昨日と同じく、午前7時半頃宿を出てタクシーにて会場入り。
 今日の最初のお仕事は、昨日のアマチュアチャレンジの続きなので、9時半迄に会場入りすればいいとは言ってもらっていたが、友人にヴィンテージのデックを貸したり、バイヤーとカードの値段交渉をしたりと、それなりにやりたいことがあったのでみんなと同じ時間で動く。

 朝のうちは個人的なスタックを解決しつつ、9時半からお仕事開始。まず、トップ4の再デッキチェックからスタート。なにせ、ひと晩持ち帰ってもらっているので、必要不可欠。で、10時から準決勝。11時前には決勝と、順調に消化できる。トップ4どころか、トップ8でもそれぞれデックのアーキタイプが違い、如何に今のスタンダード環境が豊饒かと嬉しくなる。
優勝は、ドラゴンストーム。やはり、デックのポテンシャルは高い。そして、つくづく、スタンダードは関東が強い。
トップ8デックリストは、どうなったのかな。私の手元は離れています。サイドボードに届いていなければ、そのまま公開されないかも。

 これが終了すると、ヴィンテージの受付が始まっていました。そして、私は、念願かなって(?)ヴィンテージのヘッドジャッジもやらせてもらいました。
こちらは、既にお仕事なんかぢゃない。純粋に、お楽しみです。
 そして、今だから明かされる新事実。ヴィンテージの優勝商品は、アンリミテッドからレジェンドまでの総ての特殊地形セットと云うことでしたが、実は、スポンサーであるバイヤーが、このセットを持ってくるのを忘れてしまっていました。で、優勝者にはふたつの選択肢が示されることになっていました。
ひとつめは、予定通り特殊地形セットを後日郵送。
ふたつめは、《Black Lotus(α)》。

 私とアラジン氏の、既に国内では知られたエターナルジャッジコンビ(?)に、本戦組からEric氏にも手伝ってもらい、ジャッジ3人体制と云う、昨日に比べれば遥かに恵まれた体制で、46人参加のヴィンテージはスタートしました。
 デッキチェック関係と、本部との連絡役をアラジン氏に任せ、エリック氏にはフロアと英語アナウンスを任せ、私は時々オラクルを参照しながら本来のヘッドジャッジらしい仕事をしながら、たっぷり楽しみましたとも。
エリック氏が、さすがPT本戦ジャッジで遠征してくるだけあって、とてもいい仕事ぶりで、更にヴィンテージ大好きな匂いがぷんぷんするw
時々プレイしている隣に座り込んでは、じっくりと展開を見ていたり。

 まぁ、スイスラウンド6回戦のみで終わらせるつもりだったのに、優勝商品が高価なのでプレイオフをするべきだと、WotCに強く言われてしまったために、急遽プレイオフも行われることになるなどの裏話もありつつ。
確かに、RELは競技レベルだし、デッキチェックも必須だしと納得してみたり。

 フランス人プレイヤー達がふたり、《衝動/Impulse》の後にデックをシャッフルしてしまったり、他にも、《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》をスペルキャストのマナコストの為に起動させるプレイヤーが居たり、《行き詰まり/Standstill》の誘発に対して《もみ消し/Stifle》を撃ってしまい、再度誘発されてしょんぼりなプレイヤーが居たり、私が知っている間でも2ラウンドの間に1キル2回、2キル1回とブン回ってみせたプレイヤーが居たり。まぁ素直に言えばおもしろ過ぎな、素敵な時間でした。
深刻なトラブルもなく、普通に予定時間通りにラウンドも解消でき、私は「今日は仕事していない、純粋に楽しんでる」と公言していたものです。
 我々スタッフも3ラウンドに1回はゆっくりと休憩を取ることができ、本来の予定である夜9時には間に合いませんでしたが、9時半には決勝まで終えることができました。
まぁそれでも、他のスタッフの休憩を最優先したため、自分の昼休憩が午後3時頃で、その時には既に、バックヤードにも、チキン屋にも食べ物がなく、コンビニに走ってもおにぎりもサンドウィッチも売り切れと云う酷いいぢめを受けましたがw
決勝では、今まで見たこともない、1本目8マリガン、2本目4マリガンと云うサプライズも見ることもできましたがね…

 そして、優勝商品について更にサプライズが。スポンサーのバイヤー、かなり儲けたのか、選択肢のひとつが《Black Lotus(α)》の筈が、《Black Lotus(β)》に。そして、躊躇なくこの黒蓮を選択する優勝者のフランス人クレマン氏。(噂によると、AMCにふらっと現れたらしいですね)
最初、選べる蓮がα版と聞いていた時は、他のスタッフと「秒で特殊地形セットを選択するよね」とか話していましたが、さすがにβ版では話が違うよ。白枠を既に2枚持っている私でも、この2択なら悩みますもん。

 このヴィンテージのデックリストは、盟友であるアラジン氏のブログ、CDCの日記にアップされていますので、よろしければそちらを存分にお楽しみください。

 そして総てのイヴェントが終わった後、お楽しみのジャッジディナーへ。PT本戦組は先発だったので、ヴィンテージを手伝ってくれたエリック氏とはいっしょに呑めなくて残念だったのですが、お店で挨拶と、ちょっとおしゃべりはできました。決勝の10マリガンネタはさすがに笑っていましたが、「いっしょにやれて楽しかった」と言ってもらい、とても嬉しかったです。
あと、アンディ・ヘクト氏。神戸の時にお世話になったのですが、私の顔を覚えていてくれ、これも嬉しかったですね。先にお店を出るアンディ氏とエリック氏とハグして別れ、テンション最高潮。

 焼肉で大騒ぎして、いろんなおしゃべりをして。自分も含めてだけど、こいつら本当にマジックとイヴェントが大好きなんだな、なんて感心して、PT横浜は終わりました。

 ホテル近くで8人で恒例のじゃんけんをしてタダでアイスを食べ、ホテルロビーで更に1時間ほど話し込んで、今回は解散。
次は、日本選手権かな。

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