失望

2004年11月4日 エッセイ
よし君様、K沢様、リンクありがとうございます。

 かつて、これほど世界中から注目を集めた選挙はなかったと想う。勿論、USAの大統領選挙のことだ。

 アメリカがこれから先も、世界の中心で自分の権利だけを叫ぶのか、多少は反省をして見せるのか、個人的にも大きな関心を持って見ていたのですが。
 どうやらアメリカ人っていうのは、莫迦のほうが多かったようで。

 だいたい、何が性質が悪いって、アメリカ人どもは自分たちの大統領を選んでいるつもりで、しかもその認識は正しいのだが、選ばれる方は時として世界の支配権を握ったつもりになってしまうことでして。今回のヤツなんて、その典型ですよね。ヤツの幼稚な、現代社会を西部劇の舞台と勘違いしているかのような言動が、それを如実に物語っている。

 それでも多くのアメリカ人が、実は自分たちが世界中から憎まれていることに気付きつつあって、その表れとして今回の選挙が、前回に匹敵するような大接戦になったことには多少の意味を求めたい。
これも、問題は、ブッシュジュニアが国民の半数近くが自分を拒否したことを真剣に受け止めるかどうかにかかっているのですが。

 都市部ではケリー氏が圧勝、田舎でブッシュが票を稼いだと云う図式が成り立っており、そりゃ当然殆どの西欧諸国と上手くいかない訳だよなぁ、とか想ってみたり。

 とりあえず、ブッシュジュニアを、どうしようもなく嫌いな私としては、この文章はただの恨み節だったりします。

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