ぶるーのーと

2005年6月8日 音楽
 「Blue Note」と云うライブハウスが大のお気に入りです。お気に入りですなんて、声を大にして言えるほど通っていないのですけれど。いや、通えないのですけれど。そんなにお金、ないですもん。

 今日は、ギルバート・オサリバン氏のライブに行って来ました。あまり知られていない人ですけれど、「アローン・アゲイン」や「トゥモロウ・トゥデイ」なんかは、ドラマなどでも使われていたので、馴染みがある方もいらっしゃるかも。

 私は彼の曲を高校生の頃に初めて聴いて、それ以来20年近くお気に入りで聴き続けています。

 ブルーノートの魅力は、ステージとシートの距離の近さです。なので、8時半会場のセカンドステージの為に、6時少し過ぎには会場に行って並びましたよ。絶対に最前列で見るんだ、って想ってね。
だって、去年4月のダイアナ・キングの時には、あまりに席が近くて、ライブ終了時には彼女本人とハイタッチができちゃったんだから。今回も、あわよくば少しぐらいお喋りができるかな、なんて期待して。

 で、会場入りしたら、先に階段に座っている外国人の方がひとり、しきりに何か手紙のようなものを書いていました。それをちらと見たら英語だったので、とりあえず話しかけてみました。
「セカンドステージの為に並んでいるのですか?」と。そうしたら、「もちろんそうだ、キミもか?」なんて聞き返されたので、「そうです、20年ぐらいファンやってますから」って答えたのですよ。そうしたら、いきなり言われてしまいました。「20年、短いね。オレは35年だ」ってね。「35年前は、私は0歳だよ」って答えたら、笑っていましたが。
 まぁ、何と云うか、MTGのおかげで英語での会話にある程度慣れてきたことで、ライブ前にこんなちょっとした愉しみもありましたということで。

 さて、ライブそのものは、狙い通り最前列で、その息遣いさえも感じられるところで観てきました。本当に、歌うことを心から愉しんでいるような感じで、独特の、目を閉じたままキーボードを叩くように弾いて歌う様子は、とても気持ちのいいものでした。最後の「ゲット・ダウン」と云う曲では、もうお調子にノッてキーボードの上に登って歌うまで。

 とても素敵な時間が過ごせました。

 7月頭には、大御所、ロバータ・フラック女史も来るのですよね。どうしても行きたいけれど、お財布事情がなぁ。

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