「私は大量の酒を飲み、少しばかり眠る。そして葉巻のあとにまた葉巻に火をつける。だから、私の体調は200パーセントである。」By ウィンストン・チャーチル
こんな男に、憬れる。実際のわたしは、1日7時間以上の睡眠を必要とするけれど。

 「あなたの妻があなたの吸う葉巻の香りを好まないなら、妻を替えるしかない。」By ジノ・ダビドフ
けだし、名言。未だに独身だけど。

 「男はよい葉巻を吸うと心がなごむ。女は思い切り泣くと心がなごむ。」By ブルワーリットン・ダーンリー
納得。嫌煙家には解らないだろうけど。

 「女性は、葉巻を強力なライバルと見做して嫉む。」By ウィリアム・メイクビーズ・サッカレー
事実、毎夜をわたしは葉巻と共に過ごす。嫉妬してくれる女性が居ないけど…

 「天国でシガーを吸うことができないのならば、私は天国には行かない。」By マーク・トウェイン
シガーを吸う事で、天国に居るような気分になれる。寧ろ、この名言は、昔、煙草を殆ど吸わなかった頃のわたしの迷言「煙草を止めろと言われたら止めるが、酒を止めろと言われたら結婚を止める」を思い起こさせ、しかも事実未だ独身と云う苦い現実を突きつける…

 「私は節度を守って喫煙をする。火をつけるのは、一度に一本の葉巻だけ。」By マーク・トウェイン
わたしも節度を守って喫煙をする。火をつけるのは、1日に1本の葉巻だけ。それ以上は財布が持ちません…

 参考資料:シガージャパンさまのHP

 自己弁護の為に、葉巻に関する名言を集めてみました。
 わたしは現在、2つのヒュミドールと云う葉巻を保管するための箱に、5種類以上50本以上の葉巻をストックしています。
で、毎日、仕事が終わる頃になると、わくわくしながら「今日はどの葉巻を吸おうかな」なんて考えてしまうのですが、既に毎日葉巻を吸うことが、当たり前の日常と化していることに、時々自分が酷くダメな人間になってしまったような負い目を感じることもあるのです。

 突然妹が現われて、「お兄様は墜落しました」とか言い出したらどーしよー。

Police Squad! in Color

2008年3月19日 TV
 突然ですが、CDやDVD、本など、どこで買いますか?

 本はやはり近所の本屋さんで買うことが多いのですが、いち時期狂ったように特殊な書籍ばかり買い漁っていたわたしは、Amazonを利用することがとても多いです。
CDやDVDは、数年前まではショップに行くことが好きで、専ら店頭で買っていたのですが、最近はなかなかゆっくりとショップで商品を眺める時間も無くて、通販に頼っている状態。
まぁ、ヲタク趣味満開な、声優さんのCDとか、ゲームの音楽版CDを買うようになったというのも、理由のひとつですが。

 インターネットって、そろそろ、電気、ガス、水道に並ぶ重要なライフラインですよねw

 先日、ずっと、それこそ何年も探していた古いアメリカのテレビドラマシリーズのDVDを、Amazonで注文しました。で、それがようやく、手元に届きました。
もう、嬉しさいっぱいで繰り返し見ては、腹を抱えて笑っています。

 入手した作品は、「Police Squad! in Color」と云うレスリー・ニールセン主演の刑事もののギャグコメディ。
たぶん、殆どの日本人は知らないと思う。全6話打ち切りだったしね。
ただ、これを、あの「裸の銃を持つ男」シリーズの元ネタのテレビシリーズと紹介すると、目を輝かせて反応してくれる方も多いだろう。
 オープニング・クレジットからエンディングのストップモーションまで、細かいギャグが満載の逸品である。寧ろ、小ネタと云う言葉は、この作品のためにこそ存在すると言っても過言ではない。
…レスリー・ニールセン、今の日本ではすっかり、おかしなおっさんとしか認識されていないよね。かの名作「ポセイドン・アドベンチャー」の船長さん役の頃は、渋くてかっこいいおじ様だったのに…

 ただ、そんなおもしろい作品のDVDを探し、入手するのに何年もかかったのには理由がある。
それこそ、現在、普通に発売されている作品なら、Amazonで検索すれば、例え絶版になっていても中古が引っかかるではないか。
…日本では、DVDは発売されていないの。
……それで、アメリカの本家Amazonにレジストして、そこから買ったの。

