映画「靖国」を巡って、またぞろマスコミが偏向報道をしている。
ことさら、「国会議員向けの試写会」から「各種団体の抗議による圧力」へと繋げ、最終的に「上映中止に追い込まれた」と云うシナリオをニュースとして扱っているのだが。
いや、確かに、客観的事実の一部だけを抜き出して時系列順に並べれば、この経緯も誤りではないと言えるのだが。
たまたま、この件については、世間様で騒ぎになるほんのちょっと前から、ネット上で詳しい経緯を目の当たりにしていたので、テレヴィや新聞などのいわゆる報道大手の姿勢に、疑問を抱かざるを得ないのだ。
実際のところ、ヘヴィなネット廃人でもない限り、主なニュースソースと云うものは、テレヴィや新聞だろう。たまたま目にしたそのふたつが同じ内容を報道していれば、それを真実と思い信じてしまう方が多いのではないだろうか。
しかし、情報は「編集」と云う加工工程を経て視聴者に届けられる。意図的にある情報を伝えなかったり、或いは意図的にAと云う情報とBと云う情報を何気なさを装って続けて報じるだけで、視聴者が受け止める印象をコントロールすることが可能だ。
まず、「靖国」とはどんな映画なのか。ここから始めよう。とりあえず、内容には踏み込まずに。
・それは、「独立行政法人日本芸術文化振興会」の芸術文化振興助成金が交付されている、「日本映画」である。
・監督は日本在住の中国人である。
・8人居るプロデューサーのうち、7人は中国人である。
・助成金の対象となる基準は、「商業的、宗教的、または政治的な宣伝意図を有しないもの」なのだが、助成金交付要望書を提出した最初の段階から、資料に「映画の概略には、小泉参拝をめぐり靖国の政教関係を透視する」と書かれていた。
この時点でかなりおかしな雰囲気を醸しているのだが、こういった背景をちゃんと報道したマスコミをわたしは寡聞にして知らない。
そこで、まず「助成金の支出が適切だったのかが疑問」であったために、「国会議員向けの試写会」が行われることになったのです。
また、ある国会議員が、この助成金の疑惑に関して実に適切な国会質問をしています。これも「何故か」テレヴィや新聞経由では聞こえてこなかったのですが。これはぜひとも広く知ってほしい。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/529429/
次に、では、なぜ反日映画と騒がれ、一部では某団体が街宣等をし、映画館が上映自粛に走ったのか。
ここで、伝えられている映画の内容に少し触れてみよう。「伝えられている」と云うのは、わたしが実際にこの映画を見た訳ではないからだ。
・パンフレットにキャストとして記載されている3人(菅原龍憲、高金素梅、刈谷直治)のうち、刀匠の刈谷さんを除く2名は靖国神社を相手取って訴訟中である。
・刀匠である刈谷直治さんは、「美術品として純粋に靖国刀匠、匠のドキュメンタリーを撮りたい」という若い中国人の青年の申し出に、刀をつくる自らの映像を撮影することは承諾したが、こんな映画のキャストになるとは全く知らなかったし、今もキャストになることを了承していない。
・パンフレットにのっている制服姿の青年は現役自衛官であり、靖国神社に参拝しているところを無許可で撮影をされ、無許可でこの映画に使われ、パンフレットに掲載されている。
・靖国神社の許可を得ずに、撮影が禁じられている場所や時でも撮影をした。
・映画のクライマックスで、南京事件の写真として、ねつ造と断定されたり、信憑性の怪しい写真が使われている。
…盗撮映画?
ここまで読まれた方は、マスコミの報道とは全然違う映画「靖国」騒動の姿を見たのではないだろうか。(こんなの常識だぜと云う貴方は立派なネット廃人なのでスルーしてくださいw)
「商業的、宗教的、または政治的な宣伝意図を有しないもの」と云う条件で税金を財源とする助成金を交付された映画の内容がこんなものでは、国会議員が問題視して試写を求めるのは至極当然。寧ろ、議員本来の責務と言ってもいいだろう。
キャストの3分の2までがテーマである靖国を被告とする訴訟の原告であれば、所謂右翼団体が騒ぎ立てるのは当然であろう。
わたしも最初は、それでもいろんな視点を持ちたいとの思いから是非見てみたいと思っていたが、映画どころか実は盗撮映像だったりするフィルムでは、上映しないのは寧ろ正しいのではないだろうか。上映館が、刀匠・刈谷氏やパンフに使用された自衛官から肖像権侵害で訴えられたら、どうするのか?
