、彼女たちは一応保育士を目指して勉強している訳で、ウチの職場で対応するような障害者についても、ひと通りは学んでいる。そこへいくと、ぢつは私はそういった専門的なことは何も学ばないまま、それどころか基本的なことすら知らないままにこの職場に配属されて、5年近くを過ごしています。
そういった意味で、私が彼女たちに教えてあげられたことは、総て自分の経験に基づいたことだけだった訳で、本当に良かったのかな、とか想ってみたりしています。
自分の仕事に対する姿勢などには、そんなに疑問や不安を感じる訳でもないのですけれどね。施設の入所者と職員とはいえ、所詮、基本は人間関係だと想っていますから。ただ、専門知識を持たずに経験のみを持つ人間が、専門知識だけを持ち経験のみを持たない人間に偉そうに何を教えるのだろうと、想っているだけで。
 そんな訳で、彼女たちから出された疑問や感想などは、そのまま、私自身の勉強にもなったのでした。

 それでも、ぢつは本来の自分の受け持ちだった来週からの実習生よりはいいクジを引いたと想ってみたり。
保育士を目指している実習生は、結構まじめで熱心な子が多いので。また、その目指す職業柄、優しいいい子が多いのも特徴。
来週からの実習生は、教員免許を取るための実習生なのですよ。数年前から、普通の教職を取る場合でも、こういった施設での実習が義務付けられたのですが、その多くがもともとこういった福祉系には何の興味もない人です。やる気のない学生が嫌々来ていると云う態度が、本人たちは隠しているつもりでも見え見えであることが多いので、正直なところこちらもそんなに本気にはなれなかったり。まぁ、全員がそうと云う訳でもないですし、時々は教職の実習生でも当たりはあるのですけれどね。

 ぶっちゃけすぎと云う話もあるが、私の職場のような環境は、或る意味普通の方は一生縁がないまま終わるような職場だと想うのです。せっかくそこで実習をされる機会を得られた学生さん達なので、貴重な経験をたくさん積んで欲しいと想っています。
 こうして文章を書いていると、時々、その影響力について考えることがあります。
まだまだ、私のこの文章なんて読んでくれている方のほうが少ないので、影響力なんて考慮するほどのレベルでもないのでしょうけれど。それでも、人に何かを伝えようとして文章を書く以上、考えなければならないことがあります。

 昨日の日記で、「言葉使い」と云う言葉を使いました。一般的な「ことばづかい」ではありません。魔法使いのような、「ことばつかい」です。言葉を使う者のことです。10年ほど前から、この言葉を私は好んで使います。
子どもの頃からなんとなく文章を書くことが好きで、20歳になる前には文筆業に就きたいと想っていました。文章の作り方などを独学ですが勉強し、実際には機会と実力に恵まれずに、夢は未だ道半ばです。

 その昔、定期的に手書きで手紙なんて書いていた頃がありました。まぁ、ワープロなんて一般のご家庭にまでは普及していなかった頃のことです。未だ或る意味幼かった私ですが、手紙に記されている言葉以上に、手書きされた文字から伝わるものを感じた覚えがあります。
見慣れた文字の崩れ具合などから、書き手の心理や、嘘や本当が見えること、ありますよね。

 それから幾年か経て、パソコン通信なんてモノを趣味にしていた頃がありました。インターネット以前のシロモノです。毎日のようにキーボードを叩いては、見知らぬ人や遠くに住む友人とあれこれ交流していました。
その頃には私はもう仕事をしていて、窓口業務の中で口から出るひと言の恐ろしさをよく知っていましたので、文章にもかなり気を使っていました。喋り言葉と書き言葉は違います。これは小説家を志すなら基本中の基本です。それとともに、深く考えないで記す一編の文章が、誰かを傷付けることにならないか、そういったことを常に考えていました。
更に、ネットと云うものは、文字が手書きでない以上、文字からその心理状態を読むことができない。嘘を吐こうと思えば吐き通すことができるツールなのだろうと気付かされました。
そこに生来の性格が加わり、男でありながら一人称を私として、できるだけ丁寧な言葉で、でも自分の意見は100%伝える、今の文章のスタイルを作ってきました。
そんな中で、無駄に飾りすぎると、丁寧を通り越して文章は説得力を失うこと、喋り言葉と書き言葉の区別などの最低限の文章の基本を守らなければ、その文章は人を傷付け過ぎることがあること、そんなことを学んできたような気がしています。

 そして、最初から架空の文章だと想っているものは別ですが、日記や自伝などでも、どうにも嘘くさい文章と云うものは存在しますよね。或いは、例えば、よく知っている人間のBLOGを読むとき、その文章の書き方で直感的に嘘がわかるようなこと、ありますよね。文章には、書かれたこと意外を伝える不思議な力があるように、私は想うのです。

 私は、私と云う人間の実像が伝わるような文章を書きたいと想っていますし、その努力をしているつもりです。
私が自分の頭で考えたこと、想っていることを、そんなことを想う私自身の人格も含めて発信するために、文章を書きたいです。そして、それが可能な能力、或いはその能力を持つ人のことを、「言葉使い」と勝手に定義しているのです…

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