 当然字幕なんか無い上に、そもそもDVDリージョンコード1で、通常の日本のプレイヤーでは再生できない。
そこはそれ、そもそもおもしろいのは画面上の仕掛けと、英語での駄洒落なので字幕が無いのは気にしない方針を採り、リージョンコードの問題は、それこそいろいろと問題になりそうなので詳しくは書けないが裏技を使ってクリアして。
チャレンジ精神と、ちょっとした知識と、ネット環境さえあれば、外国産のDVDソフトもちゃんと愉しめるのです。
…うっかり葉巻を吸いながら見ていると、咽ること必至です。

 で、以前にも書いたことがありますが、本当に、インターネットとクレジットカードの組み合わせで、国境って簡単に飛び越えられる時代になったのですね。
葉巻、カード、DVDなど、いろんなものを海外から買っています。

 そのうち、本当に国境や国籍なんてみんな気にしないで、お気に入りの言語、生活環境、宗教などを自分に合わせて自由にコーディネートして生きる時代になるのかしらね。そんな未来が、些か愉しみなのです。
 GP2日目の担当はPTQ。今回は、ヴィンテージのヘッド・ジャッジではありませんw

 本戦の方がかなり気になりながらも、7回戦+プレイオフと云う、時間的に厳しいイベントになるので、基本的にはPTQに全力投入でした。
まぁ、100人ちょっとの参加者に対し、HJ含め4人のスタッフ、しかもデッキチェックは外部委託できていたので、実際にはかなり余裕のある体制でしたが。
 始めようと思った矢先、外国人プレイヤーがひとり、「サイドボードのカードを盗まれたのでキャンセルしたい」と言い出し、波乱の幕開けに。
まぁ、トーナメント自体は、たいしたトラブルも無く開始されたのですが、個人的には、これがこの日の疲れの原因の序章でしたw

 順調にトーナメントが進んでいた昼過ぎ、件の外国人プレイヤーが話しかけてきたのです。
距離を置いた位置からとある外国人の人物を指差して、「アイツがオレのカードを盗んだんだ」とか訴えられてしまいました。しかもうっかり、英語でされた彼の主張を最後まで聞き取れてしまったものですから、面倒ごとに巻き込まれることに。これ以上ややこしい話や、相手方外国人へのインタビュー、将来的に揉め始めるだろう双方などを予想し、そんなレベルの英語力なんて持ち合わせていないので、とりあえず福岡から参加されていた外国人ジャッジ、ミッチェルさんに話し、ミッチェルさんからロン氏に話を通してもらいました。
…しかし、ミッチェルさんはジャッジ試験の試験官、そして参加された方はご承知のようにロン氏は部族トーナメントにボスキャラで参加中と、全然話は進みません。そんな状況下で、幾度となく「さっきの件はどうなっているんだ」とカードを盗まれたと云うプレイヤーから問い合わせをされ、非常に疲れました。
映画を1本、字幕なしで見たような気分と疲労です。しかもその作品がつまらなかった時みたいな…

 そうこうするうちに、PTQのすぐ傍でヴィンテージが始まります。
 今回はわたしは担当を外してもらったのですが、慣れていないと忘れているカードたちに関する質問の所為で、結局幾度となくヴィンテージエリアに立ち入ってお手伝いをしていました。まぁ、実際のところ、参加者の8割方は顔見知りでしたしね。それに、予想を大きく裏切り、フラッシュの使用率が2割以下と低かったのも興味を引き、少しばかり対戦も見ていました。
…夜の宴会で、「水森(仮名)さん、ヴィンテージ始まったらワクワクし過ぎ」とか叱られてしまいましたがw
いやはや、わたしがヴィンテージを見ていると、ジャッジシャツを着ていてもサボっているとしか認識されないのは今更なんですが、今日はリアルでヴィンテージのHJに、「ちょっと見てて」と依頼されたから見ていたのになぁ…そろそろヴィンテージとわたしは、関わるだけでギャグになりそうです。

 PTQ決勝は、関東の強豪プレイヤーさんと、愛知の顔を知っているプレイヤーさんとのガチで、結局愛知の方は負けてしまわれましたが。
思ったよりも早く、8時過ぎには終了できました。

 終了際、アーティストさんにサインを頂けるということで、ヴェンセール2枚にサインを貰う。いっしょに、アーティストプルーフの裏にイラストを描いて貰いたかったのだが、「サインや絵を描き過ぎて腕が疲れているんだ」と言って謝られてはそれ以上要求はできず、サイン会の盛況振りを思い起こしてただただ頭が下がるばかり。

 本戦のほうも思ったよりも早く、DNで相互リンクさせていただいているあんちゃんの優勝で終わり、個人的にとてもテンションが揚がりました。煙草プレイヤージャッジ用に持ってきていた「ロミオとジュリエット」と云う葉巻を1本お祝いと称して押し付けて。