とあるネットでの発言から。
「こんな盗撮画像が映画になって、上映自粛が表現の自由の侵害といわれるんだったら、他のあらゆる裏ビデオなどの犯罪映像の上映も許される筈だw」
最後に、このテキストは、「何故か」マスコミが報道しない情報を列挙し、わたしの主観を綴ったものです。様々な情報を比較分析して、最終的な判断を下すのは、これを読んだ貴方です。
ことさら、「国会議員向けの試写会」から「各種団体の抗議による圧力」へと繋げ、最終的に「上映中止に追い込まれた」と云うシナリオをニュースとして扱っているのだが。
いや、確かに、客観的事実の一部だけを抜き出して時系列順に並べれば、この経緯も誤りではないと言えるのだが。
たまたま、この件については、世間様で騒ぎになるほんのちょっと前から、ネット上で詳しい経緯を目の当たりにしていたので、テレヴィや新聞などのいわゆる報道大手の姿勢に、疑問を抱かざるを得ないのだ。
実際のところ、ヘヴィなネット廃人でもない限り、主なニュースソースと云うものは、テレヴィや新聞だろう。たまたま目にしたそのふたつが同じ内容を報道していれば、それを真実と思い信じてしまう方が多いのではないだろうか。
しかし、情報は「編集」と云う加工工程を経て視聴者に届けられる。意図的にある情報を伝えなかったり、或いは意図的にAと云う情報とBと云う情報を何気なさを装って続けて報じるだけで、視聴者が受け止める印象をコントロールすることが可能だ。
まず、「靖国」とはどんな映画なのか。ここから始めよう。とりあえず、内容には踏み込まずに。
・それは、「独立行政法人日本芸術文化振興会」の芸術文化振興助成金が交付されている、「日本映画」である。
・監督は日本在住の中国人である。
・8人居るプロデューサーのうち、7人は中国人である。
・助成金の対象となる基準は、「商業的、宗教的、または政治的な宣伝意図を有しないもの」なのだが、助成金交付要望書を提出した最初の段階から、資料に「映画の概略には、小泉参拝をめぐり靖国の政教関係を透視する」と書かれていた。
この時点でかなりおかしな雰囲気を醸しているのだが、こういった背景をちゃんと報道したマスコミをわたしは寡聞にして知らない。
そこで、まず「助成金の支出が適切だったのかが疑問」であったために、「国会議員向けの試写会」が行われることになったのです。
また、ある国会議員が、この助成金の疑惑に関して実に適切な国会質問をしています。これも「何故か」テレヴィや新聞経由では聞こえてこなかったのですが。これはぜひとも広く知ってほしい。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/529429/
次に、では、なぜ反日映画と騒がれ、一部では某団体が街宣等をし、映画館が上映自粛に走ったのか。
ここで、伝えられている映画の内容に少し触れてみよう。「伝えられている」と云うのは、わたしが実際にこの映画を見た訳ではないからだ。
・パンフレットにキャストとして記載されている3人(菅原龍憲、高金素梅、刈谷直治)のうち、刀匠の刈谷さんを除く2名は靖国神社を相手取って訴訟中である。
・刀匠である刈谷直治さんは、「美術品として純粋に靖国刀匠、匠のドキュメンタリーを撮りたい」という若い中国人の青年の申し出に、刀をつくる自らの映像を撮影することは承諾したが、こんな映画のキャストになるとは全く知らなかったし、今もキャストになることを了承していない。
・パンフレットにのっている制服姿の青年は現役自衛官であり、靖国神社に参拝しているところを無許可で撮影をされ、無許可でこの映画に使われ、パンフレットに掲載されている。
・靖国神社の許可を得ずに、撮影が禁じられている場所や時でも撮影をした。
・映画のクライマックスで、南京事件の写真として、ねつ造と断定されたり、信憑性の怪しい写真が使われている。
…盗撮映画?
ここまで読まれた方は、マスコミの報道とは全然違う映画「靖国」騒動の姿を見たのではないだろうか。(こんなの常識だぜと云う貴方は立派なネット廃人なのでスルーしてくださいw)
「商業的、宗教的、または政治的な宣伝意図を有しないもの」と云う条件で税金を財源とする助成金を交付された映画の内容がこんなものでは、国会議員が問題視して試写を求めるのは至極当然。寧ろ、議員本来の責務と言ってもいいだろう。
キャストの3分の2までがテーマである靖国を被告とする訴訟の原告であれば、所謂右翼団体が騒ぎ立てるのは当然であろう。
わたしも最初は、それでもいろんな視点を持ちたいとの思いから是非見てみたいと思っていたが、映画どころか実は盗撮映像だったりするフィルムでは、上映しないのは寧ろ正しいのではないだろうか。上映館が、刀匠・刈谷氏やパンフに使用された自衛官から肖像権侵害で訴えられたら、どうするのか?
とあるネットでの発言から。
「こんな盗撮画像が映画になって、上映自粛が表現の自由の侵害といわれるんだったら、他のあらゆる裏ビデオなどの犯罪映像の上映も許される筈だw」
最後に、このテキストは、「何故か」マスコミが報道しない情報を列挙し、わたしの主観を綴ったものです。様々な情報を比較分析して、最終的な判断を下すのは、これを読んだ貴方です。
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