 ジャッジ打ち上げではひと仕事終えたということでとっておきのダビドフを吸いながら、呑んで喋って。ゲスト参加されていたたぱわあなかざわさんとは、いっしょに呑むの、暫く振りでしたね。
最終日はちゃんと恒例行事であるじゃんけんをしてアイスを食べて。
今回のGP静岡は終了しました。
 朝7時前に目を覚まし、シャワーを浴びる。
 準備をして、7時半頃宿を出て、近くのコンビニで買い物。そのままタクシーを拾い、会場へ移動。

 いよいよ、GP静岡本戦がスタートする。

 今回、わたしの担当はペーパー係。ペアリングを貼ったり剥がしたり、スリップを配ったりして、その他ラウンド中はフロアを見て回るお仕事でした。
ペアリングの貼り出しなど、今回はホワイトボードに予め透明のクリアファイルを貼っておいて、それに入れると云う方法でした。毎回テープを準備する手間はなくてその分楽だったのですが、クリアファイルの右上かな、ラウンドを重ねる毎に垂れてきて、プレイヤー的に見難くなかったかなと、少しだけ心配でした。

 フロアの方は、特に大きな問題もなく。参加者が800人を超えており、9回戦と云う事で些か疲れはしましたが。全体的には特に大きなトラブルもなく、ラウンドは進んだように想います。
見かけたデックも、戦前の予想通り、雲雀、フェアリー、エルフが多く、次いで赤単、ビッグマナなど。目を見張るような真新しいデックやカードは、見かけませんでした。
自身のことで言えば、ひとつ、ちょっとした裁定ミスをしました。余剰なカードを見た警告を出した際、ライブラリのシャッフルを指示しなかったのです。
その違反はアップキープ中、違反の犯したプレイヤーのドローの直前に起こりました。両プレイヤーともライブラリトップには干渉できない状況下だったので、ゲームに影響を与えないと想ってしまい、シャッフルを指示することを半ば意識的に忘れていたのですが。
今になって冷静に考えると、やはり重大な誤りですね。対戦相手もライブラリトップに干渉できないことまで、そのプレイヤーに説明した訳ではないのですが、勘のいいプレイヤーなら、その一連の流れから、対戦相手のハンドを予測できてしまうかもしれない。

最終ラウンドが終わったのが10時過ぎ、会場を出たのが11時前後。
そして、20人前後でのスタッフ宴会が始まったのは12時近く。酒を呑んだマジック好きと云う、延々終わりそうにない宴会が終わったのが2時前後だったかな。この日も珍しくじゃんけんをせずに宿に戻りました。
 朝は普段と同じ時間に起きる。
 まず近くのコンビニでケロヨンを拾い、ついでに朝食を購入。その後、BMへ向かってSKGC君を拾い、出発。
愛知県を出るまでは度々渋滞があったが、静岡県に入ってからはとても順調に走れる。

 11時半少し前に会場到着。

 GPTは、最初からかなりの勢いで参加希望者が殺到し、最初は2列で受付をしていたところを急遽3列にする。で、新規DCIナンバー発行の対応をすることになっていた筈のわたしも、受付をすることになりました。
ある程度、受付の列がさばけたところで、今度はGPTそのものを担当することに。とはいえ、ヘッドクォーターがコーディネートしてくれるので、現場でHJやっていればよかったのですけれどね。
いろんな方と挨拶したりお喋りしたりしながら、GPTのジャッジ。結局、GPTは17本?立ち上がったのかな。延べ人数で500人以上が参加したことになるのだから、たいしたものです。
 ちょうど自分が見ていたGPTでケロヨンが参加しており、貫録勝ちで決勝まで行ったのですが、その後他の仕事をして戻ったら没ってしまったとのこと。残念。

 総てのイベントが終わったのが結構遅い時間で、宿に荷物を置いてから駅前に食事に出かけたのは10時過ぎた頃だったような。
6人でこじんまりと宴会。参加者が、りんてつ氏やぱおさん、わたしと云うある程度高齢のジャッジと、今春卒業と云う若いスタッフ達という二重構造だった為に、いろいろと世代をテーマにしたおかしな話題が飛び交いましたw

 1時過ぎぐらいにお店を出て、コンビに前を通った所で例の如くじゃんけんが誘発したのですが、「勝っても、アイス食うより寝るほうがいい」と云う状況だったので珍しく誘発は打ち消されましたw

 そうそう、ぱおさんと同室だったので3人部屋に戻ったら、当然もうひとりの同室、Mr.Cidさんは快眠中だったのでそのまま静かに眠ることになりました。
 いよいよ明日からですね。
GPTに参加される方はがんばってください。
勿論、土曜日、GP本戦に参加される全員が、全力でMTGを愉しまれることを、心から願います。

 わたしは、また以前のように、ジェットのブレスレッドと、同じくジェットの十字架のペンダントを身に着けて居りますので、もしよろしければ、お声をかけていただければ嬉しいです。

 なお、今回のジャッジ宿は諸般の事情により複数人の相部屋なのですが、わたしはなんと、あのぱお〜オレがルールだ〜様と同部屋らしいです。(このフレーズは勿論ネタです)
いつものGP参加と云うと、趣味でスタッフして夜は宴会して、愉しい旅行のイメェジだったのですが、今回は何故か強化合宿と云う言葉しか脳裏に浮かびませんw
…Lv.2の試験、受けさせてくれるのかしら?…

 同じく同室のCid様も、よろしくお願いします。

 愉しい3日間と、なりますように…

追記
 煙草プレイヤーのジャッジ諸氏には、おかしな差し入れを用意しておりますので、乞うご期待!
 金曜日は、朝7時半頃に出発する予定です。

 久しぶりに、遠距離ドライブを愉しみたいですね。

 お昼からのGPTに間に合うように行きますが、便乗希望の方がいらっしゃればご連絡ください。
 金曜日、半日で仕事を切り上げ上京。
五反田に宿を取り、しばらくのんびりした後、宿の近くにある、その筋には超有名な「野村たばこ店」さんに寄る。初めて見るプレミアムシガーにうっとり。トリニダッドの去年のリミテッドなんて、初めて見ました。家に1箱あるけど、もったいなくてまだ箱開けてないもんw
やっぱり初めて見た、モンテクリストの2003リミテッドを買って幸せに浸る。ここの2006リミテッドがとてもお気に入りだったので。
その後、秋葉原のアメニティに寄ってしばらくFNMの様子を見た後、御徒町へ移動。インターネット以前、BBSと呼ばれていた時代のパソコン通信の時からの旧友たちと待ち合わせて宴会。年末以来2ヶ月ぶり。2次会には結構いい感じのバーにも連れて行ってもらって大満足。

 土曜日はゆっくり起きて、用事は夕方からなので、新宿へ移動。PWCに顔を出す。知り合いの、「なんでオマエここにいるの?」と云う表情はいつ見ても愉しいですw
GP直前の、最新、最先端のスタンダード情報を見たかったの。試合の合間に、いろんな方に構って貰いながら夕方まで過ごす。

 夕方は、青山に移動して、今回の旅行の目的、遊佐未森さんのライブ。
最初の方に、オールドファン大喜び、ニューカマーぽっか〜んの古い名曲をかっ飛ばされて盛り上がり、あっという間の素敵な2時間を過ごす。デビュー20周年と云う彼女の、ほぼ初期からファンだった身としては、昔はたどたどしかったMCが、すっかり、いつ終わるか判らない程喋り捲る彼女に確かな時間の経過を感じたりしてw
 ライブ後は、何故か、申し合わせた訳でもないのにライブのたびに会うやはり10年来のファン仲間と偶然会い、軽い宴会で愉しくお喋り。
彼らの輪のおかげで、新しい出会いもあったり。

 日曜日も、11時頃まで眠っていて、ゆっくりと帰ってきました。

 ライブと、それに伴う宴会の為だけに上京することは、確かに贅沢だと思うけれど、これ以上ない心の栄養だと思う。

三国志キター

2008年2月27日 ゲーム
 いよいよ後10日ほどに迫ったGP静岡。

 一部の愉快なプレイヤー諸氏にとって、期待しつつ不安だったのは、特別なイベントとされていたサイドイベントのひとつでしょう。
その詳細が、明らかになりました。

 ポータル三国志争奪、ヴィンテージ大会です!

 さぁみんな、気合を入れてフラッシュをメタったフラッシュを組め!

…またもやHJ指名されそうな予感…
 よそのブログで見かけた、おもしろいテストをやってみた。
三国志が好きな方にはおすすめ。
http://www7.plala.or.jp/highmix/sangokusi_sindan/

 わたしの場合は、こうなった…

名前:水森
所属:魏
能力:武力 32 統率 69 知力 64 政治 91 魅力 84
特技:鼓舞
計略:火計 / 落石の計 / 混乱の計

<解説>
 政治力に長けた魏の文官。
 曹操と町で出会い、その場で登用された。
 真実を極めようという姿勢のため、安易な失敗が少ない。
 器用な面があり、人よりも頑張りすぎる場面も多い。
 「潼関の戦い」では、部下を巧みに動かし、戦局を好転させた。
 様々な局面で活躍し、まさに大黒柱として国を支えた。

 なかなかにリアリティがあってorz
 えぇ、武力には自身がありませんが、政治力勝負でしたら負けませんよ?
役人下っ端の若かった頃から、議員相手に一歩も引かなかった挙句、向こうに頭を下げさせて上司共々無事だった経歴の持ち主ですからねw

…政治力が突出して高いのって、ネタとしてもぜんぜん嬉しくないんですけれど…

近況

2008年2月19日 日常
 結構忙しいです。

 わたしは今、病院給食の食材の仕入れなどのお仕事をしていますので、天養だったり天狗だったりした騒ぎの所為もあり、また、偶然それとかち合ってしまった職場のPCシステム入れ替えの所為もあり、久々に忙しいお仕事をしています。
なんていうか、今から3月の給料で頂く予定の残業手当が非常に愉しみ、てな感じでしょうか。3月下旬にわたしと呑むと、いいことがあるかもしれませんよ?

 それはさておき、そろそろ3月。個人的に旅行の季節なのです。
ライヴと宴会の為の上京と、GP静岡ですね。

 GP静岡といえば、過日、名古屋でもトライアルがありました。予想以上に参加者が多くて、賑やかな大会でしたね。
3BYEを取ったのは、確か、高校の後輩だったような気がする。遥かに年が離れていますけど。

 デックリストは手元にありませんが、Finalistのデックは、黒緑ウォリアーと、青黒リアニメイトでした。リアニメイトのドロップでウォリアーの優勝。

 わたしの弟子は、メタを無視して突貫したら偶然にもメタ的に当たりだったようで、フェアリーをおいしく平らげて5-2だったようです。急成長に嬉しくもあり、レーティングで抜かれて悔しくもあり。もうひとり、最近FNMに参加してくれている方もドランデックで5-2フィニッシュと、それなりに満足しています。
…わたし? 0回戦ドロップの上、スタッフでした。

 GP静岡でもジャッジします。愉しくやりたいので、皆様、仲良くしてやってくださいね。
 負けました。惨敗といっても過言ではない。
こんな結末は、予想すらしていませんでした。

 今日は、スーパーボール。NFL最大のイベントの日でした。
昨年はどうしても仕事を休めずに涙を呑みましたが、今年はちゃんと休みを確保して、生中継を見ておりました。

 ここのプロフィールを見ていただければ判ると思いますが、わたしはペイトリオッツのファンでして、今年は特に、パーフェクト・シーズンと云う伝説まで加わる、そう信じていました…

 今年の対戦は、ペイトリオッツ対ジャイアンツ。
 ペイトリオッツについては、ご存知の方にはもう何も云うことが無いくらい。「王朝」とまで言われる、現在最強のチーム。華麗な天才トム・ブレイディの存在は、既に勝利を確信させます。
 対するジャイアンツは、正直、ダークホース的な存在でした。現役最高QBであるコルツのペイトン・マニング、昨年のスーパーボールMVPを兄に持つ、未完の才能イーライ・マニングがQBを勤める、程度しか関心が無かったのです。確かにディフェンスチームは強力だとは知っていましたが、いやはや…

 第1クォーターは、ジャイアンツの先攻。そして、ここから、ジャイアンツのコーディネーターの凄みを感じました。確実に時間を使うプレイで、しかも確実に1stダウンを更新し続け、1クォーター15分しかない内、約10分かけて最初の攻撃権をフィールドゴールに結び付けます。
第2クォーター開始直後には、ペイトリオッツのTDにより逆転しますが、ここから、ペイトリオッツ、寧ろブレイディにとっての悪夢が始まりました。
 とにかく、ジャイアンツのディフェンスラインが、並外れて強い。ペイトリオッツのオフェンスラインを、まるで紙のように切り裂いてQBに迫り、プレッシャーをかけ、サックする。
第2、第3クォーターのブレイディは、「華麗な天才」も見る影も無いくらい、何もできない酷い状態でした。
正直、これだけ無力感漂うブレイディを見たのは初めてでした。

 特に前半は、ボール支配率、獲得ヤード数はジャイアンツがペイトリオッツの倍、スコアだけ7-3でペイトリオッツが勝っているのが不思議なぐらいでした。

 そして第4クオーター、試合が動きます。早い時間にジャイアンツがTDで逆転。そして、ペイトリオッツの反撃。早く、短いパスを繋いで確実に攻めて行き、残り時間約2分半の所でTDパスを決めて再逆転。この時、テレビを見ながら、確かにわたしは勝利を確信したんですよ…
続くジャイアンツの攻撃。最後の最後で、ずっとぎりぎりのところで守ってきたペイトリオッツのディフェンスが酷いミスを犯します。すぐにパスを投げられなかったジャイアンツのQB、イーライに全く迫れず、逃げ回られ、結局、32ヤードを獲得されるロングパス、とんでもないビッグプレイを許してしまいます。
これによって、10ヤードづつの1stダウン更新であれば、時間内には届かなかったであろうゴールまで届かせてしまいました。
残り30数秒での再逆転TDパスが、イーライから投げられ、ゲームが決まりました。
一応、残り時間はあったので、ペイトリオッツもギャンブルはして見ますが、今までいちども決まらなかったビッグプレイが、こんな土壇場で決まる訳も無く。

 17-14で、ジャイアンツが、今年のNFL王者に輝きました。

 MVPは、残り2分半からの逆転ドライヴを決めたQBのイーライ・マニング。昨年の兄に続き、兄弟でのMVPに。
…個人的には、ディフェンスラインのジャスティン・タックかストレイハンだと思うんだけどなぁー。こいつらのサック連発の所為で、ブレイディはその天才の片鱗程度しか発揮できずに、つまりペイトリオッツの攻撃力の殆どを削いだのだから。

 しかし、ジャイアンツのディフェンスラインは恐ろしいものがある。相手オフェンスラインよりも少人数なのに、確実に相手QBを潰し、仕事をさせない。
そしてそこに、このプレイオフで急覚醒したマニングの攻撃が加わったので、来期以降は、このチーム構成のままならば、間違いなく強豪チームになるだろう。

 そして、史上最強チームだと信じて疑わなかったペイトリオッツの、予想外の脆さに、愕然とした。
この数シーズン、絶対的なエースであるブレイディに合わせてチーム作りがされていたのだろうが、オフェンスラインは、人数が少ない筈のジャイアンツのディフェンスラインを止められなかった。そして、トム・ブレイディひとりが自由なプレイを許されなかっただけで、ペイトリオッツは総ての攻撃オプションを潰されてしまった。
そして、ディフェンスラインの方はといえば、逆転につながる32ヤードパスのビッグプレイを許した第4クォーターのみならず、その前にも、最初のTDにつながる45ヤードパスのビッグプレイを許している。
オフェンス、ディフェンス共にジャイアンツよりも弱く、勝っているのは力を発揮できなかったQBのみではないか、と云う状態だったのだ。

 全米No.1の視聴率を誇るプログラムで、全米中に、ペイトリオッツの攻略法を示されてしまった。勿論、ペイトリオッツはオフェンスラインの強化を図るだろうし、今年のジャイアンツ程破壊力抜群のディフェンスラインは、そう簡単には他のチームに築けないだろう。しかし、来期以降、「王朝」とまで呼ばれた強さをペイトリオッツが誇れるかは、疑問だ。
 既にお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、全く気にすらかけていない方も多い。

 昨年夏の東海道ヴィンテージを最後に、ずいぶん長いこと公認ビンテージを開催しておりません。
正直、今現在、わたし自身には次回を開催する気も無いです。

 こうやってキッパリ表現すると、ヴィンテージファンの方には大変申し訳ないのですが。
ただ、わたし自身、ヴィンテージの公認を主催することが、認定ジャッジとしての自分自身の存在意義の片輪だと自負して居ますので、現状には非常に不満なのです。

 昨年夏の東海道ヴィンテージ、あの余りにも一方的な決勝戦の強烈な印象から総ては始まりました。
その時は、「強くて面白い、新しいアーキタイプが登場したな」程度に考えていたのですが、その後、デックに対しての理解度が深まるにつれ頭の中を「?」が駆け巡るようになり、昨年のインヴィテーショナルのヴィンテージを見て、その思いは確信に変わりました。

 ヴィンテージ環境に、今の形の「フラッシュ」と云うデックが存在する限り、この環境はMTGぢゃ無くって、只の先攻争いゲームだと思います。

 なので、青契約か、少なくとも閃光が禁止カードに指定されない限り、水森杯ブランドの公認ヴィンテージは開催するつもりはありません。

 そう、禁止して欲しいカードの優先順位は、第一に《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》で、次点で《閃光/Flash(MIR)》です。
《閃光/Flash(MIR)》自体は、わたしは嫌いなカードではありません。寧ろ、おもしろいカードだと思っています。《変幻の大男/Protean Hulk(DIS)》と組み合わせたらたまたまおかしなことになってしまっただけで。
わたしが、ヴィンテージ環境から消え去って欲しいと心底望むのは、《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》なのです。

 理由は、《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》と云うカードの、ヴィンテージ環境における不公平さにあります。
実際にプレイをされた方なら解っていらっしゃると思います。
 例を挙げてみましょう。
先攻のプレイヤーが、その第1ターンに《閃光/Flash(MIR)》をプレイ、後攻の貴方は《Forece of Will(ALL)》で対抗します。すると対戦相手は、《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》をプレイしました。勿論、貴方の手札にも、《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》はあります。でも、貴方にはそれをプレイすることはできません。いや、ルール上、プレイすることは可能ですが、その場合、どのみち次の自分のアップキープには負けてしまうのす。
瞬殺コンボを使用する場合、コンボを決める方は何の躊躇も無く《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》を撃つことができるのですが、守る方は撃てません。
今、環境には《Forece of Will(ALL)》と《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》、カウンター合戦になった場合には《誤った指図/Misdirection(MMQ)》と、3種類12枚のピッチカウンターが存在します。お互いに等しく撃てるチャンスがあって、初めてゲームとしては公平に、環境は健全になります。攻め立てる方が、防御側より1.5倍から2倍近く、ピッチカウンターを撃てる環境と云うのは、著しく健全さを損なっていると云わざるを得ないと思います。寧ろ、防御側が1.5倍から2倍、防御手段を握っている方が、こんな物騒なコンボが存在する環境ならば健全と言うべきでしょう。

 そして、考えてみて欲しい。
 《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》が環境に残って、《閃光/Flash(MIR)》が禁止された場合。その場合はただ、新たな一撃必殺コンボデックが考えられ、《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》のバックアップを受けて猛威を振るいます。
 《閃光/Flash(MIR)》が環境に残って《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》が禁止された場合、ピッチでのカウンターのチャンスは平等になります。この場合、油断はできないけれど、対策は充分にできる有力かつおもしろいアーキタイプとして、フラッシュと云うデックは存在できるでしょう。かつて、環境に最速と言われた「ドラゴン」が存在しても、ヴィンテージはいろんなアーキタイプが共存できたように。

 《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》は、スタンダードではとてもバランスの取れた、良いカードなんですよね。わたしも大好きなんです。
しかし、ヴィンテージで、ひとりにだけ、デメリットの無いピッチカウンターが存在するのは駄目過ぎます。
 さて、今更ですが、2007年もたくさんゲームをプレイしました。

 個人的には時間が無くって、1作品にひと月以上かけていたようなイメェジがあったのですが、冷静に数えてみたら、昨年だけで20タイトル程度消化していました。結構吃驚です。

 と云うことで、水森的2007ベストエロゲですが…
 「世界でいちばんNGな恋」に決定です。

 次点で一昨年末の作品ですが「遥かに仰ぎ、麗しの」、その次ぐらいに「恋姫無双」といった感じですね。

 「世界で〜」は、とにかくシナリオが気に入りました。プレイしていて違和感も嫌味も全く感じず、最後まで楽しめた感じです。ヒロインとしては元嫁がお気に入りだったり。ああいった性格の女性に弱いんデスヨ。
主人公のスーパーサラリーマンぶりと、ダメ男ぶりには激しく共感したりして…自分のダメさ加減を思い知らされたりもしましたがorz

「遥かに〜」は、選択肢が少なすぎて、只の選択式デジタルノベルに成り下がっていること、複数のシナリオライターと云う構成の難点が如実に現われ、分校系のシナリオに強い違和感と不満感があることが減点かな。ただ、本校系のシナリオ及び音楽の秀逸さは特筆もの。みやび、殿子は特にお気に入りw
「恋姫無双」は純粋に、エンターテイメント性。単純に、おもしろかったです。

 11月頃このブログで取り上げた「レコンキスタ」ですが、こちらも先生視点からのシナリオは秀逸だったのですが、生徒視点からのシナリオは個人的に受け入れられないものでした。システムとか、シナリオの練りこみとかはとてもよく、ただ死者に関する哲学の部分で、わたしが許容できない、と云うだけなのですが。

 ところで、わたしは近頃はエロゲのメーカーは殆ど気にしていなくて、この「レコンキスタ」のコットンソフトのこともよく知らなかったのですが、ここってあの「ねこねこ」からできたブランドらしいですね。
ねこねこには古い友人が居まして、ちょっと前、活動停止した後、その友人がどうしているのか判らなかったのですが、コットンソフトで活動しているようで安心しました。えぇ、超個人的なことですよ?

 「ナーサリー☆ライム」がお気に入りだったので個人的にはとても期待した「いつか、届く、あの空に。」は、非常に裏切られました。支離滅裂、意味不明なシナリオと展開で、とりあえずクリアするのがやっと。正直、エンターテイメント性を見出せなかったですね。

 ただ、こうやって振り返ってみても、大半は印象すら思い出せない。このブログを書く為に、去年発売されたゲームのリストをずらっと見て初めて、「そういえばこれやったっけ…」と思い出すような作品が多く、上記した個人的ベストゲームでさえ、去年や一昨年に比べたらインパクトが弱いです。

 2007年は、小粒な作品が多かったと云うのが、個人的な正直な感想ですね。

不穏な言葉

2008年1月24日 日常
 誰だよ、「爆薬 天白区」なんてキーワードでググった奴。

 先生怒らないから(呆れるけど)正直に出てきなさいw
 二つ名Makerをやってみました。

 他の方のブログを読んで、何気なくやってみたのですが、出てきた二つ名が殊の外つぼにはまったというか、ドツボにはまったというか…気に入ったので公開しますw

WaterForestさんの二つ名は…「絶望傀儡(ショットガンイミテーション)」です
http://pha22.net/name2/c/WaterForest

 次にお会いしたら、ぜひ、「絶望傀儡」とか「ショットガンイミテーション」とか呼びかけないでください。
リアルで啼きそうです。
 モーニングタイドのプレリリースでした。
 毎度の如くスタッフ参加で、朝からお仕事でしたよ。

 プレリのスタッフと云うのは、プレイヤーと違って直接新しいカードを触ってのゲーム感を確認はできませんが、シールドの土地の余り加減から、誰よりも早くその環境のカラー傾向を知ることができます。もちろん負け惜しみです。
相変わらず巨人が強くない限り赤は敬遠される傾向にあり、新環境は黒がいちばん人気のようですね。

 さて、ローウィンの時は、構築済みデックを使ったカジュアル体験会があったのですが今回は何故か構築済みデックが届かなくて、この体験会は行われなかったと云うのは、プレイヤー側のしょんぼりな訳ですが。

 ぢつは、プレイヤー諸氏が帰った後、何故か代わりに届いていたファットパック(パックやフォイル、小説などの詰め合わせボックス)を巡る、スタッフ間の熱いバトルが繰り広げられていたのです!
一部のプレイヤーにはお馴染み(?)の、あの大きな「北斗の拳トランプ」を順番に捲っていき、アミバ様を引き当てた人がファットパックをゲットすると云う無駄に熱いバトルが…
そして、うっかりJokerを引いてしまった人はその場でDQと云う恐ろしい仕掛けも…

 最初に順番決めのじゃんけん。スタッフ5人で、何故か一撃でわたしが勝ち、わたしから時計回りでドローを進めると云う流れが決まり。
おもむろにライブラリトップを捲るわたしと、おもむろに現れるジョーカー!
 そして残った4人は、ジョーカーの恐怖から解放されて、和気藹々とトランプを捲っていました…

 こんなトップデック、二度と要らないです…
 6〜8月に、日本でGPが計画されているらしいですね。
非常に楽しみですが、微妙に時期が心配ですw
 最近、与党も野党もガソリン税の暫定税率のことで一所懸命な様子ですが。

 普段からハイオクを入れている私からすれば、確かにガソリンが安くなるのは嬉しいが、税収は国家の安定に直結する事項なので、視野狭窄に陥らずに議論して欲しいです。

 寧ろ、さっさと、暫定税率を含むガソリン税に更に消費税をかけるという国家主導の税金詐欺行為を是正してくれ。
この議論の方が先ぢゃないのか!
 2008年も始まって10日以上が過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 なんだか自分自身は、「忙しいわけではないけれど休んでもいない」と云うヒジョーに中途半端な状態だったりします。

 1月2日から仕事だったことは既に書いたと思いますが、3日はそのときに書いたとおり、初詣などのイヴェントにもれなく子守がついてくる状態で非常に疲れ、4日は仕事。
5日はお休みだったのですが、昼間は年末にできなかった片付けなどをして、夜は新年会へ。6日はPTQ。7日からは通常運転で仕事開始。土曜日の今日もお仕事。

 仕事自体は、4月に着任してからかなりの部分をシステム化したことで簡単に、暇になったのですが、こうやって定期的に土曜日や祝日に出勤日が回ってくるのがいただけないですね。

 PTQは、よーさんが決勝で負けてしまい、個人的にはちと残念。身内の誰かが抜けて、ケロヨンも行く決心を固めたら、自分も観光に行こうかな、なんて考えていたのでw

 今年に入ってからのFNMも、いまひとつ勝ち切れない。先週も今週も、絶望的なマッチアップに叩きのめされているのは、デッキ選択故の宿命として、先週はそれ以外のマッチで2マッチ引き分けが情けない。FNM以外で、マジックしてないからなぁ…

 とりあえず、3月1日の、東京での遊佐未森さんのライブと、その翌週のGP静岡が今のところ楽しみな予定ですかねぇ。

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